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学びのイノベーション
本体4,500円+税
ISBN 9784750344003
判型・ページ数 A5・336ページ
出版年月日 2016/09/22

学びのイノベーション

21世紀型学習の創発モデル

21世紀の知識基盤型社会には、どのようなスキルやコンピテンシー、学習の質が求められるのか? 学習科学研究の知見や、OECD諸国におけるオルターナティブ・スクール等の先進的な事例から、イノベーティブで創造的な「新しい学び」を模索する。

 日本語版刊行によせて
 序文
 謝辞
 概要

第1章 イノベーティブな学習環境の模索
――フランシスコ・ベナビデス/ハナ・デュモン/デイビッド・イスタンス
 第1節 序論
 第2節 なぜ新しい学習アプローチと学習環境を模索するのか
  2.1 コンピテンスとPISA:広範にわたる一連のコンピテンスに基づくさらなる学習の成功についての議論
  2.2 学習科学と現代の社会と経済:変革のための議論
  2.3 組織としての学校:脆弱なナレッジマネジメントとイノベーション能力
 第3節 学習環境を再デザインするための各種のアプローチ
  3.1 学習科学研究に基づくアプローチ
  3.2 学習モデルとアプローチを比較する
  3.3 「オルターナティブ・スクール教育」が提供する教訓
  3.4 実践のインスピレーション
  3.5 具体的なイノベーション事例
 第4節 遠大な変革のための改革は可能か
  4.1 リジリエンスとしての柔軟性
  4.2 教育に焦点化された改革的学習とイノベーション主導の改革

第2章 学習を最適化するということ:学習科学研究の意味
――R. キース・ソーヤー
 第1節 序論
 第2節 学校教育の標準モデル
 第3節 イノベーション経済へのシフト
 第4節 学習科学の重要な知見
  4.1 より深い概念理解の重要性
  4.2 教授に加え学習にも集中する
  4.3 既有知識を基にする
  4.4 省察
  4.5 足場かけ学習
 第5節 学習科学からのデザイン原理
  5.1 カスタマイズされた学習
  5.2 多様な知識ソース
  5.3 分散型の知識
  5.4 カリキュラム
  5.5 教師の役割
  5.6 アセスメント
 第6節 学習科学と学習の代替モデル
 第7節 結論

第3章 研究に基づくイノベーションに向けて
――カール・ベライター/マルレーネ・スカーダマリア
 はじめに
 第1節 教育実践の5つの次元
  1.1 直接伝達の程度:教示から認識のエージェンシーまで
  1.2 「アイデア」対「アクティビティ」の重視
  1.3 「個人」対「コミュニティ」の重視
  1.4 「デザインモード」対「信念モード」
  1.5 外的制約への適応調整
 第2節 学習モデルとアプローチの比較
 付録3.A.1 教育モデルと学習へのアプローチ

第4章 オルターナティブ教育の貢献
――アン・スリウカ
 第1節 オルターナティブ教育:崩れた風景
 第2節 オルターナティブ・スクールのグローバル・ネットワーク
 第3節 オルターナティブ教育の学習文化を理解する
  3.1 学習者の概念
  3.2 学習環境
  3.3 教師の役割
  3.4 カリキュラムと学習の内容
  3.5 アセスメントの機能と文化
 第4節 学習科学における最近の研究を考慮するオルターナティブ教育

第5章 状況に埋め込まれたペダゴジー、カリキュラムジャスティス、民主主義の教授学習
――マー・ロドリゲス=ロメロ
 はじめに
 第1節 状況に埋め込まれたペダゴジー
 第2節 カリキュラムジャスティス
 第3節 民主主義の教授学習
 第4節 コミュニティ構築と教育プロフェッショナル
 第5節 結論

第6章 学習環境の構築:メキシコの予備的フェーズからの教訓
――フワン・カッサスス/マリア・デ・イバッラ/リリア・ペレス=フランコ/フアナ・M.サンチョギル/マルチェラ・トーヴァー=ゴメス/マルガリータ・ソリーリャ
 はじめに
 第1節 適切な教育の構築:達成されないタスク
 第2節 原動力としてのニーズと感情
 第3節 有意義な学習モデルの構築
 第4節 変革への道筋の発見
 第5節 適切な教育レスポンスを模索する
 第6節 フィールドから築いた改革

第7章 どうすればイノベーションが現場でうまく機能するか
――マリア・セシリア・フィエロ=エバンス
 第1節 マネジメントのプロセスとしてのイノベーション
 第2節 イノベーションの特徴:介入モデルの構築
  2.1 デザインと成長の経路
  2.2 担い手と変革プロセス
  2.3 介入のタイプ
 第3節 メキシコの事例の出発点と実施において見出される強み
 第4節 イノベーションの目標と行動空間:担い手と政治的プロセス
  4.1 提案の論拠と正当性
  4.2 政治的状況:意志と現実
 第5節 意思決定する様々なアクターやコンフリクト・マネジメントのための現実空間
  5.1 目的と内容と意思決定の一貫性
 第6節 イノベーションを育む態度

第8章 イノベーションのダイナミクス:なぜ生き残り、何が機能させるのか
――イネス・アグエロンド
 はじめに
 第1節 現存するプレッシャー
 第2節 イノベーションを求める不均衡(あるいは「機会の窓」)
  2.1 構造の条件
  2.2 現状の条件
 第3節 提案・準備・参加の進展
 第4節 政治的・文化的な実現可能性
 第5節 知識の実現可能性
  5.1 科学的・専門的な次元
  5.2 組織的・管理的な次元
 第6節 具体的な実現可能性と利用可能なリソース
 第7節 一般文脈と背景の役割
 第8節 行為の道筋の可能性
 第9節 統合整理のプロセス
  9.1 イノベーションに適切な社会的雰囲気
  9.2 イノベーションの進展における柔軟性
 第10節 イノベーションの機能性
 第11節 開かれた道(持続可能性)
  11.1 文脈における変革への対応とルーチン開始の回避
  11.2 制度化のプレッシャーへの反応
  11.3 拡張の挑戦
 第12節 新しいパラダイム:構築中
 第13節 管理運営の組織
 第14節 一般化に向けた推移(あるいは「2つの論理」の悪循環)

第9章 オープン型の学習:システムを推進力とした教育イノベーション
――トム・ベントレー
 第1節 序論
 第2節 複合的な次元
 第3節 人的資本を創造する:学校教育のための新しいグローバル・ナラティヴ
 第4節 官僚主義的パラダイムの支配
 第5節 なぜ官僚主義的モデルはそれほど反発力があるのか
 第6節 自由化と専門化:高まる需要への対応
 第7節 協働を通じたイノベーション:オープン型システムからの学習

付録A メキシコの4つの事例研究の概要
 事例研究1 セロ・デル・ジュディオ・フレンドシップ・センター
 事例研究2 普通教育サポートサービス・ユニットNo.8(USAER8)
 事例研究3 移民のためのインテリジェント・クラスルーム
 事例研究4 アユーク・ポリヴァレント統合コミュニティ高校(BICAP)

 監訳者あとがき

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