ホーム > テュルクを知るための61章
テュルクを知るための61章
本体2,000円+税
ISBN 9784750343969
判型・ページ数 4-6・392ページ
出版年月日 2016/08/20

テュルクを知るための61章

ユーラシア大陸を舞台に、歴史上活躍してきたテュルク(トルコ)民族。現在も広範な地域に分布して暮らす彼らを、その起源から、言語・文学、世界史上で果たした役割や日本とのかかわりを説明するとともに、包括的に紹介する初めての入門書。

 

【執筆者一覧】

赤坂恒明(あかさか つねあき)
内蒙古大学蒙古学研究中心専職研究員。早稲田大学・東海大学・聖学院大学・千葉大学・埼玉学院大学・玉川大学非常勤講師
【主要著作】
「『集史』第一巻「モンゴル史」校訂におけるアラビア語版写本 Ayasofya 3034 の価値」(『歐亞學刊〔國際版〕』新1輯〔総第11輯〕、北京、2011年)、「モンゴル帝国期におけるアス人の移動について」(塚田誠之編『中国国境地域の移動と交流――近現代中国の南と北』有志舎、2010年)、『ジュチ裔諸政権史の研究』(風間書房、2005年)。

秋山徹(あきやま てつ)
早稲田大学イスラーム地域研究機構次席研究員。
【主要著作】
『遊牧英雄とロシア帝国――あるクルグズ首領の軌跡』(東京大学出版会、2016年)、“Why Was Russian Direct Rule over Kyrgyz Nomads Dependent on Tribal Chieftains “Manaps”?” Cahiers du monde russe, vol.56(4), 2015.;「混成村落の成立にみる20世紀初頭のクルグズ-ロシア関係」(『日本中央アジア学会報』第8号、2012年)。

新井政美(あらい まさみ)
東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。
【主要著作】
『憲法誕生――明治日本とオスマン帝国 二つの近代』(河出書房新社、2015年)、『オスマン帝国はなぜ崩壊したのか』(青土社、2009年)、『トルコ近現代史――イスラム国家から国民国家へ』(みすず書房、2001年)。

石川真作(いしかわ しんさく)
東北学院大学准教授。
【主要著作】
「ドイツにおけるイスラーム運動と教育――ヒズメット運動による教育への取り組み」(『白山人類学』19、2016年)、『ドイツ在住トルコ系移民の文化と地域社会――社会的統合に関する文化人類学的研究』(立教大学出版会、2012年)、『周縁から照射するEU社会――移民・マイノリティとシティズンシップの人類学』(共編著、世界思想社、2012年)。

磯貝真澄(いそがい ますみ)
京都外国語大学外国語学部非常勤講師。
【主要著作】
「19世紀後半ロシア帝国ヴォルガ・ウラル地域のムスリムの遺産分割争い――オレンブルグ・ムスリム宗務協議会による「裁判」とイスラーム法」(『東洋史研究』74巻2号、2015年)、「ヴォルガ・ウラル地域におけるムスリムの遺産分割――その制度と事例」(堀川徹・大江泰一郎・磯貝健一編『シャリーアとロシア帝国――近代中央ユーラシアの法と社会』臨川書店、2014年)、「19世紀後半ロシア帝国ヴォルガ・ウラル地域のマドラサ教育」(『西南アジア研究』76号、2012年)。

稲葉穣(いなば みのる)
京都大学人文科学研究所教授。
【主要著作】
“From Caojuzha to Ghazna / Ghaznn: Early Madieval Chinese and Muslim Descriptions of Eastern Afghanistan,” Journal of Asian History 49, 2015.; “A Venture on the Frontier: Alptegin's Conquest of Ghazna and its Sequel,” A. C. S. Peacock & D. G. Tor (eds.), Medieval Central Asia and the Persianate World, London: I.B.Tauris, 2015.; 『統治の書』〔イスラーム原典叢書〕(ニザーム・アルムルク著、井谷鋼造との共訳、岩波書店、2015年)。

小笠原弘幸(おがさわら ひろゆき)
九州大学人文科学研究院准教授。
【主要著作】
『イスラーム世界における王朝起源論の生成と変容――古典期オスマン帝国の系譜伝承をめぐって』(刀水書房、2014年)、「トルコ共和国公定歴史学における「過去」の再構成――高校用教科書『歴史』(1931年刊)の位置づけ」(『東洋文化』第91号、2011年)、「オスマン朝における歴史叙述のなかのモンゴル像」(『イスラム世界』第71号、2008年)。

小野亮介(おの りょうすけ)
慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程。
【主要著作】
“Zeki Velidi Togan'in Viyana'daki Ilk Gunleri (1932-1933): Aurel Stein Paper'a Gore Togan'in I. Turk Tarih Kongresi'ne Bakisi ve Sonraki Ilmi Calisma Planlari,” Krkambar 2013 C.1 (2016); 『亡命者の二〇世紀――書簡が語る中央アジアからトルコへの道』〔ブックレット《アジアを学ぼう》37〕(風響社、2015年)、「『新トルキスタン』誌におけるゼキ・ヴェリディ・トガンの文化観とその背景」(『史学』84巻1~4号、2015年)。

川口司(かわぐち たくし)
藤女子大学文学部講師。
【主要著作】
“Rethinking the Political System of Jochid,” Acta Orientalia Academiae Scientiarium Hungaricae, vol.69 (2), 2016.;『ティムール帝国』〔講談社選書メチエ570〕(講談社、2014年)、「ティムールの冬営地と帝国統治・首都圏」(『史学雑誌』第122編第10号、2013年)。

小松久男(こまつ ひさお) ※編著者紹介を参照。

近藤信彰(こんどう のぶあき)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。
【主要著作】
KONDO Nobuaki (ed.), Mapping Safavid Iran, Research Institute Language and Culture Asia and Africa, 2015.;「アフガニスタンの司法改革――イスラーム法裁判制度を中心に」(堀川徹、大江泰一郎、磯貝健一編『シャリーアとロシア帝国――近代中央ユーラシアの法と社会』臨川書店、2014年)、“Between Tehran and Sultaniyya: Early Qajar Rulers and their Itinerates,” Turko Mongol Rulers, Cities and City Life, Brill, 2013.

坂井弘紀(さかい ひろき)
和光大学表現学部教授。
【主要著作】
『アルパムス・バトゥル――テュルク諸民族英雄叙事詩』〔平凡社東洋文庫862〕(翻訳・解説、平凡社、2015年)、「英雄叙事詩の伝える記憶」(塩川伸明・小松久男・沼野充義編『ユーラシア世界3 記憶とユートピア』東京大学出版会、2012年)、『ウラル・バトゥル――バシュコルト英雄叙事詩』〔平凡社東洋文庫814〕(翻訳・解説、平凡社、2011年)。

塩谷哲史(しおや あきふみ)
筑波大学人文社会系助教。
【主要著作】
「ヒヴァ・ハン国と企業家――イチャン・カラ博物館の一勅令を手がかりに」(堀川徹、大江泰一郎、磯貝健一編『シャリーアとロシア帝国――近代中央ユーラシアの法と社会』臨川書店、2014年)、『中央アジア灌漑史序説――ラウザーン運河とヒヴァ・ハン国の興亡』(風響社、2014年)、“Who Should Manage the Water of the Amu-Darya?: Controversy over Irrigation Concessions between Russia and Khiva, 1913-1914,” P. Sartori (ed.), Explorations in the Social History of Modern Central Asia (19th - Early 20th Century), Leiden: Brill, 2013.

島田志津夫(しまだ しずお)
東京外国語大学大学院総合国際学研究院特任講師。
【主要著作】
adr al-Dn Ayn, Bukhr inqilbning tarkh, SHIMADA Shizuo and Sharifa TOSHEVA (eds.), Tokyo: Department of Islamic Area Studies, Center for Evolving Humanities, The University of Tokyo, 2010.

清水宏祐(しみず こうすけ)
九州大学名誉教授。
【主要著作】
「再び『宰相たちの歴史』について――写本と刊本の間」(『史淵』147、2012年)、『イスラーム農書の世界』〔世界史リブレット85〕(山川出版社、2010年)、「イラン世界の変容」(永田雄三編『西アジア史Ⅱ イラン・トルコ』〔新版世界各国史9〕山川出版社、2002年)。

清水由里子(しみず ゆりこ)
中央大学文学部兼任講師。
【主要著作】
SHIMIZU Yuriko (ed.), The Autograph Manuscript of Muhammad Amn Bughra's Sharqi Turkistan Tarikhi, Vol. I-II, TIAS: Department of Islamic Area Studies, Center for Evolving Humanities, Graduate School of Humanities and Sociology, The University of Tokyo, 2014 (Vol. II), 2016 (Vol. I).;「『新生活』紙にみる「ウイグル」民族意識再考」(『中央大学アジア史研究』35、2011年)、「カシュガルにおけるウイグル人の教育運動(1934~37年)」(『内陸アジア史研究』22、2007年)。

菅原睦(すがはら むつみ)
東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。
【主要著作】
“Kutadgu Bilig'in Herat (Viyana) nushasi ve XV. yuzyil Turk dili.” In: Musa Duman (ed.), Dogumunun 990. Yilinda Yusuf Has Hacib ve Eseri Kutadgu Bilig Bildirileri, 26-27 Ekim 2009, Ankara: Turk Dil Kurumu 2011.;「中央アジアにおけるテュルク語文学の発展とペルシア語」(森本一夫編著『ペルシア語が結んだ世界――もうひとつのユーラシア史』北海道大学出版会、2009年)、『ウイグル文字本『聖者伝』の研究 Ⅰ/Ⅱ』(神戸市看護大学2007/2008年)。

鈴木宏節(すずき こうせつ)
青山学院女子短期大学現代教養学科助教。
【主要著作】
「三十姓突厥の出現――突厥第二可汗国をめぐる北アジア情勢」(『史学雑誌』第115編第10号、2006年)、「唐代漠南における突厥可汗国の復興と展開」(『東洋史研究』第70巻第1号、2011年)、「突厥碑文から見るトルコ人とソグド人」(森部豊編『ソグド人と東ユーラシア文化交渉』〔アジア遊学175〕、勉誠出版、2014年)。

永田雄三(ながた ゆうぞう)
東洋文庫研究部研究員。
【主要著作】
『前近代トルコの地方名士――カラオスマンオウル家の研究』(刀水書房、2009年)、『成熟のイスラーム社会』〔世界の歴史15〕(羽田正との共著、中央公論社、1998年、2008年文庫化)、『中東現代史Ⅰ トルコ・イラン・アフガニスタン』〔世界現代史11〕(加賀谷寛、勝藤猛との共著、山川出版社、1982年)。

長縄宣博(ながなわ のりひろ)
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター准教授。
【主要著作】
『北西ユーラシアの歴史空間――前近代ロシアと周辺世界』〔スラブ・ユーラシア叢書12〕(小澤実との共編著、北海道大学出版会、2016年)、『越境者たちのユーラシア』〔シリーズ・ユーラシア地域大国論5〕(山根聡との共編著、ミネルヴァ書房、2015年)、 Volgo-Ural'skii region v imperskom prostranstve: XVIII-XX vv. (共編、Moscow: Vostochnaia Literatura, 2011).

野田仁(のだ じん)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所准教授。
【主要著作】
The Kazakh Khanates between the Russian and Qing Empires: Central Eurasian International Relations during the Eighteenth and Nineteenth Centuries, Brill, 2016.;『中国新疆のムスリム史――教育、民族、言語』(編著、早稲田大学アジア・ムスリム研究所、2014年)、「日本から中央アジアへのまなざし――近代新疆と日露関係」(『イスラーム地域研究ジャーナル』6巻、2014年)。

濱田正美(はまだ まさみ)
龍谷大学文学部特別任用教授。
【主要著作】
“Gisant aux pieds des saints: les souverains et leurs intercesseurs en Asie centrale medievale,” in A. Caiozzo (ed.), Mythes, rites et emotions, Les funerailles le long de la Route de la soie, Honor Champion, 2016.;「政治思想研究――スィヤーセト・ナーメと歴史書」(東長靖編『オスマン朝思想文化研究――思想家と著作』京都大学イスラーム地域研究センター、2012年)、“Le coran chez Tursun Beg,” Eurasian Studies, 2010 (VIII).

濱本真実(はまもと まみ)
日本学術振興会 特別研究員(東洋文庫)。
【主要著作】
『共生のイスラーム――ロシアの正教徒とムスリム』〔イスラームを知る5〕(山川出版社、2011年)、『「聖なるロシア」のイスラーム――17-18世紀タタール人の正教改宗』(東京大学出版会、2009年)。

林俊雄(はやし としお)
創価大学文学部教授。
【主要著作】
『遊牧国家の誕生』〔世界史リブレット98〕(山川出版社、2009年)、『スキタイと匈奴――遊牧の文明』〔興亡の世界史2〕(講談社、2007年)、『ユーラシアの石人』〔ユーラシア考古学選書〕(雄山閣、2005年)。

松長昭(まつなが あきら)
笹川平和財団特任研究員。
【主要著作】
『在日タタール人――歴史に翻弄されたイスラーム教徒』(東洋書店、2009年)、『簡明日本語アゼルバイジャン語・アゼルバイジャン語日本語辞典』(国際語学社、2009年)、『アゼルバイジャン語文法入門』(大学書林、1999年)。

三浦徹(みうら とおる)
お茶の水女子大学基幹研究院人文科学系教授。
【主要著作】
『イスラーム世界の歴史的展開』(放送大学教育振興会、2011年)、『イスラームの都市世界』〔世界史リブレット16〕(山川出版社、1997年)。

三沢伸生(みさわ のぶお)
東洋大学社会学部教授。
【主要著作】
Ali Merthan Dndar & Nobuo Misawa (eds.), Books in Tatar-Turkish printed by Tokyo'da Matbaa-i Islamiye (1930-38) [DVD ed. Ver. 1], Toyo University, 2010.; Nobuo Misawa, Turk-Japon ticaret iliskieleri, Istanbul Ticaret OdasI, 2011.; Nobuo Misawa (ed.), Tatar exiles and Japan, Toyo University, 2012.

山下宗久(やました むねひさ)
和光大学非常勤講師。
【主要著作】
「叙事詩の復興を目指して――東シベリアのサハ共和国での取り組みと課題」(『叙事詩の学際的研究』〔科研報告書〕、2001年)、「祈祷から見たサハ(ヤクート)の馬乳酒祭り」(『シベリア狩猟・牧畜民の生き残り戦略の研究』〔科研報告書〕、2000年)、「英雄叙事詩における英雄とは――サハ(ヤクート)の英雄叙事詩を考察して」(『口承文藝研究』第22号、1999年)。

 はじめに


Ⅰ 記憶と系譜そして信仰

第1章 狼とテュルク――「蒼き狼」の伝説
第2章 オグズ・カガン説話――テュルクの伝説的君主
第3章 テュルクの系譜――仮想構築された親族関係の体系
第4章 オスマン朝におけるテュルクの系譜――オグズ伝承から「系譜書」へ
第5章 シャマニズムとテングリ信仰――テュルクの基層文化
第6章 祖先崇拝から妖怪まで――目には見えない世界から
第7章 仏教・マニ教・キリスト教――イスラーム化以前の宗教受容
 【コラム1】ユダヤ教徒のテュルク――クリムチャクとカライム
第8章 イスラームの受容――改宗の政治的要因


Ⅱ 文学と言語

第9章 英雄叙事詩――テュルクの口承文芸
第10章 アルパムス・バトゥル――ユーラシアを翔るヒーロー
第11章 チョラ・バトゥル――カザン陥落と悲劇のヒーロー
第12章 クタドゥグ・ビリグ――テュルク・イスラーム文学の始まり
第13章 テュルク諸語の分類――系統樹モデルを越えて
第14章 カーシュガリーの『テュルク諸語集成』――最古の「テュルク学」
第15章 オスマン語とチャガタイ語――テュルク・イスラーム世界東西の文章語
第16章 テュルク語とペルシア語――二つの言語の蜜月
 【コラム2】ナスレッディン・ホジャ


Ⅲ テュルク系の諸民族

第17章 アゼルバイジャン人(アゼリー人)――シーア派が多数派
第18章 ウイグル人――中国最大のテュルク系民族
第19章 ウズベク人――多様性と共存
第20章 カザフ人――遊牧政権から中央アジア地域大国へ
 【コラム3】カラカルパク人――移住の歴史と豊かな口承文芸
第21章 キルギス人(クルグズ人)――中央アジアの山岳遊牧民
第22章 タタール人――ロシア人の身近な他者
第23章 クリミア・タタール人――故郷の喪失から生まれた民族
 【コラム4】リトアニアのタタール人、リプカ・タタール
第24章 トルクメン人――尚武の民
第25章 トルコ人――「帝国」から「国民国家」へ
 【コラム5】ヨーロッパにおけるテュルク――オールドカマー・ムスリムへの移行
第26章 バシキール人――南ウラルの勇者
第27章 トゥバ人――喉歌で世界を魅了するチベット仏教徒のテュルク
第28章 サハ人(ヤクート人)――テュルク最北東端の民族
 【コラム6】日本領南樺太のサハ人――D・ヴィノクロフとイワン・ペトロフ一家
第29章 チュヴァシ人とガガウズ人――ヨーロッパにおけるキリスト教徒のテュルク
 【コラム7】エニセイ・キルギスの後裔とシベリアのテュルク化した民族


Ⅳ 世界史のなかのテュルク

第30章 漢文史料に見えるテュルク――高車の登場
第31章 ビザンツ史料に見えるテュルク――テュルクの外交感覚
第32章 古代遊牧帝国――突厥の出現
第33章 ウイグルの興亡――遊牧帝国の変化
 【コラム8】ヴォルガの雄――ブルガルの盛衰
第34章 トルキスタンの成立――遊牧民と定住民の融合
第35章 トゥルシュカ――インドのテュルク
 【コラム9】カリフを守るテュルク――中央アジアから来た騎馬兵
第36章 テュルク対ビザンツ――マラーズギルトの戦い
第37章 エジプトのテュルク――マムルーク朝
第38章 モンゴル帝国とテュルク――テュルク世界の拡大に果たした役割
第39章 テュルクとロシア――「韃靼人の踊り」と「タタールのくびき」
第40章 ティムール朝の興亡――中央アジアと西アジアの統合
 【コラム10】ムガル朝――インドにおけるティムール朝
第41章 コンスタンティノープルの征服――地中海と黒海の覇者テュルク
第42章 ウィーン包囲の衝撃――テュルクとヨーロッパ
第43章 イラン史のなかのテュルク――共存と交錯
第44章 ロシア革命とテュルク――自治の夢とその後
第45章 アタテュルク――蒼き狼


Ⅴ イデオロギーと政治

第46章 ガスプリンスキー――ロシア的教養を身につけたテュルク系ムスリム知識人
第47章 テュルクかタタールか――民族のかたちをめぐる政治
第48章 トガン――東洋学と民族運動
第49章 汎テュルク主義(汎トルコ主義)――「帝国」との関わりのなかで
第50章 トルコにおける民族史の構想――トルコ史テーゼ
第51章 汎トゥラン主義――ユーラシアにまたがる遙かな理想
 【コラム11】民族主義者行動党(MHP)
第52章 テュルク系サミット――テュルク系諸国の国際関係


Ⅵ テュルク学――テュルクの歴史・言語・文化に関する研究

第53章 ロシア――テュルク学発祥の地
第54章 フランス――外交政策と学術
第55章 トルコ――国学としての歴史学
第56章 ハンガリー――西遷騎馬遊牧民の終着点のテュルク学
第57章 日本――先達をふりかえる


Ⅶ テュルク世界と日本

第58章 戦前日本の大陸政策とテュルク――アジア主義との関係
第59章 在日タタール人――転遷の歴史
 【コラム12】ヨーグルトと煎餅
第60章 日本で活躍したテュルク――在日トルコ・タタール人の戦後
 【コラム13】日本人ファンの心をつかんだショル人ボクサー――勇利アルバチャコフ
第61章 現代日本に見られるテュルクの表象――イメージか?現実か?

 テュルクを知るための参考文献

同じジャンルの本

このページのトップへ