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アイスランド・グリーンランド・北極を知るための65章
本体2,000円+税
ISBN 9784750343082
判型・ページ数 4-6・456ページ
出版年月日 2016/03/20

アイスランド・グリーンランド・北極を知るための65章

北大西洋北縁の世界は、今でこそメディアに登場するようになったものの、その全体像はまだあまり知られていない。自然環境や神話といったお馴染みのテーマはもちろん、歴史、社会事情、日本との関わりにいたるまで様々な面を網羅した画期的な「極北」案内。

 

【執筆者紹介】

池田 弘(いけだ・ひろし)
公益財団法人札幌国際プラザ 多文化交流部 渉外・交流担当部長

石橋悠人(いしばし・ゆうと)
新潟大学大学院現代社会文化研究科准教授
専攻:西洋史学
主な著書・論文:“In Pursuit of Accurate Timekeeping: Liverpool and Victorian Electrical Horology,”Annals of Science, vol. 71, 2014,「探検・科学『未知なる世界』を目指して」(金澤周作編『海のイギリス史』昭和堂、2013年)、『経度の発見と大英帝国』(三重大学出版会、2010年)。

伊藤 盡(いとう・つくす)
信州大学人文学部准教授
専攻:英語史、中世英語、北欧語文献学
主な著書・訳書:ダニエル・ドナヒュー『貴婦人ゴディヴァ語り継がれる伝説』(翻訳、慶應義塾大学出版会、2011年)、『「指輪物語」エルフ語を読む』(青春出版社、2004年)。

入江浩司(いりえ・こうじ)
金沢大学人間社会学域人文学類教授
専攻:言語学、アイスランド語学
主な著書・論文:「フェーロー語の世界」(町田健監修『ニューエクスプレス・スペシャルヨーロッパのおもしろ言語』白水社、2010年)、「現代アイスランド語の相互動詞と他動性」(角田三枝・佐々木冠・塩谷亨編『他動性の通言語的研究』くろしお出版、2007年)。

梅澤 薫(うめざわ・かおる)
イースト・アングリア大学(英国)日本語講師。2003~11年の間、国立アイスランド大学で日本語学科立ち上げに関わる。

大場満郎(おおば・みつろう)
アースアカデミー大場満郎冒険学校代表、冒険家。アマゾン河単独筏下り6000km(1983)、グリーンランド西海岸1400km単独歩行(1985)、世界初北磁極単独往復行900km(1986)、北極海単独徒歩横断(1997)・南極大陸単独徒歩横断(1999)により世界初両極単独横断達成。
主な著書:『南極大陸単独横断行』(講談社、2001年)、『笑って死ねる人生がいい』(集英社インターナショナル、2000年)、『北極の日本晴れ』(光文社、1997年)。

小澤 実(おざわ・みのる) ※編著者紹介を参照。

岸上伸啓(きしがみ・のぶひろ)
国立民族学博物館・総合研究大学院大学教授
専攻:文化人類学、北方文化論
主な著書:『クジラとともに生きるアラスカ先住民の現在』(臨川書店、2014年)、Nobuhiro Kishigami, Hisashi Hamaguchi and James M. Savelle: Anthropological Studies of Whaling (国立民族学博物館、2013年)、『捕鯨の文化人類学』(編著、成山堂書店、2012年)。

北村紗衣(きたむら・さえ)
武蔵大学人文学部英語英米文化学科専任講師
専攻:シェイクスピア、舞台芸術史、フェミニスト批評
主な論文:“Queens, Girls, and Freaks: Men in Women's Clothes and Female Audiences in Japanese Cross-Dressing Productions of As You Like It and Hedwig and the Angry Inch)', in Silvia Antosa (ed.,) Queer Crossings: Theories, Bodies, Texts (Mimesis, 2012)、「J・M・クッツェー作『夷狄を待ちながら』における月経の表現」(『英文学研究支部統合号(関東英文学研究)』3、2011年)。

グヴズルン・ハトルグリムスドウフティル(Gudrun Hallgrimsdottir)
食品工学者。国立アイスランド大学などで食文化などの講師として教鞭をとる。

粂川麻里生(くめかわ・まりお)
慶應義塾大学文学部教授
専攻:現代ドイツ文学、スポーツ史
主な著書・訳書:Ralf Adelmann, Rolf Parr, Thomas Schwarz (Hg.): Querpasse: Beitrage zur Literatur-, Kultur- und Mediengeschichte des Fussballs(Synchron Wissenschaftsverlag der Autoren, 2003年)、市之瀬敦・粂川麻里生編著『サッカーのエスノグラフィーへ徹底討論!民族とメディアとワールドカップ』(社会評論社、2002年)、Th. ブルスィヒ『ピッチサイドの男』(翻訳、三修社、2002年)。

齋藤圭介(さいとう・けいすけ)
明治大学研究知財・戦略機構客員研究員
専攻:ジェンダー理論、社会学方法論
主な著書:金井淑子・竹内聖一編『ケアの始まる場所哲学・倫理学・社会学・教育学からの11章』(ナカニシヤ出版、2015年)、木村涼子・伊田久美子・熊安貴美江編著『よくわかるジェンダー・スタディーズ人文社会科学から自然科学まで』(ミネルヴァ書房、2013年)、千田有紀編『上野千鶴子に挑む』(勁草書房、2011年)。

齊藤孝祐(さいとう・こうすけ)
横浜国立大学研究推進機構特任講師
専攻:国際関係論、安全保障論
主な論文:「2000年代の普天間飛行場移設問題と在沖海兵隊のグアム移転「切り離し」に至る米国の政策論理」(沖縄県知事公室地域安全政策課『沖縄の海兵隊をめぐる米国の政治過程』平成26年度共同研究、2015年)、「米国の安全保障政策における無人化兵器への取り組みイノベーションの実行に伴う政策調整の諸問題」(『国際安全保障』第42巻第2号、2014年)。

佐藤元信(さとう・もとのぶ)
株式会社ロイヤルグリーンランドジャパン、プランニングマネージャー

清水 誠(しみず・まこと)
北海道大学大学院文学研究科教授
専攻:言語学、ゲルマン語学
主な著書:『ゲルマン語入門』(三省堂、2012年)、『北欧アイスランド文学の歩み白夜と氷河の国の六世紀』(現代図書、2009年)、『西フリジア語文法現代北海ゲルマン語の体系的構造記述』(北海道大学出版会、2006年)、『現代オランダ語入門』(大学書林、2004年)。

菅原邦城(すがわら・くにしろ)
大阪外国語大学名誉教授
専攻:北欧言語文化(特に中世文化)
主な著書・訳書:『北欧神話』(東京書籍、1984年)、ヨウーン・アウトナソン編『アイスランドの昔話』(翻訳、三弥井書店、1979年)、エリアス・ヴェセーン『北欧の言語』(翻訳、東海大学出版会、1988年)、シーグルズル・ノルダル編著『巫女の予言』(翻訳、東海大学出版会、1993年)。

スチュアートヘンリ(本多俊和 ほんだ・しゅんわ)
放送大学客員教授
専攻:文化人類学(極北地域)
主な著書・論文:「北アメリカ大陸極北地帯の食と儀礼」(高倉浩樹・山口未花子編『食と儀礼をめぐる地球の旅先住民文化からみたシベリアとアメリカ』東北大学出版会、2014年)、「先住民の権利と政策」(『世界民族百科事典』丸善、2014年)、「イヌイトのイヌとイヌ橇」(『船、橇、スキー、かんじき北方の移動手段と道具:北海道立北方民族博物館第29回特別展図録』北海道立北方民族博物館、2014年)。

高橋美野梨(たかはし・みのり) ※編著者紹介を参照。

田渕宗孝(たぶち・むねたか)
名古屋大学大学文書資料室事務補佐員、前在ノルウェー日本国大使館専門調査員(2011年4月~2015年5月)
専攻:北欧地域研究
主な著書:「国民的王室」(大島美穂・岡本健志編著『ノルウェーを知るための60章』明石書店、2014年)、「N.F.S.グロントヴィ」、「フォルケホイスコーレ」、「風力発電」(村井誠人編著『デンマークを知るための68章』明石書店、2009年)。

藤間寿紀(とうま・としき)
日本福音ルーテル柴田教会牧師(1990~92年)を経て、1996年よりアイスランド福音ルーテル教会移民担当牧師。2003~14年にはアイスランド大学日本語学科講師も務める。

永井忠孝(ながい・ただたか)
青山学院大学経営学部准教授
専攻:言語学
主な著書・論文:『英語の害毒』(新潮社、2015年)、「エスキモーの最大グループ イヌイット/イヌピアック」(津曲敏郎編『北のことばフィールド・ノート18の言語と文化』北海道大学図書刊行会、2003年)。

永井真美(ながい・まみ)
国立アイスランド大学 人文学部 外国語・文学学科 日本語・日本文化コース 非常勤講師
専攻:日本語教育

中丸禎子(なかまる・ていこ) ※編著者紹介を参照。

成川岳大(なりかわ・たかひろ)
立教大学ほか非常勤講師
専攻:ノルウェーを中心とした北欧中世史、教会史
主な著書・論文:「遥かなるローマノルウェー王スヴェッレにとっての教会権威と教皇庁」(甚野尚志・踊共二編『中近世ヨーロッパの宗教と政治キリスト教世界の統一性と多元性』ミネルヴァ書房、2014年)、「12世紀スカンディナヴィア世界における『宣教大司教座』としてのルンド」(『史学雑誌』120―12、2010年)。

野村大樹(のむら・だいき)
北海道大学大学院水産科学院助教
専攻:極域海洋学、雪氷学
主な論文:「海氷の生成と融解が極域海洋の物質循環に与える影響」(『海の研究』24(2)、2015年)、“Arctic and Antarctic sea ice acts as a sink for atmospheric CO2 during periods of snow melt and surface flooding,” Journal of Geophysical Research-Oceans, 118, 2013.

羽佐田和之(はさだ・かずゆき)
パシフィックサプライ株式会社 事業開発本部 取締役本部長、中小企業診断士
主な論文:「動力義足の現状Ossurバイオニック義足を例として」(『日本義肢装具学会誌』2013年)、「膝継手選択の考え方オズール」(『日本義肢装具学会誌』2012年)。

花松泰倫(はなまつ・やすのり)
九州大学持続可能な社会のための決断科学センター講師
専攻:国際法、境界研究
主な著書・論文:岩下明裕・花松泰倫編著『国境の島・対馬の観光を創る』(北海道大学出版会、2014年)、“National Boundaries and the Fragmentation of Governance Systems: Amur-Okhotsk Ecosystem from the Legal and Political Perspective”, M. Taniguchi, and T. Shiraiwa (eds.), The Dilemma of Boundaries: Toward a New Concept of Catchment, Springer, 2012.

ビリアム・ピーダセン(Billiam Pedersen)
グリーンランド自治政府教育省勤務(中等教育課程部門)
グリーンランドの中等教育機関で行われる記述・口頭試験の執行責任者であり、教育法令の立法過程にも専門家として係わっている。また、NPO法人(非営利国際学校)であるユナイテッド・ワールド・カレッジ(United World Colleges)のグリーンランド責任者として、派遣候補生の選考も担当している。

松本 涼(まつもと・さやか)
福井県立大学学術教養センター講師
専攻:中世アイスランド史・文学
主な著書・論文:「中世アイスランドの商業羊毛布と女性」(斯波照雄・玉木俊明編『北海・バルト海の商業世界』悠書館、2015年)、「ロプト・ヘルガソンの「反逆」13世紀後半のアイスランド社会とノルウェー王権」(服部良久編著『コミュニケーションから読む中近世ヨーロッパ史紛争と秩序のタペストリー』ミネルヴァ書房、2015年)。

的場澄人(まとば・すみと)
北海道大学低温科学研究所環オホーツク観測研究センター助教
専攻:地球化学、雪氷学
主な著書:「のこのこと犬ソリにのって北極探検家と行くフィールドワーク」(椎野若菜・白石壮一郎編『100万人のフィールドワーカーシリーズ1フィールドに入る』古今書院、2014年)、「化学分析のための積雪試料採取」(日本雪氷学会編『積雪観測ガイドブック』朝倉書店、2010年)、「南極の歴史を俯瞰する」(飯塚芳徳・澤柿教伸・杉山慎・的場澄人『なぞの宝庫・南極大陸100万年前の地球を読む』技術評論社、2008年)。

溝口弥生(みぞぐち・やよい)
アイスランド大学、ハムラフリズカレッジ日本語教師
留学中アイスランドが大好きになり、大学卒業後アイスランドに移住。

三村竜之(みむら・たつゆき)
室蘭工業大学大学院工学研究科准教授
専攻:言語学、音声学
主な著書・論文:「ノルウェー語」(庄司博史編『世界の文字事典』丸善出版、2015年)、「ノルウェー語Sandnes(サンネス)方言における音調のアクセント論的解釈」(『室蘭工業大学紀要』第63号、2014年)、『ニューエクスプレスデンマーク語』(白水社、2011年)。

森脇 広(もりわき・ひろし)
鹿児島大学名誉教授
専攻:自然地理学
主な著書:「アイスランド広がる変動帯と寒冷地域の火山風景」(池田碩編著『地形と人間』古今書院、2005年)、町田洋・太田陽子・河名俊男・森脇広・長岡信治編『日本の地形7九州・南西諸島』(共編著、東京大学出版会、2001年)、「アイスランドの火山と氷河と地殻変動」(貝塚爽平編『世界の地形』東京大学出版会、1997年)。

柳橋大輔(やなぎばし・だいすけ)
早稲田大学文学学術院ほか非常勤講師
専攻:近現代ドイツ文学・映像文化論
主な著書・訳書:ベルント・シュティーグラー(竹峰義和・柳橋大輔訳)『写真の映像写真をめぐる隠喩のアルバム』(月曜社、2015年)、イヴォンヌ・シュピールマン(海老根剛監訳、柳橋大輔・遠藤浩介訳)『ヴィデオ再帰的メディアの美学』(三元社、2011年)、大宮勘一郎・神尾達之・嶋田由紀・廣瀬浩司・前田良三・柳橋大輔『纏う表層の戯れの彼方に』(水声社、2007年)。

山田祥子(やまだ・よしこ)
北海道立北方民族博物館学芸員
専攻:言語学、民族学
主な著書:「ウイルタ」(山田仁史・永山ゆかり・藤原潤子編『水・雪・氷のフォークロア北の人々の伝承世界』勉誠出版、2014年)。

山本 潤(やまもと・じゅん)
首都大学東京大学院人文科学研究科准教授
専攻:ドイツ中世文学
主な著書・論文:『「記憶」の変容『ニーベルンゲンの歌』および『哀歌』に見る口承文芸と書記文芸の交差』(多賀出版、2015年)、「『ディートリヒの逃亡』における「作者」像ジャンル交差の諸相から」(『詩・言語』81号、2015年)、「破滅の神話近代以降の『ニーベルンゲンの歌』受容とドイツ史」(西山雄二編『カタストロフィと人文学』勁草書房、2014年)。

山本麻由美(やまもと・まゆみ)
北翔大学生涯スポーツ学部健康福祉学科准教授
専攻:社会保障・社会政策
主な著書・論文:「財政検証結果から見る公的年金制度の在り方に関する論点」(『企業年金』第34巻第8号、2015年)、「スウェーデンにおける長期失業者の特徴と制度的対応」(『社会政策』〔社会政策学会誌〕第6巻第2号、2015年)、「スウェーデン社民政権下で完成された社会保障制度」(田多英範編著『世界はなぜ社会保障制度を創ったのか主要9カ国の比較研究』ミネルヴァ書房、2014年)。

幸村 誠(ゆきむら・まこと)
漫画家
主な著書:『ヴィンランド・サガ』(現在17巻、アヌタヌーンKC、2006年~続刊中)、『プラネテス』(4巻、モーニングKC、2001~2004年)。


ヨウン・カール・ヘルガソン(Jon Karl Helgason)
国立アイスランド大学外国人のためのアイスランド語学部教授
専攻:アイスランド語学・比較文学
主な著書:(ed.), Egil, the Viking Poet: New Approaches to Egil's Saga, University of Toronto Press, 2015; The Rewriting of Njals Saga. Translation, Ideology and Icelandic Sagas, Multilingual Matters, 1999.

吉田壮志(よしだ・そうし)
東京大学文学部行動文化学科社会心理学専攻卒業。会社員として勤務する傍ら、学生時代より傾倒していた北欧音楽を現在も追求しており、2012年と2015年の二度にわたりアイスランドのミュージシャンを招いてのライブイベント『MOON PULSE』を企画・開催。

吉武信彦(よしたけ・のぶひこ)
高崎経済大学地域政策学部教授
専攻:国際関係論、北欧地域研究
主な著書:津田由美子・吉武信彦編著『北欧・南欧・ベネルクス(世界政治叢書第3巻)』(ミネルヴァ書房、2011年)、『国民投票と欧州統合デンマーク・EU関係史』(勁草書房、2005年)、『日本人は北欧から何を学んだか日本―北欧政治関係史』(新評論、2003年)。

 まえがき


Ⅰ 地理・歴史

第1章 極北の人類史――酷寒の世界を生きぬいた人びと
第2章 呼称について――北方先住民族の名乗りと名付け
第3章 急速に変化しつつある極北の自然――北極海の氷が消える!?
第4章 北極探検ヒーローの時代――フランクリン船長の行方
第5章 グリーンランドの歴史① 4600年の今昔ものがたり――最北のフロンティアに挑んだ人びと
第6章 グリーンランドの歴史② 伝統的な生活――極北で育まれた生活の知恵と技術
第7章 グリーンランドの歴史③ 現代の漁業、農業、植林――新しい時代を切り開くグリーンランド
第8章 グリーンランドの都市――ヌークとカナック
【コラム1】世界遺産① イルリサット・アイスフィヨルド
第9章 アイスランドの自然景観――火山と氷河によって作られた地形景観
【コラム2】世界遺産② スルツェイ島――炎の巨人と海鳥のすみか
第10章 アイスランドの歴史① 農民たちの共和国?――植民から13世紀半ばまで
【コラム3】世界遺産③ シングヴェトリル国立公園
第11章 アイスランドの歴史② ノルウェー=デンマーク王のかげで――13世紀半ばから16世紀半ばまで
【コラム4】「一角獣の角」と極北の海
第12章 アイスランドの歴史③ 世界とつながる孤島――16世紀半ばから第二次世界大戦終結まで
第13章 アイスランドの都市――レイキャヴィークとアークレイリ


Ⅱ 政治・経済・社会

第14章 北極評議会――北極をめぐる「意思の具体化」の場
第15章 イヌイット環極北会議――北方先住民の権利と利益を守るために
第16章 アイスランドの政治・政党――周辺的小国の中の先進性
第17章 グリーンランドの政治・政党――自治のゆくえ
第18章 気候変動とグリーンランドの産業――資源をめぐる動向
第19章 人々の生活を貧困から守るための仕組み――アイスランドの住民と働く人への給付
【コラム5】アイスランド人のDNA――医療・倫理・人文学
第20章 アイスランドの教育制度――人それぞれの学生生活
【コラム6】アイスランド語を学ぶ、ということ
第21章 変革と発展のために――グリーンランドの教育と社会
第22章 EUとアイスランド――非加盟を貫くという選択
第23章 EUとグリーンランド――加盟、域外化を経て構築される新しい関係
第24章 国際捕鯨委員会と先住民生存捕鯨――制度と現実の相反
第25章 シリウス・パトロール――グリーンランド沿岸犬ぞり警備隊の70年
第26章 米軍再編と北極圏の安全保障――チューレとケプラヴィークに見る基地政策
第27章 「氷解」のフロンティアをめぐる争奪と協調――北極問題の法的諸相


Ⅲ 生活・文化

第28章 アイスランドの移民事情――言語とアイデンティティをめぐる葛藤
第29章 アイスランド国民教会――伝統の担い手の新時代への対応
第30章 男女平等の理想郷?――アイスランドのジェンダー関係と同性婚
第31章 生活の中のメディア――アイスランドとグリーンランド
第32章 アイスランドの宗教・行事・伝統――新しい文化との出合い
第33章 ヴァイキング時代への中世主義――中世趣味と中世研究の葛藤
第34章 グリーンランドの宗教・行事・伝統――グリーンランド・イヌイトの世界観の変遷
第35章 グリーンランドとアイスランドの捕鯨――生業捕鯨と商業捕鯨
第36章 羊一頭あまさず食べる――アイスランドの伝統的食文化
第37章 アイスランドとグリーンランドの現代芸術――音楽・映画・文学
第38章 精霊、映画、複数の現実――フリドリク・トール・フリドリクソンの映画
第39章 音楽の錬金術師、氷の国のうたびとビョーク――矛盾の万能人
第40章 イントゥ・アナザー・ワールド――アイスランドの音楽シーンを盛り上げる20代のアーティストたち
【コラム7】グリーンランドの音楽
第41章 グリーンランドのサッカー――人々を熱狂させるスポーツ
【コラム8】ヴァイキングの格闘技グリマ
第42章 人生をあきらめない!――切断者の夢をかなえるアイスランド企業Ossur


Ⅳ 言語・文学

第43章 アイスランド語の歩み――苦難の歴史を支えた言語文化の伝統と擁護
第44章 アイスランド語はどんな点でユニークか――伝統と変革の間
【コラム9】フェーロー語について――「羊の島」の言語の歩み
第45章 グリーンランド語(東エスキモー語)――もっとも活力あるエスキモー語
第46章 ことばが出会う場所――極北の島までデンマーク語を追いかけて
第47章 エッダとスカルド――アイスランドに残された詩篇
第48章 アイスランド人のサガ――「伝承の海」に浮かぶ物語
【コラム10】写本の作り方
第49章 スノッリと『ヘイムスクリングラ』――ノルウェー王に魅せられたアイスランド文人
【コラム11】写本収集家アウルトニ・マグヌソン――写本というアイデンティティ
第50章 『ニーベルンゲンの歌』におけるアイスランド――現実と神話の狭間の秘境
第51章 「外国語」でつづる故郷――アイスランド、フェーロー諸島、グリーンランドの近現代文学
第52章 地図で旅する ポニーと歩く――ジュール・ヴェルヌとウィリアム・モリスのアイスランド
第53章 「私は退路を断つ。そうすれば前に進むしかない」――フリチョフ・ナンセンの北極&グリーンランド探検記
第54章 トールキンのファンタジーとアイスランド語――ファンタジーの源泉としての中世北欧文献
第55章 アイスランドのノーベル賞作家――ハルドウル・ラクスネス
第56章 アイスランドの推理小説作家――アーナルデュル・インドリダソンを中心に


Ⅸ 日本と極北

第57章 日本におけるグリーンランド展示――北海道立北方民族博物館と国立民族学博物館
第58章 ヨーロッパ近代の根源と周縁――荒正人と山室静のアイスランド
第59章 日本アイスランド学会――研究者の結集と活動
【コラム12】アイスランドを越えて、世界の果ての、その果てへ――本当の冒険者トルフィン・トールズスソン
第60章 俳句、黒澤、村上春樹――現代アイスランドの日本文化受容
第61章 極北の日本語教室――アイスランド大学の学生たち
第62章 世界冬の都市市長会議――積雪寒冷地におけるまちづくり
第63章 ロイヤルグリーンランド社と対日貿易――水産物を日本へ
第64章 地球温暖化とグリーンランド氷床――日本におけるグリーンランド氷床観測
第65章 植村直己さんの生き方に学ぶ――迷わず進め正直の道


 あとがき

 参考文献

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