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移民政策の形成と言語教育
本体4,000円+税
ISBN 9784750343013
判型・ページ数 A5・244ページ
出版年月日 2016/01/31

移民政策の形成と言語教育

日本と台湾の事例から考える

2005年、台湾で導入された、移民の言語能力・国家に関する知識を評価する「帰化テスト」の調査と、日本における言語教育の実態を踏まえ、成人移民への国語教育をはじめとする言語政策の意義を問う。

 前書き

序章 成人移民への言語教育とは何か
 0.1 国籍・永住権と言語
 0.2 言語教育の対象としての成人移民
 0.3 成人移民への言語教育の歴史
 0.4 先行研究
 0.5 研究の課題
 0.6 本書の構成
 0.7 研究方法

第1章 1945年以降の日本における成人移民への言語教育政策の形成
 1.1 はじめに
 1.2 1945年から1970年代後半まで――「草の根運動期」
 1.3 1970年代末から1980年代前半まで―― 「民間主導-政府対応期」
 1.4 1980年代から1990年代まで――「政策定着期」
 1.5 2000年以降――「政府の役割拡大期」
 1.6 おわりに

第2章 地域日本語教育の現状と課題――「京都にほんごリングス」を中心に
 2.1 はじめに
 2.2 京都における成人移民、そして「京都にほんごリングス」
 2.3 調査方法
 2.4 地域日本語教育の実態――「リングス」に加盟する教室について
 2.5 日本語教室の運営について
 2.6 日本語ボランティアと学習者
 2.7 地域日本語教育の課題
 2.8 おわりに

第3章 なぜ、日本語を「教え」てはいけないのか――「地域日本語教育」における「教える-教えられる」関係に関する批判の再考
 3.1 はじめに
 3.2 なぜ「教える-教えられる」関係は批判されたのか
 3.3 「教える-教えられる」関係に関する批判の受容
 3.4 地域日本語教育のあり方
 3.5 「共生言語」としての日本語
 3.6 「教える-教えられる」関係に関する批判言説を越えて
 3.7 おわりに

第4章 「多文化共生」とは何か――批判的一考察
 4.1 注目される「多文化共生」
 4.2 日本におけるマイノリティ
 4.3 「多文化共生」とは何か
 4.4 「多文化共生」のこれまで、これから

第5章 1945年以降の台湾における移民政策の展開
 5.1 はじめに
 5.2 多民族・多言語国家としての台湾
 5.3 1945年以降の台湾における移民政策の展開
 5.4 台湾における移民の実態
 5.5 おわりに

第6章 台湾における成人移民への言語教育――その政策形成と対象選択を中心に
 6.1 はじめに
 6.2 1945年以降の成人移民への言語教育の政策形成
 6.3 2005年以降――成人移民への言語教育政策の定着と発展
 6.4 外国人配偶者という「問題」――成人移民への言語教育の実施目的
 6.5 おわりに――「新移民」からの道のり

第7章 成人移民、国家と「国語」――台湾の帰化テスト政策の形成過程を中心に
 7.1 はじめに
 7.2 帰化テストの歴史
 7.3 台湾における帰化(国籍の取得)について
 7.4 帰化テストの政策形成の過程
 7.5 帰化テストの実施方式と内容
 7.6 帰化テストについて
 7.7 おわりに

終章――本書のまとめと研究の展望

 参考文献
 後書き
 索引

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