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独島・鬱陵島の研究
本体5,500円+税
ISBN 9784750342443
判型・ページ数 A5・232ページ
出版年月日 2015/12/01

独島・鬱陵島の研究

歴史・考古・地理学的考察

独島/竹島問題を長期的、体系的、総合的に研究・調査し、歴史認識問題の一助とするために、本書では、独島とともに鬱陵島を研究対象とし、古代から近・現代まで独島と欝陵島を媒介にした多様な歴史像を、歴史・考古・地理学的な観点から検討する。

独島・鬱陵島の研究――歴史・考古・地理学的考察(鄭在貞[東北アジア歴史財団理事長])

巻頭言(尹裕淑[東北アジア歴史財団研究員])

17世紀後半の韓日外交交渉と鬱陵島――安龍福被拉と渡日事件を中心に(洪性徳[全州大学])
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 17世紀の韓日外交体制の形成
  1.17世紀の韓日外交通交規定
  2.韓日外交体制の特徴
 Ⅲ 安龍福の被拉事件と韓日関係
  1.竹島渡海免許と安龍福の拉致
  2.安龍福拉致事件の外交交渉
 Ⅳ 1696年 安龍福の渡日と韓日関係
  1.江戸幕府の竹島渡海禁止命令
  2.安龍福の渡日と帰国
 Ⅴ 結論

高宗と李奎遠の于山島認識の分析(保坂祐二[世宗大学])
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 高宗と李奎遠の対話にみる于山島と松・竹島
  1.高宗の基本的な于山島認識
  2.李奎遠の基本的な于山島認識
  3.李奎遠の松・竹島認識
  4.高宗の松・竹島認識と大韓帝国勅令第41号
  5.聖人峰に登った後の李奎遠の于山島認識
 Ⅲ 于山島名称の変遷過程と「于山島=独島論」の確立
  1.「流山国島」と刷還政策の実施
  2.朝鮮の刷還政策の展開と于山島
  3.『高麗史地理志』(1451)にあらわれる于山と武陵
  4.『世宗実録地理志』(1454)にあらわれる于山と武陵
  5.『新増東国輿地勝覧』(1531)にあらわれる于山島と鬱陵島
  6.『新増東国輿地勝覧』と付図「八道総図」
 Ⅳ 鬱陵島捜索と捜討で得られた于山島に対する知見
  1.疎かになり始めた鬱陵島捜索作業
  2.失敗に終わった蓼島、三峯島捜索作業
  3.180年ぶりに鬱陵島等地に派遣された張漢相
  4.朝鮮王朝の鬱陵島等地捜討
 Ⅴ 結語

明治初年太政官文書の歴史的性格(朴三憲[建国大学])
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 王政復古と太政官制
  1.「政体書」太政官制と文書行政
  2.「職員令」太政官制と文書行政
 Ⅲ 廃藩置県後の太政官制
  1.太政官三院制と文書行政
  2.太政官潤飾と文書行政
 Ⅳ 1877年太政官指令文の歴史的意味

古代鬱陵島社会と集団に関するいくつかの問題――鬱陵島の調査、古代の遺物を中心に(呉江原[東北アジア歴史財団])
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 鬱陵島の古代遺物
  1.生活具(土器)
  2.生産具
  3.加工具
  4.武具(鉄鏃)
  5.装身具
  6.馬具
  7.威厳具(銅冠)
  8.葬具
  9.信仰具
  10.建築具(牝瓦片)
 Ⅲ 遺物を通じてみる古代鬱陵島社会および集団のいくつかの問題
  1.鬱陵島発見土器の制作地と制作者
  2.鬱陵島の古代遺物の年代
  3.古代鬱陵島社会の位階化と階層
  4.古代鬱陵島の社会統合のための仕組み
 Ⅳ 結語

独島の機能、空間価値と所属――政治地理・地政学的視角(任徳淳[忠北大学])
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 独島に対する地理学者たちの先行議論
 Ⅲ 独島の空間的構造
  1.空間関係
  2.自然地理
  3.人文地理
 Ⅳ 独島の機能と空間価値
  1.島の機能と価値
  2.独島の空間価値
  3.日本においての過去・現在・未来の独島.歴史・巨視的検討
 Ⅴ 独島の韓国所属の妥当性
  1.有人島(鬱陵島)――独島の距離
  2.歴史的水域性と歴史的島嶼
  3.大韓民国の独島占有と使用
  4.韓日両国の公式文書
  5.日本で制作された古地図
  6.独島・鬱陵島の双子島の可能性
 Ⅵ 結語

索引

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