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ライフストーリーワーク入門
本体2,200円+税
ISBN 9784750342726
判型・ページ数 A5・164ページ
出版年月日 2015/11/20

ライフストーリーワーク入門

社会的養護への導入・展開がわかる実践ガイド

社会的養護の子どもたちの「生い立ち」に耳を傾け、子ども自身が肯定的に自己物語を紡いでいけるように支援者が寄り添う「ライフストーリーワーク」とはどういう営みなのか。実践者の視点で、わかりやすく丁寧に解説する。

 はじめに

序章 日本の社会的養護においてライフストーリーワークが必要である理由
 第1節 日本の社会的養護の子どもの現状から
 第2節 日本におけるライフストーリーワークの普及動向

第1章 ライフストーリーワークとは
 第1節 ライフストーリーワークの歴史
 第2節 ライフストーリーワークとは何を指すのか
 第3節 ライフストーリーワークの3つの形式
 第4節 子どもの知る事実と支援者の知る事実
 第5節 生活場面型とセッション型

第2章 ライフストーリーワーク実践のポイント【準備編】
 第1節 実施者に求められる覚悟
 第2節 子ども自身のニーズをどう確認するか
 第3節 職場の理解をどう得るか
 第4節 子どもの家族の理解をどう得るか
 第5節 家族の情報・生活史に関する情報をどう収集するか
 第6節 関係機関や職種間ではどう連携すればよいか
 第7節 実践の安全性を高めるために必要なこと

第3章 ライフストーリーワーク実践のポイント【実践編】――生活場面型
 第1節 ソーシャルワークとケアワーク(生活場面)
 第2節 ライフストーリーワークの基盤となる生活環境の構築
 第3節 生活場面型ライフストーリーワークにおける養育者の役割
 第4節 養育者自身の価値観・家族観を振り返る
 第5節 子どもの客観的なライフヒストリーの把握
 第6節 子どもと養育者の関係性
 第7節 生活のなかで自己物語を紡ぐ
 第8節 実施上の注意点・留意点
 第9節 記録の保存・保管
 第10節 セッション型への移行

第4章 ライフストーリーワーク実践のポイント【実践編】――セッション型
 第1節 セッション型ライフストーリーワークの意義
 第2節 どうやって子どもをライフストーリーワークに誘うか
 第3節 ライフストーリーワークで使われる手法・ツール・アイテム等の紹介
 第4節 子どもが知らなかった情報を伝える際の留意点
 第5節 多職種によるフォロー体制の確保
 第6節 生みの親を尊重する姿勢の重要性(忠誠葛藤との関連)
 第7節 モニタリングと評価(ライフストーリーワーク実施中の行動化への対応、中止の判断等)
 第8節 ライフストーリーワークのゴール(実施期間・内容の到達点等)
 第9節 セッション型ライフストーリーワークの特長と課題

第5章 事例(モデルケース)で考えるライフストーリーワーク
 はじめに
 事例'v:LSWの実施準備が不十分だったため、支援がうまくいかなかった思春期女児
 事例'w:父親の精神疾患を理解していない高齢児の自立に向けて
 事例'x:児童自立支援施設入所中の思春期男子の事例
 事例'y:「真実告知」後に、里親・里子が一緒に取り組むLSW
 事例'z:「生活場所の移行」「新たな家族の誕生」に伴う乳児院での取り組み

第6章 ライフストーリーワーク導入から展開への経緯
 第1節 大阪ライフストーリー研究会
 第2節 三重県の児童相談所(組織的な展開につなげるための工夫)
 第3節 熊本ライフストーリーワーク研究会
 第4節 児童心理治療施設 あゆみの丘
 第5節 実践者養成のための集中研修の試み
 第6節 「LSWメーリングリスト」と「LSW実践・研究交流会」の取り組み

■コラム 施設生活経験者からのメッセージ「“人・情報・タイミング”の見極め」

第7章 ナラティヴ・アプローチからみたライフストーリーワーク実践
 第1節 ライフストーリーワークにおける実践と研究のギャップ
 第2節 社会的養護の子どものライフストーリー
 第3節 ナラティヴ・アプローチの視点から解釈するライフストーリーワーク実践
 第4節 おわりに~子ども一人ひとりのライフストーリーに目を向ける


終章 日本におけるライフストーリーワークの課題と展望
 第1節 ライフストーリーワーク実践と記録保管やアクセス支援
 第2節 ライフストーリーワークの今後の展開と課題


 ブックガイド
 資料 ライフストーリーワーク(LSW)実施前確認シート
 あとがき

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