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マルクスと日本人
本体1,400円+税
ISBN 9784750342184
判型・ページ数 4-6・260ページ
出版年月日 2015/07/25

マルクスと日本人

社会運動からみた戦後日本論

佐藤優による戦後日本の思想・社会運動論。対話する相手は、彼が十歳代に加盟した日本社会主義青年同盟の指導者・山崎耕一郎。向坂逸郎ら日本の理論・実践家への思い、ピケティへの評価なども交え、資本主義の問題点と、そこからの脱却の可能性について語る。

 はじめに[佐藤優]

第1章 日本の社会運動と向坂逸郎
 序――佐藤優と社青同(山﨑委員長)の関わり
 向坂逸郎と労農派マルクス主義
 向坂逸郎――その人物像
 三池闘争への影響力
 平和革命論とマルクス・レーニン主義
 宇野弘蔵との関係

第2章 日本の戦後社会主義運動の展開
 労農派の労働運動
 学生運動と地域闘争との狭間で
 運動内部の分派闘争
 反合理化闘争と労働者の疎外
 加入戦術とは
 内ゲバの論理と内部矛盾
 三池闘争と反合理化闘争
 60年代以降の社青同の分岐
 社会党・社会主義協会とソ連との関わり
 世界的文脈での非共産党マルクス主義の再評価
 ソ連崩壊と日本の社会主義
 非共産党マルクス主義の伝承

第3章 ピケティ『21世紀の資本』と『資本論』
 ピケティをどう評価するか
 「ピケティ現象」と資本・労働概念
 ピケティの読者像とは
 ピケティの語らない植民地と民族問題

第4章 『資本論』と社会主義・資本主義の行方
 「国家」と「社会」をどうとらえるか
 ソ連における地政学
 社会主義と国有化の問題
 ソ連内部の実態とは
 スターリニズムとトロツキズム
 民族問題とスターリン主義
 「検証・ソビエト政権」の意義
 社会主義国の体験をリアルに総括する

第5章 労働価値説の立て直しと労農派マルクス主義の再発見
 労働価値説を立て直す
 資本主義の法則について
 「資本主義の終焉」か?
 日本労農派マルクス主義思想を継承する
 日本の労働運動・社会主義運動の再生
 大体平等・大体計画的
 中国社会主義をどう見るか
 日本人の「思想の鋳型」

終章 日本社会は変えられるか、変革の主体はどこにあるか
 日本の人権問題
 日本の貧困問題
 革命か、システムの転換か

 本書をさらに理解するための年表
 おわりに[山﨑耕一郎]

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