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国際派バンカー井上實の回想
本体2,000円+税
ISBN 9784750341903
判型・ページ数 4-6・216ページ
出版年月日 2015/05/25

国際派バンカー井上實の回想

戦後日本の国際金融ビジネス展開

1947年の入行以来、朝鮮戦争、オイルショック、途上国累積債務問題、プラザ合意、バブル崩壊、金融ビッグバンなど、激動の時代を東京銀行とともに歩んできた金融界きっての国際派・井上實氏がバンカーとしての半生を綴った追想録。

 はじめに

第一章 東京銀行の誕生――横浜正金銀行から伝統継承
 海軍士官から東銀一期生へ
 朝鮮戦争特需とその反動
 円資金不足の宿命
 為専への移行
 為専移行にまつわる苦労談
 債券発行銀行へ
 戦前債の処理
  コラム(1) 横浜正金銀行沿革

第二章 アメリカ経済黄金期のニューヨーク金融市場
 初の海外勤務――ニューヨーク
 ドル資金調達の苦労談
 「国際銀行夏季学校」の思い出
 アメリカという国

第三章 苦難のイギリス経済とロンドン金融市場――ポンドの退場とユーロダラー市場の誕生
 ユーロダラー市場の誕生
 ユーロダラー・ビジネスのリスク管理
 周辺諸国でのユーロダラー・ビジネス
 邦銀のユーロダラー・ビジネス
 カントリーリスクへの備え
 ロンドンの伝統的金融市場の変貌
 老大国イギリスのゆくえ
 サッチャー政権の経済政策とEC加盟
 イギリスとアラブ世界
  コラム(2) アメリカの利子平衡税
  コラム(3) BIS規制

第四章 国際投融資ビジネスの拡大と途上国累積債務問題
 国際投融資ビジネス
 途上国累積債務問題とその処理
 カントリーリスク対策再考
 アメリカビジネスのリスク
  コラム(4) ブレイディ提案
  コラム(5) アメリカの州際業務規制

第五章 日本経済の成長と円の地位の向上
 プラザ合意と円高の始まり――衆議院予算委員会公聴会での公述
 プラザ合意の効果
 円高と日本経済
 変動相場制の問題点と対策
 円高と円の国際化
 井上頭取の経営課題
 バブルの崩壊
 金融の自由化・国際化
 日本版「金融ビッグバン」
  コラム(6) プラザ合意
  コラム(7) 戦後の為替管理の歴史

第六章 バブル崩壊と金融再編成
 不良債権処理と国内金融危機
 金融再編成
 東京三菱銀行の誕生
  コラム(8) アジア通貨危機

第七章 東京国際金融センターの将来
 アメリカ発大型金融危機
 邦銀の海外展開の新局面
 東京国際金融センター構想
 外国金融機関のビジネスチャンスとビジネス環境
 七〇年のキャリアを振り返って
  コラム(9) アメリカ発大型金融危機の背景要因

第八章 バンカー井上實の人となり
 横浜正金銀行のDNA
 企業ガバナンスについて
 「神を畏れて人を恐れず」
 若い人たちに向けて

補足対談 アメリカ人弁護士のみた東京銀行

 付録 井上頭取インタビュー(東京銀行行内誌『みどり』NO.三一六)

 対談を終えて

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