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非行・犯罪心理学
本体2,600円+税
ISBN 9784750341880
判型・ページ数 A5・272ページ
出版年月日 2015/05/11

非行・犯罪心理学

学際的視座からの犯罪理解

社会学、心理学、生物学、縦断的追跡研究等、学際的視座からみた最新の犯罪学研究の成果を紹介・解説する。非行・犯罪のメカニズム、要因から予防、矯正教育まで、現段階で知りえる最高の知見。

 まえがき

第1章 犯罪発生の特性とは何か
 1.犯罪とは何か
 2.人は犯罪をどう受け止めるか
 3.日本の少年非行の現状(戦後から現在まで)
 4.日本の成人犯罪の現状
 5.再犯の増加が意味するもの
 6.日本で犯罪に遭う確率――不安を感じやすい日本人
 7.犯罪と犯罪行動を測定する
 8.暴力のパターン
 9.暴力の世界共通性と非均一性(偏在性)

第2章 社会学における主要な犯罪理論
 1.社会学における犯罪(逸脱)研究
 2.デュルケームとアノミー
 3.社会構造に焦点化した理論
 4.社会過程理論の歴史的背景

第3章 心理学における主要な犯罪研究
 1.知能と犯罪行動
 2.低言語性IQと非行(ピッツバーグユーススタディの知見)
 3.低言語性IQと後の非行・犯罪行為
 4.IQと認知的衝動性、および年齢と犯罪行為
 5.気質や性格特性と犯罪行動
 6.反社会性パーソナリティ障害

第4章 生物学における主要な犯罪研究
 1.はじめに――本章を理解するために
 2.行動遺伝学研究
 3.サイコパスの脳画像研究
 4.エピジェネティクス研究

第5章 縦断的追跡研究における犯罪研究
 1.はじめに――縦断的追跡研究(前向きコーホート研究)について
 2.ニュージーランド――ダニーディンの学際的な縦断的発達研究
 3.アメリカ――ボストンの超縦断的研究
 4.イギリス――ケンブリッジの非行発達研究
 5.アメリカ――ピッツバーグの非行進行モデル研究

第6章 学際的領域における犯罪研究
 1.ヒトの攻撃性の進化
 2.社会的不平等と暴力・犯罪との関連

第7章 日本の矯正教育と根拠に基づいた処遇
 1.少年院における矯正教育
 2.児童自立支援施設における矯正教育
 3.少年刑務所および刑務所における矯正教育
 4.エビデンスから見た効果的な矯正教育(処遇)のあり方とは
 5.おわりに――効果的な矯正教育を継続していく意義

第8章 犯罪予防の研究
 1.社会的コントロールに関する議論から
 2.フォーマル・コントロールを軸とした理論と研究
 3.インフォーマル・コントロールを軸にした理論と研究

第9章 被虐待と発達障害との関連
 1.不適切養育の悪影響
 2.縦断的発達研究の知見
 3.発達障害と非行

終章 今後の日本の歩むべき方向性について
 1.薬物の一次予防を徹底する
 2.施設入所型の矯正教育の質を維持・向上させる
 3.少年法の理念を堅持する
 4.特別支援教育のさらなる充実を図る

あとがき

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