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アメリカの歴史を知るための63章【第3版】
本体2,000円+税
ISBN 9784750341620
判型・ページ数 4-6・312ページ
出版年月日 2015/03/31

アメリカの歴史を知るための63章【第3版】

アメリカ史を理解する鍵となる63の項目を年代順に収録。「マイノリティの歴史的役割」や「世界史におけるアメリカ」に視点を置いた、従来の白人男性中心の歴史では埋もれがちな多様性に富んだアメリカ像を提示。巻末の年表、参考文献も充実した入門書の定番。

 

【執筆者一覧】

池本幸三(いけもと こうぞう)
龍谷大学名誉教授
専攻:アメリカ独立革命史、大西洋奴隷貿易史
主要著書:『近代奴隷制社会の史的展開――チェサピーク湾ヴァジニア植民地を中心として』新装版(ミネルヴァ書房、1999年)

岩本裕子(いわもと ひろこ)
浦和大学こども学部
専攻:アメリカ黒人女性史
主要著書:『スクリーンに見る黒人女性』(メタ・ブレーン、1999年)『アメリカ黒人女性の歴史』(明石書店、1997年)

鵜月裕典(うづき ゆうすけ) ※編著者プロフィールを参照

大石悠二(おおいし ゆうじ)
元日本学術振興会カイロ研究連絡センター
専攻:中東現代史
主要著書:『冷戦下の中東紛争』(新評論、1997年)『戦いの時和平の時――中東紛争起源史』(PMC出版、1992年)

大塚秀之(おおつか ひでゆき)
北海学園大学人文学部
専攻:アメリカ経済史、アメリカ現代史
主要著書:『格差国家アメリカ――広がる貧困、つのる不平等』(大月書店、2007年)『現代アメリカ社会論――階級・人種・エスニシティーからの分析』(大月書店、2001年)

大津留(北川)智恵子(おおつる きたがわ ちえこ)
関西大学法学部
専攻:アメリカ政治・外交
主要著書:『戦後アメリカ外交史』新版(共著、有斐閣、2009年)『アメリカが語る民主主義』(共編著、ミネルヴァ書房、2000年)

加茂雄三(かも ゆうぞう)
青山学院大学名誉教授
専攻:中南米近現代史、米州関係史
主要著書:『ラテンアメリカ』第2版(編著、自由国民社、2005年)『地中海からカリブ海へ』(平凡社、1996年)

河内信幸(かわうち のぶゆき)
中部大学国際関係学部
専攻:アメリカ現代史、国際関係史
主要著書:『ニューディール体制論――大恐慌下のアメリカ社会』(学術出版会、2005年)『現代アメリカの諸相』(中部日本教育文化会、1991年)

川島正樹(かわしま まさき)
南山大学外国語学部
専攻:市民権(公民権)運動史
主要著書:『アファーマティヴ・アクションの行方――過去と未来に向き合うアメリカ』(名古屋大学出版会、2014年)『アメリカ市民権運動の歴史――連鎖する地域闘争と合衆国社会』(名古屋大学出版会、2008年)

粂井輝子(くめい てるこ)
白百合女子大学文学部
専攻:アメリカ文化、在米日本人移民史
主要著書:『読み継がれるアメリカ――「丘の上の町」の夢と悪夢』(共編著、南雲堂、2002年)『外国人をめぐる社会史――近代アメリカと日本人移民』(雄山閣、1995年)

近藤淳子(こんどう じゅんこ)
長崎ウエスレヤン大学非常勤講師
専攻:アメリカ外交史
主要著書・論文:「ジョン・フォスター・ダレスの未完の日米『相互防衛』条約」『山口県立大学大学院論集』第6号(2005年)「天皇制機構温存過程考」思想の科学研究会編『共同研究 日本占領軍――その光と影』上巻(徳間書店、1978年)

齊藤直一(さいとう なおいち)
共愛学園前橋国際大学国際社会学部
専攻:アメリカ合衆国南部地域研究
主要訳書:緒方純雄監修『アメリカン・ボード宣教師文書――上州を中心として』(共訳、新教出版社、1999年)ロナルド・タカキ/富田虎男監訳『多文化社会アメリカの歴史』(共訳、明石書店、1995年)

佐藤円(さとう まどか) ※編著者プロフィールを参照

白井洋子(しらい ようこ)
日本女子大学文学部
専攻:アメリカ史
主要著訳書:『ベトナム戦争のアメリカ――もう一つのアメリカ史』(刀水書房、2006年)メアリー・ローランソン/ジェームズ・E・シーヴァー『インディアンに囚われた白人女性の物語』(刀水書房、1996年)

新川健三郎(しんかわ けんさぶろう)
東京大学名誉教授、フェリス女学院大学名誉教授
専攻:アメリカ現代史
主要著書:『アメリカ現代史』(共著、岩波書店、1991年)『ニューディール』(近藤出版社、1973年)

進藤久美子(しんどう くみこ)
東洋英和女学院大学国際社会学部
専攻:現代アメリカ社会、ジェンダー・スタディーズ
主要著書:『ジェンダーで読む日本の政治――歴史と政策』(有斐閣、2004年)『ジェンダー・ポリティックス――変革期アメリカの政治と女性』(新評論、1997年)

高木(北山)眞理子(たかぎ きたやま まりこ)
愛知学院大学文学部
専攻:アメリカ研究、社会学
主要著書・論文:「芙蓉会(Fuyo Kai)――ワシントン大学における日系女子学生会と日米戦争」『愛知学院大学文学部紀要』第42号(2013年)「俳句・短歌・川柳を通してみる一世女性の心情――ハワイ社会史の一ページとして」『愛知学院大学文学部紀要』第38号(2009年)北米エスニシティ研究会編『北米の小さな博物館「知」の世界遺産』1、2、3(共著、彩流社、2006、2009、2014年)

高橋章(たかはし あきら)
大阪市立大学名誉教授
専攻:アメリカ史
主要著書:『アメリカ帝国主義成立史の研究』(名古屋大学出版会、1999年)

竹中興慈(たけなか こうじ)
東北大学名誉教授
専攻:アメリカ社会史・黒人史
主要著書:野村達朗編『アメリカ合衆国の歴史』(共著、ミネルヴァ書房、1998年)『シカゴ黒人ゲトー成立の社会史』(明石書店、1995年)

竹本友子(たけもと ゆうこ)
元早稲田大学文化構想学部
専攻:アメリカ黒人史
主要訳書・論文:「アメリカ黒人と日本――両大戦間期における黒人の親日感情と日本の宣伝工作を中心として」『ヨーロッパの市民と自由――その歴史的諸相の解明』(早稲田大学アジア太平洋研究センター研究シリーズ42、1999年)ウィリアム・J・ウィルソン『アメリカ大都市の貧困と差別――仕事がなくなるとき』(共訳、明石書店、1999年)

常松洋(つねまつ ひろし)
京都女子大学文学部
専攻:アメリカ史
主要著書:『ヴィクトリアン・アメリカの社会と政治』(昭和堂、2006年)『消費とアメリカ社会――消費大国の社会史』(共編著、山川出版社、2005年)

富田虎男(とみた とらお) ※編著者プロフィールを参照

西出敬一(にしで けいいち)
徳島大学名誉教授
専攻:アメリカ史
主要著書:紀平英作・油井大三郎編『グローバリゼーションと帝国』(共著、ミネルヴァ書房、2006年)川島正樹編著『アメリカニズムと「人種」』(共著、名古屋大学出版会、2005年)

野村文子(のむら ふみこ)
元川村学園女子大学人間文化学部
専攻:アメリカ宗教史
主要論文:「ハーヴィ・コックスと彼の業績」『川村学園女子大学研究紀要』第19巻(2008年)“Japanese women and Religion,” For Living Buddhism And Interfaith Dialogue, DHARMA WORLD vol.32, KOSEIPUBLISHING Co. 2005.

藤本博(ふじもと ひろし)
南山大学外国語学部
専攻:アメリカ外交史
主要著書:『ヴェトナム戦争研究――「アメリカの戦争」の実相と戦争の克服』(法律文化社、2014年)木畑洋一編『20世紀の戦争とは何であったか』(共著、大月書店、2004年)

松岡完(まつおか ひろし)
筑波大学人文社会系
専攻:アメリカ外交史
主要著書:『ケネディと冷戦――ベトナム戦争とアメリカ外交』(彩流社、2012年)『ベトナム戦争――誤算と誤解の戦場』(中公新書、2001年)

安武秀岳(やすたけ ひでたか)
愛知県立大学名誉教授
専攻:西洋史学
主要著書・論文:「合衆国憲法体制の展開――奴隷主国家の出現」『北海学園大学人文論集』第36号(2007年)『大陸国家の夢』(講談社現代新書、1988年)

谷中寿子(やなか ひさこ)
共立女子大学国際学部
専攻:アメリカ史
主要著書・論文:『アメリカ文化への招待――テーマと資料で学ぶ多様なアメリカ』(共編著、北星堂書店、2004年)African Americans and Japanese Firms in Georgia. Washington DC: Joint Center for Political and Economic Studies. 2001.

油井大三郎(ゆい だいさぶろう)
東京女子大学現代教養学部
専攻:米国現代史、世界現代史
主要著書:『好戦の共和国アメリカ――戦争の記憶をたどる』(岩波新書、2008年)『なぜ戦争観は衝突するか――日本とアメリカ』(岩波現代文庫、2007年)

横山良(よこやま りょう)
神戸大学名誉教授
専攻:アメリカ政治文化史
主要著書:古矢旬・山田史郎編著『権力と暴力』(共著、ミネルヴァ書房、2007年)紀平英作編著『アメリカ史』〔世界各国史24〕(共著、山川出版社、1999年)

 はじめに
 第3版の出版にあたって


Ⅰ 先住アメリカ人の世界

第1章 最古のアメリカ人――モンゴロイドのアジアからの移動
第2章 先住アメリカ人の文化――その地域的広がりと多様性
第3章 一四九二年の先住民人口――異なる推定値が意味するもの


Ⅱ 先住アメリカ人・ヨーロッパ人・アフリカ人

第4章 ヨーロッパ人の植民活動――それは大西洋岸からのみ始められたのか
第5章 ヴァージニア植民地の建設――先住民インディアン側から見ると
第6章 ニューイングランド植民地の建設――「友好」の神話
第7章 ベーコンの反乱とインディアン奴隷制――赤人と白人と黒人
第8章 黒人奴隷制と奴隷貿易――北米のアフリカン・ディアスポラ
第9章 神聖な実験――ウィリアム・ペンの先住民友好政策
第10章 大いなる覚醒――アメリカ最初の信仰復興運動
第11章 イギリス重商主義体制――「中核」と「周辺」構造の形成
第12章 イギリス帝国のための戦争――近代世界システムにおける覇権闘争


Ⅲ 解放と抑圧の連鎖

第13章 対英抵抗運動の展開――エリートと民衆の「自由」への目覚め
第14章 アメリカ独立革命――解放と抑圧の戦い
第15章 新しい国づくり――国家連合から国民国家へ
第16章 領土膨張の仕掛け――公有地条令と北西部領地条令
第17章 アメリカの二つの未来像――リパブリカンとフェデラリスト
第18章 一八一二年戦争――誰と誰の、何のための戦争であったのか
第19章 市場革命――アメリカ的工業化
第20章 セクションの対立――孤立する南部の反撃
第21章 モンロー宣言――J・Q・アダムズの「保守的」現実主義外交
第22章 インディアン強制移住――不実な「父親」、抗う「子どもたち」
第23章 綿花王国――プランター層の支配するピラミッド型社会
第24章 奴隷制廃止運動――漸進主義から即時解放主義へ
第25章 アメリカの知的独立――エマソンの知的独立宣言から大衆文化まで
第26章 セネカフォールズ――女性の権利宣言大会
第27章 マニフェスト・デスティニー――誰の、どんな運命が明白であったのか
第28章 ペリー艦隊の日本遠征――鯨が開いた鎖国の扉
第29章 南北対立の激化――奴隷制の西方への拡大をめぐって
第30章 南北戦争――戦争による変化と民衆生活
第31章 南部の再建――解放黒人の処遇と南部反乱州の連邦復帰
第32章 西部の開拓――フロンティアの前進とインディアンの抵抗
第33章 工業の発展と巨大企業の出現――「世界の工場」の座へ
第34章 労働運動・農民運動・人民党――自由労働イデオロギーの終焉
第35章 インディアンの隔離と同化――「インディアン」は殺せ、「人間」は救え
第36章 黒人の隔離と抵抗――「どん底時代」の黒人指導者たち


Ⅳ 「アメリカの世紀」

第37章 米西戦争――民族解放戦争と帝国主義戦争との交錯
第38章 ハワイ併合――無視された先住ハワイ人の声
第39章 帝国主義時代の到来とアメリカ――ふみにじられたマイノリティの声
第40章 新移民の流入と排斥――ネイティヴィズムと移民法の整備
第41章 「革新主義」の展開――巨大企業支配と改革政治
第42章 第一次世界大戦とアメリカ――新しい「ヘゲモニー」への道
第43章 大衆消費社会の出現――際限のないファッション・ショーの世界
第44章 大恐慌とニューディール――“バブル”崩壊から未曾有の社会的危機へ
第45章 第二次世界大戦とアメリカ――民主主義陣営の中軸として
第46章 原爆投下問題――投下は不可避だったのか
第47章 トルーマン・ドクトリンと冷戦の開始――米ソ対立と局地紛争
第48章 アイゼンハワー政権の外交――マッカーシズムから軍事超大国へ
第49章 「豊かな社会」――その光と影
第50章 黒人解放運動の系譜――キング牧師登場の背景
第51章 ケネディの登場――アメリカの若さと自信の光陰
第52章 ヴェトナム戦争とアメリカ――アメリカの最も長い戦争
第53章 激動の一九六〇年代――それは黒人学生の「座り込み」から始まった
第54章 ニュー・フェミニズム運動――「個人的なことは政治的なことだ」
第55章 カウンター・カルチャー・ムーブメント――「三〇歳以上の大人を信用するな」
第56章 ウォーターゲート事件――苦悩するアメリカ
第57章 アメリカとカリブ海・中南米――屈折した近隣関係史
第58章 アメリカとアラブ世界――メイド・イン・USAの中東和平
第59章 アメリカとアジア――太平洋を「アメリカの湖」に
第60章 変わりゆくアメリカ――多文化社会に向けて


Ⅴ 21世紀のアメリカ

第61章 テロとの戦い――W・ブッシュ政権の外交
第62章 「アメリカの世紀」の終わり――アメリカに映し出される資本主義の栄光と悲惨
第63章 バラク・オバマの登場――多様化するアメリカを象徴する初の非白人政権


 参考文献
 アメリカ史年表

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