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国際地域学の展開
本体2,500円+税
ISBN 9784750341729
判型・ページ数 A5・264ページ
出版年月日 2015/03/20

国際地域学の展開

国際社会・地域・国家を総合的にとらえる

グローバル化の進展に伴い、多様なレベルのアクターが活動するようになった。国際情勢や地域社会の関係を捉えらえる手法も変化が求められている。国際地域学は、国際関係論と地域研究とを一つの体系として考え、新たなパースペクティブを提供するだろう。


 はしがき[猪口孝]

序章 国際地域学の構造――国際社会、地域国際関係、各国研究[山本吉宣・黒田俊郎]
 はじめに
 1.国際社会、地域国際関係、各国研究――3つのレベルの総合
 2.ディシプリン――単一ディシプリンと交差ディシプリン
 3.質的アプローチと量的アプローチ
 4.政策インプリケーションと政策分析
 5.選択のメニューとしての国際地域学
 6.本書の構成


Ⅰ.国際社会の研究

第1章 グローバル・ガバナンス[山本吉宣]
 1.グローバル・ガバナンスの顕在化
 2.問題の構造
 3.グローバル・ガバナンスの態様――レジーム、三角空間、ネットワーク
 4.グローバル・ガバナンスの効果と位置づけ
 おわりに

第2章 戦争と平和[黒田俊郎]
 はじめに
 1.その歴史的展望
 2.リアリズムの観点からとらえる
 3.リベラリズムの観点からとらえる
 おわりに

第3章 国際的相互依存――国際経済学の視点から[若杉隆平]
 はじめに
 1.「伝統的貿易理論」と統合経済
 2.不完全市場での貿易――新貿易理論
 3.地域の貿易量
 4.企業と貿易――新々貿易理論
 おわりに――実証研究

第4章 経済開発と援助[渡邉松男]
 はじめに――国際地域学における開発と援助
 1.国際社会と開発・援助
 2.アジア地域の経済開発とその課題
 おわりに


Ⅱ.地域国際関係

第5章 東アジア国際関係とアメリカ[滝田賢治]
 はじめに
 1.第二次世界大戦と米ソ冷戦――新たな国際秩序の形成
 2.東アジアの2つの戦争――朝鮮戦争・ベトナム戦争とアメリカの対応
 3.東アジア国際秩序の変容――米ソ中「三角関係」とアメリカの対応
 4.冷戦終結とアメリカの東アジア政策
 おわりに

第6章 地域統合と東アジア[菊池努]
 はじめに
 1.東アジアの地域制度の歴史
 2.地域制度形成の背景
 3.「2つのアジア」?――リベラルな秩序への同調、挑戦、迂回
 おわりに――アジアにおける地域制度の展望

第7章 経済発展と東アジア[李佳]
 はじめに
 1.「東アジアの奇跡」およびその論争
 2.東アジアの経済成長の共通要因
 3.東アジアの生産ネットワーク
 おわりに


Ⅲ.各国研究

第8章 中国の政治と外交――力の追求と中国の夢[カポ・ゴ]
 はじめに
 1.毛沢東の政治指導
 2.鄧小平の政治指導
 3.江沢民の政治指導
 4.胡錦濤の政治指導
 5.習近平の政治指導
 おわりに

第9章 韓国の政治と外交――秩序構成の重層的リベラル相関[浅羽祐樹]
 はじめに
 1.大統領と議会の関係
 2.政治部門と非選出部門の関係
 3.韓米中/韓米日
 4.自由貿易レジームと国内政治
 おわりに

第10章 ロシアの政治と外交――屈辱の1990年代と大国主義の復活[袴田茂樹]
 はじめに
 1.ロシア連邦の成立と屈辱の1990年代
 2.1990年代の政治、社会、経済の混乱とウェーバー・ルネッサンス
 3.プーチン政権の成立と大国主義の台頭
 4.ウクライナ事件とロシアの東方シフト

第11章 日本の内政と外交――政権交代と対外政策過程の変化[信田智人]
 はじめに
 1.自民党政権下の政策過程
 2.1993年の政権交代後の政策決定
 3.民主党政権での対外政策過程
 4.第二次安倍政権における安全保障政策
 おわりに


Ⅳ. 国際地域学の方法

第12章 実証研究論文の書き方――問いから仮説検定まで[藤井誠二]
 はじめに
 1.本章の位置づけ
 2.研究の進め方(前半)――問いから作業仮説まで
 3.研究の進め方(後半)――仮説検定
 おわりに

第13章 政治分析の方法論――事例、比較、計量的アプローチ[窪田悠一]
 はじめに
 1.国際地域学の方法を考える意味
 2.質的アプローチと計量的アプローチの対比
 3.政治現象と分析上の諸問題
 おわりに

第14章 コンストラクティビズム(構成主義)――ディスコース研究を中心に[上村威]
 はじめに
 1.構成主義の特徴
 2.ディスコースとは、ディスコース研究とは
 3.国際関係論におけるディスコース研究――2つの分析レベル
 おわりに


 あとがき[黒田俊郎]

 索引

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