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現代中央アジアの国際政治
本体5,400円+税
ISBN 9784750341149
判型・ページ数 A5・340ページ
出版年月日 2015/03/20

現代中央アジアの国際政治

ロシア・米欧・中国の介入と新独立国の自立

「人道的介入」「保護する責任」など、ロシアをはじめ、米欧、中国などの外部勢力の中央アジア諸国に対する介入政策は「自立」にどのような作用をもたらしているのか。ソ連末期からの地域情勢の考察とともに、ユーラシア国際政治の体系的把握を目指した労作。

 まえがき

序章 主権、階層性、秩序――ポスト・ソ連空間で問われること
 階層的国際秩序
 主権と階層的国際秩序
 介入とその評価
 中央アジアの国際秩序をめぐる論点

第一章 ソ連最後の軍事介入――はじまりとしてのアフガニスタン
 介入の欲求
 紆余曲折の出口戦略
 今日的な含意

第二章 連邦解体と紛争
 共和国の自立拡大
 紛争を封じ込める――タジキスタンとその周辺
 「新しい戦争」としてのタジキスタン紛争

第三章 停留する旧宗主国・ロシア――介入の論理と実践
 限定化される介入――九・一一事件まで
 九・一一事件後の対中央アジア政策
 二〇〇五年動乱以降の対中央アジア政策
 「ユーラシア同盟」へ――二〇一〇年代の変化
 ロシアによる介入の変容と限界

第四章 直接的、だが非強制的な介入――米欧による安全保障協力と規範導入の試み
 アメリカによる安全保障協力
 中央アジアのOSCE
 力と規範の相互補完的導入は可能か

第五章 上海協力機構(SCO)と中国
 テロ対策と地域協力
 「反米」声明後のSCO
 拡大する関心領域
 規範形成の可能性と限界

第六章 中央アジア諸国の自立と地域秩序
 ミドルパワーとしての台頭?――カザフスタン
 脆弱国家の多角化戦術――タジキスタンとクルグズスタン
 政策転換の合理性――ウズベキスタン
 孤立から経済的多角化へ――トルクメニスタン
 対外政策の多様化と弱い地域主義

終章 中央アジアにおける主権と国際政治
 グローバル化とパワーシフトの渦中で
 中央アジア国際政治の展望

 あとがき

 初出一覧
 略語一覧
 参考文献一覧
 索引

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