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エビデンスに基づく効果的なスクールソーシャルワーク
本体2,600円+税
ISBN 9784750341446
判型・ページ数 A5・244ページ
出版年月日 2015/02/20

エビデンスに基づく効果的なスクールソーシャルワーク

現場で使える教育行政との協働プログラム

スクールソーシャルワーカーの活動をより実効性のあるものにするために、はじめて実証的研究の成果を取り入れた本書は、学校(教職員)だけでなく教育委員会の関与・連携について取り上げた点で意義が大きい。子ども、学校、地域を守るために協働する専門職必携。

 はしがき
 刊行に寄せて(大島巌)
 実証的研究の推進を(白澤政和)
 指導主事とスクールソーシャルワーカーの協働への期待(中野澄)

序章 研究概要とプログラム評価
 1.本研究の目的
 2.プログラム評価とは――効果的プログラムモデル形成に果たす役割
 3.研究方法と本書の構成


第1部 スクールソーシャルワークが求められる背景と意義

第1章 家庭と学校の現状
 1.子ども家庭の現状
 2.学校の現状
 3.今なぜスクールソーシャルワークなのか
 4.スクールソーシャルワークの現状と課題

■コラム 子どもをどう見るか─教育と福祉とをつなぐ(本田正道)

第2章 スクールソーシャルワーク研究の動向
 1.スクールソーシャルワークの発展
 2.スクールソーシャルワークに関する調査研究


第2部 効果的プログラムモデルの開発

第3章 プログラム理論:効果的なスクールソーシャルワーク事業プログラムの作成――仮モデル
 1.研究方法
 2.インパクト理論
 3.プロセス理論

■コラム 包括的SSW事業マニュアルに期待する思い─熊本県義務教育スクールソーシャルワーカーの立場から(守田典子)

第4章 全国調査によるプログラムの検証
 1.研究方法
 2.全国の教育委員会の実態
 3.全国のスクールソーシャルワーカーの実態
 4.教育委員会担当者とスクールソーシャルワーカーのプログラム実施度と効果(アウトカム)との関連


第3部 効果的プログラムモデルの改善・形成

第5章 実践家参画型ワークショップの方法によるプログラム再構築――修正モデル
1.実践家参画によるプログラム改善の意義
2.実践家参画型ワークショップの概要
3.実践家参画型ワークショップの内容およびプログラム再構築の結果

■コラム 鳥取県からのメッセージ
 1)これまでの取り組みから育成研修へ(牧田悟)
 2)効果的なスクールソーシャルワーク事業プログラム運用への期待(福島史子)

第6章 プログラムの試行
 1.研究方法
 2.試行調査の結果
 3.教育委員会担当者とスクールソーシャルワーカーのプログラム実施度と効果(アウトカム)との関連

■コラム 山口県での取り組み(岩金俊充)

第7章 効果的なスクールソーシャルワーク事業プログラムの完成――完成モデル
 1.インパクト理論
 2.プロセス理論

第8章 総合考察――エビデンスに基づく実践とその評価


 あとがき
 用語解説
 効果的なスクールソーシャルワーク事業プログラムの効果的援助要素項目
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