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国連大学 包括的「富」報告書
本体8,800円+税
ISBN 9784750341132
判型・ページ数 B5・360ページ
出版年月日 2014/12/25

国連大学 包括的「富」報告書

自然資本・人工資本・人的資本の国際比較

GDPなどの経済指標ではとらえきれない、森林などの自然資本・道路や工場などの人口資本・教育等の人的資本を含めた「富」の測定がますます重要となっている。国連大学を中心に、各国の包括的な富を測った報告書の邦訳。

 巻頭言
 序
 謝辞
 日本語版への序
 推薦の辞
 略語一覧
 エグゼクティブ・サマリー
 はじめに 包括的富――全体の見通し


第1部

第1章 福祉と富[パーサ・ダスグプタ、アナンサ・ドゥライアッパ]
 重要なメッセージ
 1. はじめに
 2. 持続可能な発展という考え方
 3. 資本資産
 4. 資本資産の社会的価値――シャドー価格
 5. 富と生産的基盤
 6. 包括的富と総合的富
 7. 主要な仮定と留意事項
  BOX1 偶然、閾値、分岐、潜在的なカタストロフィ

第2章 各国の包括的富を計上する――実証的な証拠[パブロ・ムニョス、エローム・ダーキー、キルステン・オールソン、レオニー・ピアソン]
 重要なメッセージ
 1. はじめに
 2. 方法論
 3. 各国の富
 4. 調整済み包括的富指数
 5. IWI、GDP、HDIの比較
 6. 結論
  BOX1 富の測定に使われる重要な変数
  BOX2 健康資本
  付録2-1 一人当たりIWIと三つの資本形態(人的資本、人工資本、自然資本)のパーセント変化、1990~2008年
  付録2-2 生産的基盤の資本形態ごとの構成、1990~2008年(2000年米ドル)

第3章 自然という富が持つ意義[レオニー・ピアソン、パブロ・ムニョス、エローム・ダーキー]
 重要なメッセージ
 1. はじめに
 2. 方法論
 3. 各国の自然という富
 4. 結論
  付録3-1 自然資本のタイプで分解した〔一人当たり自然資本の〕平均年間成長率
  付録3-2 自然資本のタイプで分解した〔自然資本指数の〕平均年間成長率

第4章 米国の州レベルでの包括的富の測定[ケビン・J・マムフォード]
 重要なメッセージ
 1. はじめに
 2. 包括的富を測る
 3. データと実証の結果
 4. 結論

第5章 国の経済は(仮想的に)持続可能といえるか?――国際貿易における自然資産の実証分析[ジャイルス・アトキンソン、マシュー・アガルワラ、パブロ・ムニョス]
 重要なメッセージ
 1. はじめに
 2. 文献の展望
 3. 仮想的な持続可能性と国際貿易
 4. 方法とデータ
 5. 実証の結果
 6. 結論
  付録5-1 世界銀行の地域分類
  付録5-2 表A1 各国の資源消耗と炭素排出
  付録5-2 表A2 グローバル持続可能性への地或別一人当たり寄与


第2部

第6章 経済資産としての自然資本――概観[パーサ・ダスグプタ]
 重要なメッセージ
 1. はじめに
 2. 資本資産としての自然
 3. 財産権
 4. 外部性のタイプ
 5. 外部性を定量化する
 6. シャドー価格の推定
 7. 自然の生産関数の利用
 8. 結論
  BOX1 木材輸出と富の移転
  BOX2 生態系サービスヘの支払い
  BOX3 オプションに価値をつける

第7章 富会計への道[チャールズ・ペリングス]
 重要なメッセージ
 1. 問題の位置づけ
 2. 環境変化と環境資産
 3. 包括的富会計への道に至るステップ
 4. SNAのサテライト勘定と資本勘定
 5. 結論
  付録7 富会計の厚生理論的基礎

第8章 生態系サービスと富会計[エドワード・B・バービエ]
 重要なメッセージ
 1. はじめに
 2. 富会計と生態系サービス
 3. 自然資本としての生態系
 4. 生態系と生態系サービス
 5. 生態系の財・サービスの価値評価
 6. 非市場生態系財・サービスに価値をつける
 7. 生態資本の計上による富会計の修正
 8. 事例研究――タイの調整済みNDPとマングローブの消失
 9. 結論
  BOX1 国内純生産(NDP)に生態資本の貢献を含めて修正する
  BOX2 オーストラリア南東部ゴウルバーン・ブロークン集水域における生態系の回復力の価値
  BOX3 タイのマングローブ資産の計上に使われた価値推計
  付録8 富会計と生態系サービスの定式化モデル

第9章 生態系の調整サービスのための包括的富会計[ヘザー・タリス、スティーブン・ポラスキー、フアン・セバスティアン・ロサーノ、ステイシー・ウォルニー]
 重要なメッセージ
 1. はじめに
 2. 調整サービスを包括的富に含めるための原則
 3. 重要な調整サービスの計上プロセスの例
 4. 原則をコロンビアとエクアドルに適用する
 5. 事例研究と原則の比較
 6. さらなる前進の必要性

第10章 水の会計――ストック、フロー、価値[クリス・ペリー]
 重要なメッセージ
 1. はじめに
 2. 物理的な水会計
 3. 部門間の格差をなくす――用語「統一」の試み
 4. 物的な水会計から水の価値づけへ
 5. SEEAWの適用
 6. 結論

第11章 自然という富の将来を守る〈人間の福祉のための自然資本計算における持続可能性、代替可能性、測定、閾値、集計の問題〉[ポール・エキンズ]
 需要なメッセージ
 1. はじめに
 2. 富の創出の4資本モデル
 3. 持続可能性と持続可能な発展
 4. 環境の持続可能性
 5. 環境、経済、人間の福祉
 6. 結論

結論 教訓、発見、提言[アナンサ・ドゥライアッパ、パブロ・フエンテネブロ]
 得られた教訓
 わかったこと
 提言
 今後に向けて


付録

方法論付録
 1. 人的資本
 2. 人工資本
 3. 自然資本
 4. 健康資本
 5. 調整

データ付録――各国の富
 オーストラリア/ブラジル/カナダ/チリ/中国/コロンビア/エクアドル/フランス/ドイツ/インド/日本/ケニア/ナイジェリア/ノルウェー/ロシア/サウジアラビア/南アフリカ/英国/米国/ベネズエラ

 用語集
 本報告書に携わった組織
 参考文献
 訳者解説
 索引
 執筆者

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