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コミュニティカフェと地域社会
本体4,000円+税
ISBN 9784750341057
判型・ページ数 A5・288ページ
出版年月日 2014/11/30

コミュニティカフェと地域社会

支え合う関係を構築するソーシャルワーク実践

誰もが気軽に立ち寄り、自由に過ごすことができるコミュニティカフェ。法制度では対応しきれない社会的孤立などの現代的課題を解決する機能があると仮定し、著者自らが全国調査を実施。そこでの実践を開発型ソーシャルワークの文脈で捉えた意欲作。

 はじめに

序章 研究の課題と方法
 第1節 研究の背景
 第2節 研究の目的と枠組み
 第3節 研究の方法と用語の定義
 第4節 本書の構成

第1章 戦後日本における地域支援活動
 第1節 戦後日本における地域を基盤とする活動の展開の概観
 第2節 1960年代の社会福祉研究における社会開発をめぐる論議
 第3節 戦後から高度経済成長期までの社会状況の変遷と地域を基盤とする活動

第2章 福祉コミュニティと開発を志向したソーシャルワーク
 第1節 「福祉コミュニティ」について――岡村理論を手掛かりに
 第2節 社会福祉における地域を基盤とする活動の変遷
 第3節 社会開発における地域を基盤とする活動の内容
 第4節 開発を志向したソーシャルワークの概念

第3章 福祉コミュニティ形成の拠点としてのコミュニティカフェ――開発を志向したソーシャルワーク実践として
 第1節 地域組織の変質と福祉コミュニティの現代的状況
 第2節 開発を志向したソーシャルワークを実践するコミュニティカフェのスタッフ

第4章 コミュニティカフェ運営の実態とスタッフのアプローチ――量的調査からの検討
 第1節 コミュニティカフェ量的調査の目的とねらい
 第2節 調査の対象と方法
 第3節 量的調査の結果
 第4節 コミュニティカフェ運営を担うスタッフ
 第5節 本調査による新たな知見と課題

第5章 コミュニティカフェの福祉コミュニティ機能――事例調査からの検討
 第1節 コミュニティカフェのスタッフに対する事例調査の方法
 第2節 地域におけるコミュニティカフェの位置付けとスタッフのアプローチ

第6章 開発を志向したソーシャルワークの実践有用性
 第1節 コミュニティカフェの福祉コミュニティ機能
 第2節 開発を志向したソーシャルワークの実践有用性

終章 結論と今後の課題
 第1節 結論
 第2節 本研究の意義と今後の課題

 謝辞
 引用文献

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