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格差と不安定のグローバル経済学
本体3,800円+税
ISBN 9784750340845
判型・ページ数 A5・352ページ
出版年月日 2014/10/15

格差と不安定のグローバル経済学

ガルブレイスの現代資本主義論

主流派経済学が取り上げてこなかった経済格差と金融がもたらす不安定の関係を、タイルの不平等尺度等を駆使し、データに基づく実証的な分析から解明する。分析対象はアメリカ、EUをはじめ、急成長する中国、ブラジル、アルゼンチン、ソ連崩壊後のキューバ。

 謝辞


第1章 不平等の物理学と倫理学
 不平等の尺度の簡単な物理学
 不平等の尺度の倫理的な含意
 この本のプラン

第2章 新しい不平等の尺度の必要性
 不平等研究におけるデータの問題
 高密度で整合的な不平等の尺度の獲得
 グループ化とグループ分け
 結論

第3章 賃金の不平等と世界の発展
 クズネッツが意図したこと
 新しいデータによるクズネッツの仮説の再検討
 賃金の不平等と国民所得:曲線の形状はどのようなものか
 世界的な不平等の拡大:データの中のパターンとしてのソロスのスーパーバブル
 結論
 付録:不平等から成長への想定される関係

第4章 家計所得の不平等の推定
 賃金の不平等と所得の不平等の間の関係の推定
 問題となるケースの発見:残差の検討
 所得不平等に関する詳細かつバランスよく集められたデータセットの構築
 結論

第5章 経済的不平等と政治体制
 政治学における民主主義と不平等
 政治体制のタイプに対するもう1つの接近法
 分析とその結果
 結論
 付録Ⅰ 政治体制に関するデータの説明
 付録Ⅱ 他の政治的分類の方式を用いた結果

第6章 アメリカにおける地域間不平等:1969年~2007年
 アメリカにおける産業間の稼得所得の不平等
 アメリカにおける地域間所得不平等の変化
 アメリカにおける不平等の解釈
 結論

第7章 州レベルでの所得不平等とアメリカの選挙
 2000年大統領選挙に関する既存のデータを用いたいくつかの初期モデル
 州レベルでの不平等の新しい推定値と不平等と選挙の関係の時系列的分析
 不平等と投票における所得のパラドックス
 結論

第8章 ヨーロッパにおける不平等と失業レベルの問題
 格差に基づく失業理論
 格差と失業に関する地域ベースの証拠
 ヨーロッパとアメリカにおける格差と失業
 ヨーロッパの失業対策への示唆
 付録:詳細な結果と感応度分析

第9章 ヨーロッパの賃金と柔軟性理論
 ヨーロッパの失業問題:再現
 ヨーロッパにおける賃金の柔軟性の評価
 状況を単純化するクラスター化と判別化
 結論
 付録Ⅰ:クラスターの詳細
 付録Ⅱ:固有値と正準相関
 付録Ⅲ:正準得点と疑似得点の相関

第10章 中国におけるグローバリゼーションと不平等
 2007年までの中国における不平等の進行
 2002年から2006年における金融および輸出のブーム
 貿易と資本流入
 投機部門への利益と資本の流入
 結論

第11章 アルゼンチンとブラジルにおける金融と権力
 アルゼンチンとブラジルにおける現代の政治経済
 格差の測定
 データの情報源
 アルゼンチンにおける賃金格差:1994年~2007年
 ブラジルにおける賃金格差:1996年~2007年
 結論

第12章 ソビエト崩壊後のキューバにおける格差
 キューバの賃金データ
 キューバ経済の進展:1991年~2005年
 産業部門別の賃金格差
 地域による賃金格差
 結論

第13章 経済格差と世界の危機


 訳者あとがき
 参考文献
 索引

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