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現代韓国を知るための60章【第2版】
本体2,000円+税
ISBN 9784750340821
判型・ページ数 4-6・312ページ
出版年月日 2014/10/05

現代韓国を知るための60章【第2版】

大きく動き変わろうとする東アジア、なかでも昨今緊張する日韓関係。そもそも韓国とは何か、その国土から、成り立ちの歴史、経済の変遷を説き、社会問題や文化事象に触れ、今の韓国を理解する手引きとなる1冊。

 

【執筆者一覧】

石坂 浩一(いしざか・こういち) ※編著者プロフィールを参照。

大島 裕史(おおしま・ひろし)
フリージャーナリスト。
主要著書:『日韓キックオフ伝説』(単著、実業之日本社、1996年、〔集英社文庫、2002年〕、1996年度ミズノ・スポーツライター賞受賞)、『韓国野球の源流――玄界灘のフィールド・オブ・ドリームス』(単著、新幹社、2006年)、『魂の相克――在日スポーツ英雄列伝』(単著、講談社、2012年)

小田切 督剛(おだぎり・まさたけ)
川崎市役所職員、立教大学兼任講師。
主要論文:「川崎と富川の市民交流と生涯学習」黄宗建、小林文人、伊藤長和編『韓国の社会教育・生涯学習』(エイデル研究所、2006年)、「川崎市の生涯学習と市民運動」小林文人、伊藤長和、梁炳贊編『日本の社会教育・生涯学習』(学志社、ソウル、2010年)、「『顔の見える関係』を根付かせよう――自治体が応援する友好都市交流」舘野晳編著『韓国の暮らしと文化を知るための70章』(明石書店、2012年)

株本 千鶴(かぶもと・ちづる)
椙山女学園大学人間関係学部教授。
主要論文:「韓国――国家福祉の代替から補完へ」末廣昭編『東アジア福祉システムの展望――7カ国・地域の企業福祉と社会保障制度』(ミネルヴァ書房、2010年)、「韓国における高齢者の所得保障」(『社会科学研究』第63巻5・6号、2012年)、「韓国における協同組合の法制化――経済と社会の構想に関する一考察」(『東アジアの雇用・生活保障と新たな社会リスクへの対応』東京大学社会科学研究所リサーチシリーズNo.56、2014年)

金 保根(きむ・ぼぐん)
ハンギョレ平和研究所所長。
主要論文:「北韓『千里馬労働過程』研究」博士論文、「北韓の『階層的食糧分配モデル』と2008年の食糧危機」(『統一政策研究』第17巻1号、統一研究院、2008)

金 良淑(きむ・やんすく)
立教大学兼任講師。
主要論文:「済州島出身在日一世女性による巫俗信仰の実践」(『韓国朝鮮の文化と社会』第4号、風響社、2005年10月)、「日本で営まれる済州島のクッ」(『アジア遊学』92号、勉誠出版、2006年10月)、「韓国の出稼ぎ巫者とトランスナショナルな信仰空間の生成」(『研究報告』No.18、旅の文化研究所、2009年12月)

鞠 重鎬(くっく・じゅんほ)
横浜市立大学国際総合科学部教授。
主要論文:「日韓の政府間財政関係とソフトな予算制約」(『財政研究』第3巻、日本財政学会、2007年)、「韓国における地域間財政運用と地方歳出の経済分析」(『アジア経済』第51巻第4号、IDE-JETROアジア経済研究所、2010年)、Kook, Joong-Ho and Yoonseock Lee, “Why Does South Korea Have a Large Trade Deficit with Japan?” Actual Problems of Economics, National Academy of Management, Vol.154, No.4, 2014.

倉持 和雄(くらもち・かずお)
横浜市立大学名誉教授。
主要著書・論文:『現代韓国農業の構造変動』(単著、御茶の水書房、1994年)、「韓国農業の半世紀――農地改革および緑の革命とその後」(『韓国経済研究』第4巻、2004年)、「韓国社会の光と影――韓国社会のひとつの見方」(『横浜市立大学論叢・社会科学系列』第65巻1・2・3合併号、2014年)

孫 一善(そん・いるそん)
東京大学大学院特別研究員。
主要著書・論文:『韓国医療制度と医薬品流通』(単著、ライフサイエンス出版、2011年)、『人口構造変化による流通企業の戦略――日本事例を中心に』(韓国語、単著、経済研究叢書413号、大韓商工会議所、2012年)、『韓国語・日本語 病院用語』(日本語・韓国語、張美英との共著、語文学社、2012年)

高安 雄一(たかやす・ゆういち)
大東文化大学経済学部教授。
主要著書:『韓国の構造改革』(単著、NTT出版、2005年)、『韓国の社会保障――「低福祉・低負担」社会保障の分析』(単著、学文社、2014年)、『韓国における市場開放と農業構造改革――農地の経営規模拡大について』(単著、日本評論社、2014年)

中島 朋義(なかじま・ともよし)
公益財団法人環日本海経済研究所調査研究部主任研究員。
主要著書:『韓国経済システムの研究――高パフォーマンスの光と影』(編著、ERINA北東アジア研究叢書3、日本評論社、2014年)、『アジア太平洋の新通商秩序――TPPと東アジアの経済連携』(山澤逸平、馬田啓一、国際貿易投資研究会との共著、勁草書房、2014年)

中西 恭子(なかにし・きょうこ)
京都女子大学文学部准教授。
主要著書:『韓国語アップグレード――もぎたてのソウルマル』(明石書店、2004年)、『ハングルの歴史』(〔翻訳〕白水社、2007年)、『表現のための中級韓国語』(白水社、2010年)

朴 相俊(ぱく・さんじゅん)
早稲田大学国際教養学部教授。
主要論文:‘Do Chinese and Korean products compete in the Japanese market? An investigation of machinery exports’, forthcoming, Journal of The Japanese and International Economies, 2014. ‘Measuring misalignments in the Korean exchange rate’, Japan and the World Economy, vol. 24, 2012. ‘he bilateral real exchange rates and trade between China and the U.S.’, China Economic Review, vol. 19, 2008.

福島 みのり(ふくしま・みのり) ※編著者プロフィールを参照。

柳町 功(やなぎまち・いさお)
慶應義塾大学総合政策学部教授。
主要著書・論文:『アジアの持続可能な発展に向けて――環境・経済・社会の視点から』(共著、慶應義塾大学出版会、2013年)、「三星における意思決定構造の再編・強化と企業競争力」(『現代韓国朝鮮研究』第12号、2012年)、『韓日産業競争力比較』(韓国語、共著、韓国学術情報、2013年)

吉川 凪(よしかわ・なぎ)
翻訳家。
主要著書:『最初のモダニスト鄭芝溶』(韓国語、単著、ソウル:亦楽、2002年)、『朝鮮最初のモダニスト鄭芝溶』(単著、土曜美術出版販売、2007年)、『京城のダダ、東京のダダ――高漢容と仲間たち』(単著、平凡社、2014年)

 はじめに


Ⅰ 政治

第1章 国土と人口――10万平方キロに5000万人
第2章 冷戦と分断――朝鮮民族に関わりなく始まった分割占領
第3章 冷戦の構造化――反共体制に支えられた上からの開発政策
第4章 民主化運動の高揚と市民社会の形成――転機としての6月闘争
第5章 平和的政権交代と保守政権の復活――過渡期から民主化の実現、そして停滞
第6章 憲法と政治形態、政党――強力な権限を持つ大統領制
第7章 南北対立から和解へ――冷戦克服への模索
第8章 韓国の軍隊と徴兵――社会の変化が軍に問うもの
第9章 日韓関係――無関心から韓流ブーム、そしてヘイト・スピーチ
 【コラム】竹島=独島について
第10章 韓国の外交関係――東北アジア地域協力に向けて


Ⅱ 社会

第11章 教育システムと受験戦争――大学受験に競争が集中
第12章 いじめ・学校暴力――制度的対応も功を奏さず
第13章 教育の新しい動き――多様化への試み
第14章 環境問題と環境政策――反公害から環境保全へ
第15章 環境に関わる市民運動――地球サミットを契機に定着
第16章 原発の現状と脱原発――大都市の市民が問われている
第17章 女性の人権とジェンダー――ダブルスタンダードは依然
第18章 性暴力と社会的対応――男性優位文化との葛藤
第19章 開かれた社会をめざして――在韓外国人と移住労働者の受け入れ
第20章 定住外国人――多文化政策の進展
第21章 在外コリアンの過去・現在・未来――世界に広がる700万人
第22章 社会保険制度――成熟期に向かう四大社会保険制度
第23章 福祉サービス――子ども・高齢者・障害者のニーズに応える
第24章 貧困と雇用――広がる協同組合
第25章 住宅と福祉――公共賃貸住宅はこれから
第26章 地方と地域格差――ソウル一極集中と社会両極化
第27章 地方自治の成果――進む自治体改革
第28章 世代差と社会意識――拡大する高齢者の割合
第29章 88万ウォン世代――非正規職と労働市場
第30章 大学生の就職活動――4年生の就活ないが日本より激烈
第31章 労働運動――雇用を守る闘いが長期化
第32章 社会を動かす市民運動――問われる政治との距離
第33章 離散家族、「脱北者」――分断の内面化
第34章 自殺の増加を食い止める――求められる死についての教育
第35章 変貌する家族関係――大家族の時代ははるか昔


Ⅲ 経済

第36章 韓国経済の成長と現況――めざましい発展と今日的課題
第37章 財閥と経済構造――韓国経済を支配する力
第38章 経済と財政運営――経済計画から民生安定へ
第39章 為替レート、金融と貿易――輸出を左右してきた重大要因
第40章 農業と農村――存亡の岐路に
第41章 韓国のFTA政策――積極策が奏功
第42章 韓国流通産業――製造業に次ぐ巨大産業
第43章 韓国企業の海外進出――グローバル生産体制と企業責任
第44章 貧富の格差――アジアのなかで最小
第45章 所得と家計――日本との比較の視点


Ⅳ 文化

第46章 現代韓国語の形成――表記法の確立に向けて
第47章 テレビドラマの変遷――日日ドラマから週二回放送へ
第48章 多様化し深化する韓国映画――興業記録の更新もしばしば
第49章 K-POPへの道のり――米軍ショーから広まった洋楽
第50章 K-POPアイドルの誕生とファンダム――ソテジの革命
第51章 演劇・ミュージカル――NANTA観客は1000万人突破
第52章 文学――海外に目を向ける作家たち
第53章 韓国のプロ野球――どん底から這い上がった国民的スポーツ
第54章 韓国人とオリンピック――巨大スポーツイベントを通しての、国造り、地域おこし
第55章 出版――日流ブームは出版界にも
第56章 美術――世界に開かれたアートシーン
第57章 新聞・放送――多彩な報道メディアが社会を活性化
第58章 宗教――多文化時代を迎える多宗教社会
第59章 パン食とケーキ――食文化の現代化
第60章 SNSとソーシャルテイナー――新しい連帯の可能性


 現代韓国を知るための参考文献・サイト

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