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現代を読み解くための西洋中世史
本体4,600円+税
ISBN 9784750340722
判型・ページ数 4-6・370ページ
出版年月日 2014/09/30

現代を読み解くための西洋中世史

差別・排除・不平等への取り組み

ステレオタイプ的な中世観に挑戦する現代的かつユニークな翻訳書。貧困、労働、障害、投獄、拷問、難民、結婚、セクシュアリティ、女性の地位、終末医療等々、現代にも共通する話題を取り上げ、現代との関連性に光をあてつつ、読者の思考をリフレッシュする。

 謝辞
 まえがき

序論[シーリア・シャゼル、サイモン・ダブルデイ、フェリス・リフシッツ、エイミー・G・リーメンシュナイダー]
1 犯罪と罰――監獄を使わないで罰すること[シーリア・シャゼル]
2 社会的逸脱――中世のアプローチ[G・ゲルトナー]
3 人生の終わり――クリュニー修道士たちに耳を傾ける[フレデリック・S・パクストン]
4 結婚――中世の夫婦と伝統の使用[ルース・メイゾ・カラス]
5 女性――ダヴィンチ・コードと伝統の捏造[フェリス・リフシッツ]
6 同性愛――アウグスティヌスとキリスト教徒の性的志向[マシュー・キュフラー]
7 性的なスキャンダルと聖職者――災厄のための中世の青写真[ダイアン・エリオット]
8 労働――中世の修道院からの考察[マーサ・G・ニューマン]
9 障害?――身体の差異に関する中東からのまなざし[クリスティーナ・リチャードソン]
10 人種――本屋が隠したこと[メイガン・ケイタ]
11 難民――一三世紀フランスの見方[メガン・キャシディ=ウェルチ]
12 拷問と真実――トルケマダの幽霊[エイミー・G・リーメンシュナイダー]
13 階級の正義――我々にはなぜワット・タイラーの日が必要なのか[ピーター・ラインボー]
14 指導力――我々には君主の鑑はあるのに、どうして大統領の鑑はないのか[ジェフリ・コジオル]

 訳者あとがき
 執筆者紹介
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