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インド地方都市における教育と階級の再生産
本体4,200円+税
ISBN 9784750340760
判型・ページ数 4-6・352ページ
出版年月日 2014/09/25

インド地方都市における教育と階級の再生産

高学歴失業青年のエスノグラフィー

急激な経済成長とそれに伴う教育拡大が続くインドでは、大学を出たものの思い描いたような仕事が見つからないという若者が増えている。現代インドの若者像を具体的に活写した物語であると同時に、堅実なフィールドワークの成果を駆使した人類学的研究の書。

 謝辞

第1章 インドは待っている
 待つこととインドのミドルクラス
 まともな職に就けない高学歴青年
 高学歴失業青年のポリティクスをめぐる理論
 調査の概要
 本書の構成

第2章 「フィールド」を耕す――農村中間層の台頭と適応
 UP州北西部におけるジャート勢力の台頭――1850年~1990年
 揺らぐジャートの権力基盤――経済改革と下位カーストの台頭
 脅威への対応1――ローカル・ポリティクスへの投資の強化
 脅威への対応2――ジャート富農層の多角化戦略
 小括

第3章 タイムパス――人生の交差点
 終わりのみえないタイムパス
 無職というタイムパス――人生の交差点で立ち往生
 自己肯定文化としてのタイムパス
 小括

第4章 学生の集合的異議申し立て
 政治活動家
 政治活動家の四つの類型
 学生たちの活動は集合的か
 学生たちの異議申し立ては有効か
 小括

第5章 将来をジュガールする――即興のポリティクス
 ギリーシュ――あるジャート学生のポリティクス
 スレーシュ――ダリトの抵抗
 コラプションを正当化する
 ジュガール
 小括

第6章 結論
 ミドルクラス論再考
 「フィールド」の再考――ミクロ・ポリティクスをめぐって
 「待つこと」とは─創造と悪事

訳者による解説コラム――本書を読むてがかりとして
 1.メーラトの政治的空間
 2.インドにおける学歴競争と階層的教育構造


 訳者あとがき

 参考文献

 著者・訳者紹介

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