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創造的地域づくりと文化
本体4,500円+税
ISBN 9784750340593
判型・ページ数 A5・292ページ
出版年月日 2014/09/21

創造的地域づくりと文化

経済成長と社会的結束のための文化活動

文化が地域の雇用促進や経済発展の鍵を握る。日本を含む13か国の事例をもとに、文化的製品やサーヴィス、歴史遺産、観光、芸術活動など、創造的地域の文化を体現した各種の産業の経済的効果や社会的影響について分析し、新たな成長のパラダイムを提示する。

 はしがき
 要約
 序論

第1章 固有の文化を活用する地域の発展
 はじめに
 第1節 地域を組織する梃子としての文化.
  1.1 ソーシャル・キャピタルのプリズムを通して見た文化
  1.2 文化を地域の発展の梃子にする
 第2節 企業の発展要因としての文化
  2.1 地域の性質と起業文化の特殊性
  2.2 どのようにして新しい起業文化を創出するか?
 第3節 社会的包摂の梃子としての文化
  3.1 芸術活動を活用した社会的包摂の実験
  3.2 文化的価値のある廃施設は地域の発展の文化的なツールとなるか?
  3.3 活動に従事しない人々の包摂
 第4節 文化の社会的効果を測ることはできるか?

第2章 来訪者・旅行者の誘致による地域の発展
 はじめに
 第1節 効果、副産物、影響力
  1.1 効果の類型
  1.2 仮想評価
  1.3 乗数
  1.4 影響評価
  1.5 セクター調査
  1.6 財務調査
 第2節 地域の発展に対する文化活動の相対的貢献
  2.1 建造遺産
  2.2 博物館・美術館と展覧会
  2.3 舞台芸術
  2.4 芸術祭
 第3節 一時的なイベントから恒常的活動への発展
  3.1 市場の創出と循環
  3.2 美術市場
  3.3 公園と景観
  3.4 価値発生の4条件
 第4節 方法論上の課題と議論
  4.1 消費者の動機
  4.2 地域の統合の程度と牽制効果
  4.3 価格効果
  4.4 文化的財のライフサイクル
  4.5 他の評価手法

第3章 文化的製品の創出による地域の発展
 はじめに
 第1節 文化、時間、空間
  1.1 形式と有用性の折り合いとしての文化的財
  1.2 文化的財に特有の性質
 第2節 文化的製品生産が大都市圏内に集積する傾向
  2.1 文化的活動の性質
  2.2 文化的リスクの性質
 第3節 文化地区・創造地区
  3.1 文化地区・創造地区の類型
  3.2 地区の力強さと地域の発展にとっての意味
  3.3 文化地区・創造地区を可能にする要因
  3.4 どのようなガバナンス?
  3.5 創造地区をゼロから構築することは可能か?
 第4節 文化地区・創造地区の特定と統計的測定
  4.1 特化
  4.2 集中
  4.3 シナジー

第4章 文化がつくる都市の構造
 はじめに
  事例1 バーミンガム市
  事例2 エッサウィラ市
 第1節 文化に基づく都市再生
  1.1 都市戦略における目的としての文化
  1.2 都市戦略における次元としての文化
 第2節 文化街区
  2.1 文化街区の目的
  2.2 文化街区の例
  2.3 文化街区の類型
  2.4 文化街区の綱渡り
 第3節 「芸術都市」
  3.1 二重の経済的課題
  3.2 可変的形状の経済的副産物
  3.3 開発途上国における芸術都市:観光の悪化かそれとも統合された保存か?
  3.4 芸術都市からファンタジー・シティへ?
 第4節 都市の発展に対する文化の貢献をどのように計測するか?
  4.1 部門ごとの雇用の空間的配分
  4.2 文化的価値の連鎖
  4.3 都市の創造的能力の決定

終章 公共政策をデザインする
 はじめに
 第1節 文脈によって異なる文化活動による貢献
 第2節 文化・創造の地域政策に向けて
  2.1 文化資本を構築するための教育と訓練
  2.2 人的資源の質的マネジメントへの目配り
  2.3 適切な流通網の整備
  2.4 新たな「コモンズの悲劇」を避ける
  2.5 「芸術的私権の悲劇」を予防する
  2.6 地域の創造政策
 第3節 全国政策あるいは広域政策の役割は何か?

 付録1 来訪者・旅行者の誘致による地域の発展(第2章)
 付録2 文化的財創出による地域の発展(第3章)
 参考・引用文献
 索引
 訳者あとがき

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