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パキスタン政治史
本体4,800円+税
ISBN 9784750340586
判型・ページ数 4-6・448ページ
出版年月日 2014/08/31

パキスタン政治史

民主国家への苦難の道

1947年に英領インドから独立して以来、パキスタンは民主化を目指し苦難の道を歩んできた。なぜなかなか民主主義が根付かないのか。日本総領事として現地の政府関係者たちと関わった著者自身の経験も踏まえ、複雑な現代政治の流れをわかりやすく解説する。


 まえがき

第1章 パキスタンという国
 日本の約二倍の国土
 パキスタン最大の州
 パシュトゥーンの州
 五つの河
 イスラームの門戸
 イスラームの都
 連邦直轄部族地域
 インドとの係争地
 民族
 言語
 宗教

第2章 長い軍政の歴史
 軍政が三〇年以上
 戒厳令
 諜報機関・治安維持機関
 国家安全保障会議
 憲法
 大統領
 非常事態宣言
 首相・連邦大臣
 州知事・州首相
 連邦議会
 総選挙
 司法
 大反逆罪
 連邦制と州の関係
 宗教マイノリティの問題
 言語騒動
 地主や部族長が多数占める議会
 主要政党

第3章 司法による殺人
 中パ友好関係の樹立に尽力
 クスーリー議員の父親殺人事件
 イスラーム世界初の女性首相
 ミスターテンパーセント
 ベーナズィールの暗殺
 ムルタザーとシャーナワーズの死

第4章 ローティー、カプラー、マカーン
 バングラデシュの誕生
 文民の戒厳令総司令官
 戦後処理
 バングラデシュ承認
 中東諸国との関係緊密化
 パキスタンで初めての民主的憲法
 州政府と連邦政府の対立
 スィンド州の言語騒動
 野党弾圧の政策
 総選挙でのPPPの圧勝

第5章 オペレーション・フェアプレー
 総選挙後の国内混乱
 マリー会談
 ヌスラト・ブットー訴訟
 再度の総選挙延期
 ブレジネフのクリスマス・プレゼント
 イスラーム化政策
 大幅な憲法改正
 ジュネージョー首相の解任
 ズィヤー大統領の死

第6章 失われた一〇年
 PPP政権の復活
 首相不信任の動き
 憲法によるクーデター
 軍部の申し子
 イスラーム法施行法の制定
 シャリーフ首相の解任と復権
 ベーナズィール首相の返り咲き
 判事の任命問題
 シャリーフ首相の返り咲きと独裁化
 前代未聞の最高裁乱入

第7章 四度目の軍政
 非常事態宣言の布告
 シャリーフ前首相の亡命
 政権基盤強化のための憲法改正
 宗教政党の予想外の躍進
 ムシャッラフ政権の正統化
 ムシャッラフ大統領の公約違反
 女性保護法の制定
 最高裁長官の停職処分
 ムシャッラフ大統領との連携の模索
 司法に対するクーデター?

第8章 民主主義定着への一歩
 与野党の逆転
 判事の復職
 国民和解政令(NRO)に違憲判決
 政府と軍部の不和
 第一八次憲法改正
 ビン・ラーディンの殺害
 メモゲート事件
 現職首相に法廷侮辱罪で有罪判決
 アスガル・ハーン訴訟
 シャリーフ、三度目の首相に
 ムシャッラフ元大統領の訴追

第9章 原爆の父と核の闇商人
 パキスタンの核実験
 原爆の父
 パキスタンの再処理プラント購入問題
 米国の対パキスタン核不拡散政策の後退
 米国の核不拡散政策の見直し
 核の闇商人
 イラン、北朝鮮、リビアに流出

第10章 テロとの戦い
 宗派間の対立抗争
 対立抗争のパターン
 スンニー派とシーア派の過激組織
 イラン革命
 パキスタンの苦渋の選択
 マドラサ改革
 成果のない和平合意
 無人飛行機による攻撃
 赤いモスク事件
 パキスタン・ターリバーン運動の結成
 スワート軍事掃討作戦
 自爆テロ

 あとがき
 写真出典一覧
 パキスタン政治を知る上で有益な資料、サイト
 年表(1970年以降)
 索引

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