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ノルウェーを知るための60章
本体2,000円+税
ISBN 9784750340470
判型・ページ数 4-6・392ページ
出版年月日 2014/08/31

ノルウェーを知るための60章

スカンティナヴィア半島西岸のノルウェー王国。他の北欧諸国と同様に高負担高福祉、さらに男女平等が最も進んだ国としても知られている。フィヨルドやオーロラなど雄大な自然をはじめ、歴史、経済、文化にわたる様々な分野で、その知られざる魅力を紹介する。

 

【執筆者一覧】

安倍 オースタッド 玲子(あべ・Auestad・れいこ)
オスロ大学文化研究・東洋語学部教授。日本近代文学専攻。

池上 佳助(いけがみ・けいすけ)
東海大学文学部准教授。国際関係史専攻。

石原 洋二(いしはら・ようじ)
駐日ノルウェー王国大使館通商技術部。

井上 勢津(いのうえ・せつ)
ノルウェー政府認定音楽療法士、東京音楽大学・東邦大学非常勤講師。音楽療法専攻。

岩﨑 昌子(いわさき・まさこ)
一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程。国際社会学、ノルウェー移民研究、福祉制度論専攻。

鵜沢 加那子(うざわ・かなこ)
ノルウェートロムソ大学大学院博士課程。日本とノルウェーの先住民族であるアイヌ民族とサーミ民族の研究、特にILO第169号条約における先住民族の権利比較研究が専門。

大島 美穂(おおしま・みほ) ※編著者プロフィールを参照

大溪 太郎(おおたに・たろう)
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程。ノルウェー近代史専攻。

岡本 健志(おかもと・たけし) ※編著者プロフィールを参照

小川 有美(おがわ・ありよし)
立教大学法学部教授。ヨーロッパ政治論専攻。

笠島 克恵(かさじま・よしえ)
ノルウェー極地研究所臨時研究員、現地ガイド(フリーランス)。海洋物理学専攻。

モモ・カラン(Momo Kalland)
40年以上オスロ近郊のアスケル市にあるネーソイヤ島在住。ツアーガイドも行っている。

北川 美由季(きたがわ・みゆき)
北欧文化協会理事。

スヴァイン・グランドゥム(Svein Grandum)
駐日ノルウェー王国大使館通商技術部。

スヴェン・ホーコン・クリスチャンセン(Svend Haakon Kristensen)
駐日ノルウェー王国大使館通商技術部。

ビョルン・ゴードイ(Bjorn Godoy)
作家(オスロ在住)。歴史学専攻。ノルウェーの歴史に関する著作があり、現在はハンセン病患者の本を執筆中。

小長光 牧子(こながみつ・まきこ)
2000年から4年間オスロに暮らす。現在は東京で和食店「旬菜みつや」を経営。

小林 ひかり(こばやし・ひかり)
日本グリーグ協会理事、日本音楽学会会員。文学博士(大阪大学)。

酒井 葉(さかい・よう)
東京バレエ団、王立スウェーデンバレエ団、ノルウェーオペラ座バレエでダンサーとして活躍。現在、ワルシャワ在住。ピラティス、バレエのインストラクター。

高橋 照之(たかはし・てるゆき)
出光ペトロリアムノルゲ社長(オスロ在住)。北海道大学大学院修士課程修了(地質学・鉱床学専攻)、ノルウェー大陸棚での石油・天然ガスの探鉱・開発・生産事業に従事。

武井 真理子(たけい・まりこ)
ベルゲン大聖堂教区、教会音楽総監督兼オルガニスト。ノルウェー教会音楽総監督国家資格、デンマーク王国演奏家オルガニストディプロマ取得。

竹内 麻梨子(たけうち・まりこ)
在ノルウェー日本国大使館三等書記官。

田渕 宗孝(たぶち・むねたか)
在ノルウェー日本国大使館専門調査員。北欧地域研究専攻。

富永 裕子(とみなが・ひろこ)
駐日ノルウェー王国大使館通商技術部。

中里 巧(なかざと・さとし)
東洋大学文学部哲学科教授。北欧精神史・生命倫理学専攻。

中山 圭介(なかやま・けいすけ)
駐日ノルウェー王国大使館通商技術部。

成川 岳大(なりかわ・たかひろ)
埼玉大学教育機構ほか非常勤講師。ノルウェーを中心とした北欧中世史、教会史専攻。

羽生 浩一(はにゅう・こういち)
東海大学文学部広報メディア学科准教授。広報外交、ジャーナリズム論専攻。

本間 晴樹(ほんま・はるき)
東京音楽大学教授。スウェーデン史専攻。

マグヌセン 矢部 直美(Magnussen・やべ・なおみ)
オスロ大学人文社会学図書館司書。東アジア関係資料担当の他、レファレンスやカタログ等の図書館業務担当。

松村 一(まつむら・はじめ)
外務省アジア大洋州局地域政策課課長補佐。オスロ大学留学後、在ノルウェー日本大使館、在デンマーク日本大使館で勤務、外務本省では北欧・バルト担当官を務める等長年日・北欧関係に従事。

松村 律子(まつむら・りつこ)
北欧社会研究家。

村井 誠人(むらい・まこと)
早稲田大学文学学術院教授。北欧史専攻。

百瀬 宏(ももせ・ひろし)
北欧文化協会理事長、津田塾大学名誉教授。国際関係学、フィンランド近現代史専攻。

リーヴ・ランデ(Liv Lande)
日本生まれ。民族音楽学博士。在ノルウェー日本国大使館広報文化班現地職員。

レックム 市原 奈緒美(Rokkum・いちはら・なおみ)
オスロ大学院政治専攻。オスロ市議会議員、ノルウェー自由党(Venstre)国際委員会会員、オスロ自由党(Oslo Venstre)執行委員、国際自由青年連合元幹事長。

 はじめに
 ノルウェー地図


Ⅰ 歴史

第1章 北欧神話――オーディンからハルヴダン黒王へと続く系譜
第2章 ヴァイキングの活動――「北の道」からノルウェーへ
第3章 キリスト教の布教――司教座の役割
第4章 スターヴ教会と癒しの奇跡――大地母神の変容
第5章 アイツヴォル憲法――ノルウェー・アイデンティティの源
第6章 「ノルウェーらしさ」の探求――民族ロマン主義の隆盛と葛藤
第7章 議会主義への道――「官僚国家」から政党デモクラシーへ


Ⅱ 現代の政治

第8章 1905年――スウェーデンとの同君連合解消
第9章 第一次世界大戦とノルウェー――中立路線の苦闘
第10章 福祉社会への道――危機からのコンセンサス
第11章 第二次世界大戦――抵抗の記憶と継承
第12章 「冷戦」初期の選択――東西対立の狭間で
第13章 労働党政権の動揺――政党政治の多様性
第14章 地域協力――ノルウェーとロシアの関係
 【コラム1】グロー・ハーレム・ブルントラン


Ⅲ 経済

第15章 ノルウェーの経済――高度な福祉社会を支えてきた産業基盤の変遷
第16章 漁業――タラ漁によって国を築いたノルウェー
 【コラム2】ノルウェーのJAS登録認定機関
第17章 ノルウェーの海事産業――海とともに生きるノルウェー
第18章 ノルウェーにおける石油・ガス産業――新たな段階に向かうノルウェーの石油・天然ガス開発
 【コラム3】ノルウェー商品(オートソック)
第19章 異なる労働文化――石橋を叩かずに渡るノルウェー人の臨機応変さ


Ⅳ 暮らしと社会

第20章 言語的リージョナリズム(愛郷主義)――標準語という概念を持たないノルウェー国民
 【コラム4】ノルウェー人の名前
第21章 オーロラのもとでの生活――ノルウェー先住民族サーミ民族と共存するノルウェー社会
 【コラム5】サーミ人の星座
第22章 ノルウェーの女性について――日本人の嫁とノルウェー人の姑
第23章 スポーツ――スキーを履いて生まれてきたノルウェー人
第24章 環境問題――環境保護ノルウェー流
第25章 国民的王室――ノルウェーにおける王室と国民の関係
第26章 教育システム――学力だけでなく、社会参加も重視するノルウェーの教育
第27章 ノルウェー人の食生活――学生生活をともにした彼らから見えたもの
第28章 ノルウェーの移民政策――「ノルウェー語の学習も福祉政策の一環」という発想
第29章 図書館の未来とは?――あらゆる人々と知識、文化が出会う場所
 【コラム6】ともに音を奏で、ともに生きる


Ⅴ 観光

第30章 オスロ――豊かな自然と文化の薫る、ノルウェーの首都
 【コラム7】オスロとクリスチャニア
 【コラム8】オスロ市内中心部にある救世主墓地
第31章 ベルゲン――海に開かれた第二の都市
第32章 鉱山都市ローロス――独特な教会と100軒もの木造家屋が建ち並ぶ鉱山都市
第33章 ウルネスの木造教会――唯一世界遺産に登録されているノルウェーの木造教会
第34章 アルタの岩絵――先史時代の生活を語り伝えるヨーロッパ最北端の岩絵群
第35章 フィヨルドを旅する――ノルウェー旅行の醍醐味
 【コラム9】山歩き
第36章 北極圏の生活――光とともに移り変わる四季


Ⅵ 文化

第37章 イプセン――悲劇にはじめて一般市民を登場させた劇作家
第38章 グリーグ――「すべての真の芸術は人間的なるものから生まれる」
第39章 ムンク――生の不安も病もなければ、僕はまるで舵のない船だったろう
第40章 ノーベル文学賞を受賞したノルウェー人――ビョルンソン、ハムスン、ウンセット
 【コラム10】ひとりじゃない、家族だけじゃない、ともだちだけじゃない…… トールモー・ハウゲ
ンを読みながら
第41章 博物館――豊かな地方性を示す福祉国家の博物館
 【コラム11】ノルウェーのデザイン
第42章 ノルウェーの現代音楽――20~21世紀のさまざまなジャンルを巡って
 【コラム12】ノルウェーバレエ――その過去、そしてこれから
第43章 ノルウェーの映画――『歌え!フィシャーマン』『卵の番人』、そして…
第44章 若者文化――「人民を映す鏡」のなかの若者たち
第45章 教会音楽――社会背景と讃美の変遷
第46章 ブーナドと呼ばれる民族衣装――長い伝統のある、新しい国の民族的アイデンティティ
 【コラム13】ノルウェーのセーター
第47章 オスロの四季を楽しむ方法――自然とのふれあいを満喫できた日常生活


Ⅶ 国際社会のなかのノルウェー

第48章 探検家を輩出するノルウェー――ナンセン、アムンセン、そしてハイエルダール
第49章 紛争調停――オスロ合意からクラスター爆弾禁止条約まで
第50章 EU加盟問題――独自性の追求
第51章 NATO加盟国として――協力と対立の狭間で
第52章 国際協力――キリスト教精神に基づく国際協力と「無所属」である強み
第53章 ノーベル平和賞――変貌する国際社会で、平和を提唱し続ける民間の賞
第54章 スヴァールバル――北極海の「熱い島々」
第55章 デンマークから見たノルウェー――「兄弟民族」ノルウェー人に対する親近感
第56章 スウェーデンから見たノルウェー――ノルウェー政府の依頼でスウェーデン軍のノルウェー侵入も
第57章 フィンランドから見たノルウェー――ノルウェーの歴史を辿る
 【コラム14】国境越えの思い出


Ⅷ 日本とノルウェー

第58章 松井須磨子の登場――女優の誕生―とても男の役者には演り科せないだろう
第59章 鯨の取り持つ仲――捕鯨先進国であったノルウェー
第60章 北欧の大産油国のなかの小さな日本――ノルウェーにおける出光の石油開発事業

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