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タイを知るための72章【第2版】
本体2,000円+税
ISBN 9784750340371
判型・ページ数 4-6・448ページ
出版年月日 2014/07/25

タイを知るための72章【第2版】

東南アジアの中心に位置するタイは、目覚ましい成長を遂げ、変貌する一方、社会がダイナミックに揺れ動いている。本書は、そのようなタイを中堅・若手の執筆者によりあらゆる面から説明し、分かりやすく紹介する。巻末にはブックガイドを付す。

 

【執筆者一覧】

赤木 攻(あかぎ・おさむ) 大阪外国語大学名誉教授、大阪観光大学副学長。

浅見 靖仁(あさみ・やすひと) 一橋大学大学院社会学研究科教授。

アタチャック・サタヤーヌラック(Attachak Sattayanurak) チェンマイ大学人文学部教授。

綾部 真雄(あやべ・まさお) ※編著者プロフィールを参照

飯島 明子(いいじま・あきこ) 天理大学国際学部教授。

飯田 淳子(いいだ・じゆんこ) 川崎医療福祉大学総合教育センター(医療福祉学部)教授。

石高 真吾(いしたか・しんご) 大阪大学グローバルコラボレーションセンター招へい研究員。

市野澤 潤平(いちのさわ・じゅんぺい) 宮城学院女子大学学芸学部国際文化学科准教授。

伊藤 友美(いとう・ともみ) 神戸大学大学院国際文化学研究科准教授。

今泉 慎也(いまいずみ・しんや) 日本貿易振興機構アジア経済研究所研究企画部主任研究員。

岩城 考信(いわき・やすのぶ) 呉工業高等専門学校建築学分野准教授。

宇戸 清治(うど・せいじ) 東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。

江藤 双恵(えとう・さえ) 獨協大学国際教養学部非常勤講師。

遠藤 元(えんどう・げん) 大東文化大学国際関係学部准教授。

大泉 啓一郎(おおいずみ・けいいちろう) 株式会社日本総合研究所調査部上席主任研究員。

小川 絵美子(おがわ・えみこ) 首都大学東京大学院人文科学研究科博士後期課程。

小河 久志(おがわ・ひさし) 大阪大学グローバルコラボレーションセンター特任助教。

柿崎 一郎(かきざき・いちろう) 横浜市立大学国際総合科学部准教授。

片岡 樹(かたおか・たつき) 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科准教授。

河原 雅子(かわはら・まさこ) 大阪大学大学院人間科学研究科グローバル人間学専攻博士後期課程。

木曽 恵子(きそ・けいこ) 宮城学院女子大学・東北学院大学非常勤講師。

久保 忠行(くぼ・ただゆき) 立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員。

倉島 孝行(くらしま・たかゆき) 森林総合研究所特別研究員。

小泉 順子(こいずみ・じゅんこ) 京都大学東南アジア研究所教授。

小木曽 航平(こぎそ・こうへい) 早稲田大学スポーツ科学学術院助手。

古谷 伸子(こや・のぶこ) 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所フェロー。

齋藤 大輔(さいとう・だいすけ) 西南学院大学国際文化学部非常勤講師。

坂川 直也(さかがわ・なおや) 京都大学東南アジア研究所教務補佐員。

櫻井 義秀(さくらい・よしひで) 北海道大学大学院文学研究科教授。

櫻田 智恵(さくらだ・ちえ) 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 東南アジア地域研究専攻博士課程。

サランヤー・コンジット(Saranya Kongjit) チェンマイ大学人文学部日本研究センター所長。

柴山 信二朗(しばやま・しんじろう) 帝京平成大学現代ライフ学部経営マネージメント学科講師。

末廣 昭(すえひろ・あきら) 東京大学社会科学研究所教授。

鈴木 規之(すずき・のりゆき) 琉球大学法文学部教授。

鈴木 佑記(すずき・ゆうき) 東洋大学社会学部助教。

須永 和博(すなが・かずひろ) 獨協大学外国語学部准教授。

玉田 芳史(たまだ・よしふみ) 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科教授。

チッティマー・ウォンウティワット(Jittima Wongwuttiwat) アサンプション大学科学技術学部専任講師。

津村 文彦(つむら・ふみひこ) 福井県立大学学術教養センター准教授。

ティラポン・クルプラントン(Teerapol Kulprangthong) 北海道大学大学院文学研究科社会システム科学講座共同研究員。

中井 仙丈(なかい・せんじょう) チュラーロンコーン大学コミュニケーション学部講師。

中島 マリン(なかじま・まりん) 成蹊大学・昭和女子大学オープンカレッジ タイ語講師、通訳者、翻訳家。

ニ文字屋 脩(にもんじや・しゅう) 首都大学東京大学院人文科学研究科博士後期課程。

馬場 雄司(ばば・ゆうじ) 京都文教大学総合社会学部教授。

菱田 慶文(ひしだ・よしふみ) 台東区健全育成アドバイザー。

日向 伸介(ひなた・しんすけ) 京都大学人文科学研究所非常勤研究員。

平田 晶子(ひらた・あきこ) 東京外国語大学大学院博士後期課程、神田外語大学外国語学部非常勤講師。

福冨 渉(ふくとみ・しょう) 東京外国語大学大学院博士後期課程。

水上 祐二(みずかみ・ゆうじ) チェンマイ大学人文学部専任講師。

宮田 敏之(みやた・としゆき) 東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。

村田 翼夫(むらた・よくお) 筑波大学名誉教授、公益財団法人未来教育研究所特任研究員。

森木 美恵(もりき・よしえ) 国際基督教大学教養学部准教授。

森田 敦郎(もりた・あつろう) 大阪大学人間科学研究科准教授。

矢野 秀武(やの・ひでたけ) 駒澤大学総合教育研究部教授。

山田 均(やまだ・ひとし) 名桜大学国際学群教授。

吉原 和男(よしはら・かずお) 元・慶應義塾大学文学部教授。

 はじめに


Ⅰ タイ国史の見方

第1章 「タイ史」とは?――広義のタイ(Tai)人と狭義のタイ(Thai)人
第2章 王朝史の遺産――今日の「三都」史観
第3章 シャム史の成立――ダムロン親王による正史編纂事業
第4章 タイ戦後政治経済史――民主主義への歩み


Ⅱ 政治と法

第5章 タイの政治風土――「自由」の希求と都市と農村の亀裂
第6章 君主制と政治――「国王を元首とする民主主義体制」の成立と動揺
 【コラム1】プーミポン国王の地方行幸
第7章 中央集権と地方分権――噴出する矛盾
第8章 度重なる憲法改正――政治化する司法と憲法
第9章 変わりゆくクーデタ――楽勝から苦戦へ
第10章 外交と国家安全保障――国益と移動民の管理


Ⅲ タイ経済の構造

第11章 戦後タイ経済の変遷――国際環境の変化に柔軟に対応し、中所得国へ
第12章 財閥とファミリービジネス――「事業多角化」から「選択と集中」へ
第13章 地方の産業とテクノロジー――機械工業における独自の技術発展と職人集団
 【コラム2】OTOP
第14章 モザイク市場――多様化する流通
第15章 インフォーマルセクター――タックシン政権期を経て経済課題から政治課題に
第16章 交通網の発達――自動車依存社会の出現


Ⅳ 諸産業

第17章 屋台骨としての農業――しぶとく発展し続けるタイ農業
第18章 森林資源と国有林地管理――保護への傾斜と林業制度の失敗、「農地」化の過去
第19章 漁民の世界――エビ養殖とイカかご漁の風景から
第20章 観光立国としてのタイ――「微笑みの国」の発展と変容
 【コラム3】エコツーリズム
第21章 性産業の広がり――「微笑みの国」の裏側


Ⅴ 教育

第22章 タイの教育制度――現代教育改革の動向と課題
第23章 学校教育とボーイスカウト活動――選択特別活動から必修科目へ
第24章 タイの政教関係――学校で学ぶ公的な宗教
第25章 変わりゆく大学――大衆化、法人化、国際化
 【コラム4】ラップ・ノーン


Ⅵ 宗教と信仰

第26章 規範としての上座仏教――近代に構築された宗教
 【コラム5】女性の出家
 【コラム6】プラ・クルアン
第27章 仏教僧・寺院の社会的役割――寺は地域・社会に開かれている
第28章 脱地縁社会とタイ上座仏教――タンマガーイ寺とサンティ・アソーク
第29章 バラモン=ヒンドゥー的要素――タイ社会に息づくインド神話の神々
 【コラム7】サーン・プラ・プーム
第30章 精霊信仰とシャーマニズム――不可解な現実を生きるために
 【コラム8】モー・ムアン
第31章 ムスリムの信仰生活――よりよい現世と来世を目指して
第32章 クリスチャンの信仰世界――山地民の例から
第33章 華僑華人の宗教――タイ社会でのニッチを求めて


Ⅶ タイ語

第34章 タイ語のなりたち――手こずる発音、初心者にやさしい文法
第35章 王語、僧語――使えないと大恥をかく職業も
第36章 現代タイ語事情――生きている言葉
 【コラム9】《キック》


Ⅷ エスニック・タイ

第37章 タイ系諸民族――その歴史と現在
第38章 タイの華人社会――中国人ではなく、タイ華人として生きる
第39章 マレー系ムスリム――「仏教国」の周縁に生きるマイノリティ
第40章 タイ山地民の現在――先住民としての自己定義
 【コラム10】ムラブリ
第41章 海民――アンダマン海に押し寄せる〈波〉
第42章 難民――人の移動をめぐるポリティクス


Ⅸ タイ社会の諸断面

第43章 現代タイ社会論――グローバル化のなかでのタイ社会の変容
第44章 タイの家族――変わりゆくかたち、つながる人々
第45章 タイの高床式住宅――その空間構成と現代の変容
第46章 ジェンダーとセクシュアリティ――カトゥーイを通じたタイ社会の理解に向けて
第47章 少子高齢化と老親扶養問題――新たなるタイ社会の課題
第48章 タイ市民運動の現在――過去半世紀を振り返って
第49章 タイのICT事情――ASEAN統合をにらんだ再編成の動き
 【コラム11】Facebook中毒


Ⅹ タイ・イメージの輪郭

第50章 タイの食文化――辛さのなかに浮かびあがるタイ民族の歴史と心
第51章 ムエタイの現在――スポーツと賭博のはざまで
第52章 古式マッサージ――創造・刷新される身体技法
 【コラム12】タイ伝統の健康体操「ルーシー・ダットン」
第53章 古典文学、近代文学――宮廷文学から民衆の文学へ
第54章 タイ現代文学と知的空間の変転――「生きるため」から「創造」へ
第55章 近現代タイ美術――自分探しの終焉
第56章 越境するタイ映画――新興工業国としての自信とナショナリズム表象
 【コラム13】イサーン発の仏霊喜劇『ブンミおじさんの森』の魅力
第57章 タイの芸能――しゃべり芸あり、芝居あり
 【コラム14】モーラム


XI タイの都市

第58章 バンコク――拡大を続ける「天使の都」
第59章 チェンマイ――変化を見つめる多文化都市
第60章 コーンケーン――戦後タイ経済を支えた東北部の第二の開発モデル都市
第61章 ハジャイ――さまざまな顔を持つ南部最大の都市
 【コラム15】タクバイ事件のその後


XII 現代タイ点描

第62章 タックシン・チンナワット――稀代の政治家の分かれる評価
 【コラム16】「タークシン大王復活」のうわさに潜むタイの政治文化
第63章 赤シャツ/黄シャツ――2色に分断されたタイ国民、終わりなき政治対立
第64章 2011年の大洪水が語るもの――中部タイ平原の洪水制御と伝統的な水陸両用インフラ
第65章 プラ・ウィハーン――プレア・ヴィヒア遺跡問題
第66章 麻薬禍――見えない出口


XIII 日タイを架橋するもの

第67章 山田長政は日本人ではない?――王国を支えた「日本人」
第68章 日本企業のタイ進出――労働集約的製品加工地から高付加価値製品集積地へ
 【コラム17】日本食――ブームから定着へ
第69章 泰日工業大学――日タイ交流の傑作
第70章 日本へのタイ人留学生――異文化交流の懸け橋
第71章 ロングステイ――課題と期待
第72章 日本のタイ寺院――在日タイ人のコミュニティ


 タイを知るためのブックガイド

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