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マドリードとカスティーリャを知るための60章
本体2,000円+税
ISBN 9784750340241
判型・ページ数 4-6・396ページ
出版年月日 2014/06/30

マドリードとカスティーリャを知るための60章

スペインの首都マドリードを中心に、かつてカスティーリャ王国の版図であったマドリード、カスティーリャ・イ・レオン、カスティーリャ=ラ・マンチャ各州のスペイン中央部が本書の舞台。歴史、文化、芸術など豊かな魅力を、様々な分野で活躍する執筆陣が紹介。

 

【執筆者一覧】

阿久根利具(あくね・としとも)
評論家
主な著書:『イギリス文化事典』(共著、丸善、2011年)、『イギリス検定』(共著、南雲堂フェニックス、2011年)、『スペイン検定』(共著、南雲堂フェニックス、2008年)、『日本アナキズム運動人名事典』(共著、ぱる出版、2004年)、『スペイン戦争とイギリス人義勇兵』(れんが書房新社、1984年)。

浅香武和(あさか・たけかず)
津田塾大学講師、日本学術振興会研究員、スペイン文科省HISPANEX研究員
専攻:ガリシア語学
主な著書:『ガリシア・心の歌』(論創社、2013年)、『スペインとポルトガルのことば』(編著、同学社、2005年)、『現代ガリシア語文法』(大学書林、1993年)。

浅野ひとみ(あさの・ひとみ)
長崎純心大学人文学部准教授
専攻:スペイン語圏のキリスト教美術、サンティアゴ巡礼の文化史
主な著書:『スペイン・ロマネスク彫刻研究――サンティアゴ巡礼の時代と美術』(九州大学出版会、2003年)、『岩波キリスト教辞典』(共著、岩波書店、2002年)。

網谷隆司郎(あみたに・りゅうじろう)
毎日新聞学芸部編集委員。スペイン・ワインの取材や山口組組長単独インタビューなど、「ワインからヤクザまで」硬軟幅広い題材を担当。
主な著書:『平成ウイッと川柳――酒が詠ませた名句746選』(経林書房、1996年)、『一家を守るために男は何をすべきか――ドン竹中正久の202日』(共著、KKベストセラーズ、1985年)、『コープさん――灘神戸生協の六十年』(共著、毎日新聞社神戸支局、1981年)。

安藤真次郎(あんどう・しんじろう)
龍谷大学文学部教授
専攻:スペイン思想文化史
主な論文:「ルネサンス人文主義における中世後期論理学への批判に関する一考察」(『スペイン学』第15号、2013年)、「ルイス・ビーベスの『学問論』におけるプルーデンティアの概念について」(『立命館経営学』第46巻第5号、2008年)、「ルイス・ビーベスのレトリック論におけるelocutioの意味とdecorumの役割」(『龍谷紀要』第27巻第2号、2006年)。

伊藤ゆかり(いとう・ゆかり)
南山大学講師
専攻:スペインの文化・歴史
主な著書・論文:『ガルシア・ロルカの世界』(共著、行路社、1998年)、「『レオン・ロッチの家族』とクラウゼ哲学」(『イスパニヤ図書』第7号、2004年)、「教育使節団の活動とその思想――20世紀スペインの教育改革」(『REHK』第5号、1997年)。

伊藤嘉太郎(いとう・よしたろう)
京都外国語大学非常勤講師(ビジネス・スペイン語担当)。大手電機メーカーで長年ラテンアメリカを中心に海外事業に従事。
主な論文:作品紹介「高名にして武勇の誉れ高き騎士 パルメリン・デ・オリヴィアの物語」(『スペイン学』第16号、2014年)

入江正之(いりえ・まさゆき)
早稲田大学創造理工学部教授
専攻:建築学
主な著書:『図説ガウディ――地中海が生んだ天才建築家』(河出書房新社、2007年)、『アントニオ・ガウディ論』(早稲田大学出版部、1997年)。
主な建築作品:行燈旅館。

榎本和以智(えのもと・かずいち)
自由業
主な著書:『男と女のスペイン語会話術』(TLS出版社、2010年)、『現代スペイン語俗語・慣用語集』(南雲堂フェニックス、2005年)、『日本人には分からないスペインの生活』(南雲堂フェニックス、1998年)。

海老根剛(えびね・たけし)
大阪市立大学文学研究科准教授
専攻:表象文化論、ドイツ文化研究
主な著書・論文:「すれ違うふたつのメディア映像――映画とヴィデオを再考する」(『ASPEKT』第45号、2012年)、「交通都市と欲望の迷宮 デーブリーン/ファスビンダーの〈ベルリン・アレクサンダー広場〉」(『nobody』第30号、2009年)。

大木雅志(おおき・まさし)
専攻:政治学、スペイン研究、中米地域研究
主な著書・論文:『スペインのガリシアを知るための50章』(共著、明石書店、2011年)、Cara onde vai o Xapon de Shinzo Abe?, Tempo Exterior No. 27, 2013、A Comunidade do Leste Asiatico (CLA) e a complexidade rexional, Tempo Exterior No. 20, 2010.

岡庭矢宵(おかにわ・やよい)
セファルディ歌手。スペイン系ユダヤ人「セファルディ」の歌を中心に各地で演奏活動。イスラエル政府奨学金を得てバル・イラン大学に留学。
主なCD:『セファルディ・ユダヤ ~魂の紡ぐ歌~』(FLORESTAN、2012年)

岡本信照(おかもと・しんしょう)
京都外国語大学外国語学部教授
専攻:スペイン語史、言語思想史
主な著書:『スペイン語のしくみ(新版)』(白水社、2014年)、『ことばと国家のインターフェイス』(共著、行路社、2012年)、『「俗語」から「国家語」へ――スペイン黄金世紀の言語思想史』(春風社、2011年)。

片倉充造(かたくら・じゅうぞう)
天理大学言語教育研究センター教授
専攻:スペイン・ラテンアメリカ文学
主な著書:『スペイン文化事典』(共著、丸善、2011年)、『ドン・キホーテ批評論』(南雲堂フェニックス、2007年)、『ドン・キホーテ事典』(共編著、行路社、2005年)。

鎌田暁子(かまた・あきこ)
大手食品メーカーの中央研究所研究員を経て、フードコンサルタント、料理研究に従事。
専攻:食物学、食品化学。

川成洋(かわなり・よう) ※編著者プロフィールを参照

木下泰男(きのした・やすお)
道都大学非常勤講師、北海道スペイン協会副会長、北翔大学北方学園学術情報センターPORTO研究員。第6回札幌国際デザイン賞大賞受賞(2002年)。
専攻:スペイン建築研究
主な著書・論文:『Learning to Appreciate Winter』(共著、北海道大学出版、2008年)、「A.ガウディの中のJ.Ma.ジュジョールと彼の建築」(『スペイン現代史』第20号、2011年)。

桑原真夫(くわばら・まさお)
詩人、ロサリア・デ・カストロ研究者
主な著書・訳書:『スペイン王権史』(共著、中央公論新社、2013年)、『ルース・ポソ・ガルサ詩集』(土曜美術社出版販売、2012年)、ロサリア・デ・カストロ『ガリシアの歌(上・下)』(行路社、2009・2011年)。

坂田幸子(さかた・さちこ)
慶應義塾大学文学部教授
専攻:スペイン文学
主な著書・論文:『初歩のスペイン語』(共著、放送大学、2013年)、『ウルトライスモ――マドリードの前衛文学運動』(国書刊行会、2010年)、『文学の子どもたち』(共著、慶應義塾大学出版会、2004年)。

佐竹謙一(さたけ・けんいち)
南山大学外国語学部教授
専攻:スペイン文学、翻訳
主な著書:『スペイン文学案内』(岩波文庫、2013年)、『浮気な国王フェリペ四世の宮廷生活』(岩波書店、2003年)、『スペイン黄金世紀の大衆演劇』(三省堂、2001年)。

志風恭子(しかぜ・きょうこ)
フラメンコ研究家、ライター、通訳コーディネーター
主な著作:『スペインの女性群像』(共著、行路社、2003年)、『現代フラメンコ・アーティスト名鑑』(共著、パセオ、1998年)、来日公演、映画等のプログラム、CD解説、ガイドブック等。

下山静香(しもやま・しずか) ※編著者プロフィールを参照

髙橋博幸(たかはし・ひろゆき)
立命館大学経営学部教授
専攻:スペイン文学
主な著書・論文:『スペイン文化事典』(共著、丸善、2011年)、『スペインの女性群像――その生の軌跡』(共編著、行路社、2003年)、「黄金世紀の宮廷マドリード案内」(『立命館経営学』第52巻第4・5号、2014年)。

高橋正江(たかはし・まさえ)
上智大学勤務、翻訳家
主な著書・訳書:『アビラの聖女テレサと家族』(聖母文庫、2012年)、『主よ、その水をください』(聖母文庫、1995年)、『霊魂の城』(聖母文庫、1992年)、『アビラの聖女テレサの詩』(聖母文庫、1992年)。

田中聖子(たなか・さとこ)
明治学院大学・日本大学非常勤講師
専攻:スペイン思想・哲学
主な論文:“La recepcion de la obra de Ortega en Japon” Revista de estudios orteguianos, 1415, pp. 105-123, “Las versiones japonesas de El tema de nuestro tiempo por Ortega y Gasset y la epoca historica japonesa” La Ortiga, revista cuatrimestral de arte, literatura y pensamiento, No. 102-104, Santander: Editorial Limite, 2010.

田中由美(たなか・ゆみ)
岡山大学非常勤講師
専攻:スペイン中世史
主な著書・論文:『スペイン文化事典』(共著、丸善、2011年)、『Al ritmo del espanol 大好きスペイン語』(共著、同学社、2009年)、「『海の商務館の海事法』の海損について」(『スペイン現代史』第21号、2012年)。

仲井邦佳(なかい・くによし)
立命館大学産業社会学部教授
専攻:スペイン語学
主な著書・論文:『はじめてのエスパニョール』(共著、三修社、2012年)、“En torno al status de las Comparativas el mismo...que y otro...que del espanol”(『立命館言語文化研究』21巻2号、2009年)、“El coordinador espanol tanto...como: sus variantes y su diacronia” Actas del XXIII Congreso Internacional de Linguistica y Filologia Romanica, II/2, 2003.

中谷光月子(なかや・みつこ)
旅行ガイド、添乗員。スペイン、フランス、イギリス在住時、各地を旅し、見聞を広める。サンティアゴ巡礼のスペシャリスト。
主な著書:『サンティアゴ巡礼へ行こう!』(彩流社、2004年)。

西洞院遥美(にしのとういん・はるみ)
京都外国語大学・龍谷大学非常勤講師。京都外国語大学大学院修了。

羽多郁夫(はた・いくお)
通訳案内士(フランス語)。テレビ朝日勤務時に米国特派員、欧州駐在員を歴任。2002年、ソウル駐在(放送業務担当)としてサッカー日韓W杯日本組織委員会へ出向。
主な著書・論文:『フランス語で広がる世界』(共著、駿河台出版社、2004年)、「マルローと映画《希望――テルエルの山々》」(『スペイン現代史』第21号、2012年)。

坂東省次(ばんどう・しょうじ)
京都外国語大学外国語学部教授
専攻:スペイン語学、日西交流史
主な著書:『スペイン王権史』(共著、中央公論新社、2013年)、『現代スペインを知るための60章』(編著、明石書店、2013年)、『スペイン文化事典』(共編著、丸善、2011年)。

平井うらら(ひらい・うらら)
京都大学非常勤講師
主な著書・論文:『スペイン文化事典』(共著、丸善、2011年)、『対訳 タマリット詩集』(影書房、2008年)、「ロルカと日本――出会いの形成過程(戦後から戦前へ遡る)」(『スペイン現代史』第21号、2012年)、「フェデリコ・ガルシア・ロルカの作品の日本への移入について――ロルカ選集刊行まで(1922~1959)」(『テクスト研究』創刊号、2004年)。

細井智(ほそい・さとる)
ギタリスト
主な著作:『レパートリー充実講座――悲歌風幻想曲Op. 59(F.ソル)』(『現代ギター』2012年7、8、9月号、現代ギター社)。
主なCD:『アヴェマリア』(ナビ、2012年)、『スペインセレナーデ』(ナビ、2000年)。

マルティン・サンチェス・へスース・アンヘル(Martin Sanchez Jesus Angel)
スペイン・アビラ生まれ。2011年より大阪在住。Adelante他にてスペイン語講師、画家、イラストレーター。AEE Consulting-Energy Partners(スペイン)のマーケティング・コミュニケーション部門責任者。
専攻:スペイン美術

三浦知佐子(みうら・ちさこ)
天理大学・京都外国語大学ほか非常勤講師
専攻:スペイン文学
主な論文:「日本におけるサンチョ・パンサの受容」(『言語と文化』第7号、2013年)。

水野暁(みずの・あきら)
画家、多摩美術大学・東北芸術工科大学非常勤講師。
多摩美術大学大学院修了、マドリード・コンプルテンセ大学にて美術解剖学を学ぶ。
主な個展:「Rebirth+」(2012年)、「-whisper-」(2008年)。
主な論文:「Rebirth+」(『多摩美術大学研究紀要』第27号、2012年)。

森直香(もり・なおか)
静岡県立大学国際関係学部講師
専攻:スペイン文学、比較文学
主な著書・論文:『スペイン文化事典』(共著、丸善、2011年)、『トピックで学ぶスペイン語世界』(共編著、白水社、2007年)、「スペインにおける村上春樹の受容に関する予備的考察――『ノルウェイの森』を中心に」(『国際関係・比較文学研究』第11巻第1号、2012年)、”Lorca y Mishima“ (Hecho teatral, num. 12, 2012)。

安田圭史(やすだ・けいし)
龍谷大学経済学部専任講師
専攻:スペイン現代史
主な著書:Japon y la Peninsula Iberica: cinco siglos de encuentros(共著、Satori Ediciones、2011年)、『スペイン文化事典』(共著、丸善、2011年)、『インターネット対応学習プログラム付き スペイン語技能検定5級直前対策問題』(共著、英潮社フェニックス、2008年)。

薮崎陽子(やぶさき・ようこ)
スペイン・コンプルテンセ大学マスターコース修了。マドリード日本企業勤務、現地コーディネーター(料理、輸出入、翻訳、手続き等)。

山崎信三(やまざき・しんぞう)
元立命館大学経営学部教授
専攻:スペイン語学、スペイン語詩韻律学
主な著書・論文:『ドン・キホーテのことわざ・慣用句辞典』(論創社、2013年)、『スペイン文化事典』(共著、丸善、2011年)、『スペイン語の世界』(共編著、世界思想社、1999年)、「スペイン語詩の韻律学的分析とその問題点」(『HISPANICA』26号、1982年)。

山田のぞみ(やまだ・のぞみ)
北海道大学大学院文学研究科博士後期課程
専攻:スペイン美術史
主な論文:“iferencias pictoricas entre la Inmaculada Concepcion de Velazquez y la de Pacheco”(『研究論集』[Research Journal of Graduate Students of Letters], 13, 2013)、「『エウヘニオ・ドールスの最も美しい注記百選』より八篇」(翻訳と解題、『スペイン学』第15号、2013年)。

山田眞史(やまだ・まふみ)
スペイン文学者。日本経済新聞社東京本社・編集局記者、小樽商科大学教授などを歴任。この間、バルセロナ自治大学客員研究員(文部省在外研究員)、またバルセロナ大学客員研究員。
専攻:黄金世紀文学、ロマン主義文学、現代文学。日本語、スペイン語での論文多数。編訳書に『ベッケル詩集』(彩流社、2009年)、『スペイン伝説集』(彩流社、2002年)、共訳書に『民話の構造』(大修館書店、1980年)など。

米谷勲(よねや・いさお)
萼(はなぶさ)特許事務所、萼工業所有権研究所
専攻:生物有機化学
主な著書:『ガルシア・マルケスひとつ話』(エディマン、2009年)。

渡辺雅哉(わたなべ・まさや)
早稲田大学非常勤講師
専攻:スペイン現代史
主な著書・訳書:『スペイン文化事典』(共著、丸善、2011年)、『スペイン内戦とガルシア・ロルカ』(共編著、南雲堂フェニックス、2007年)、ホセ・ルイス・グティエーレス・モリーナ『忘れさせられたアンダルシア――あるアナキストの生と死』(皓星社、2005年)、アベル・パス『スペイン革命のなかのドゥルーティ』(れんが書房新社、2001年)。

 

※Web掲載にあたり、一部アクサン記号を省略してあります。

 まえがき


Ⅰ マドリードとカスティーリャ

第1章 自然と風土――カスティーリャ精神を育んだ土地
第2章 レコンキスタの最前線――カスティーリャの台頭
第3章 「カスティーリャ語」から「スペイン語」へ――世界に広がった言語
第4章 カスティーリャとカスティシスモ――「生粋のスペイン」を求めて
 【コラム1】アルバ公爵家――世界有数の名門貴族


Ⅱ 歴史

第5章 カスティーリャ王国の歴史――統一スペインの礎
 【コラム2】天正少年使節
第6章 王都マドリードの誕生――ヨーロッパでいちばん高いところにある首都
 【コラム3】慶長遣欧使節
第7章 スペイン王位継承戦争――戦争の影は長く
第8章 スペイン独立戦争――ナポレオンと戦ったスペイン人
第9章 米西戦争完敗の波紋――カスティーリャvsカタルーニャ
第10章 第二共和制期のマドリード――激動の5年間の変遷
第11章 内戦期――マドリードがスペインの首都ではなくなった一時期
 【コラム4】戦没者の谷
第12章 フランコ体制のもとで――反共全体主義国家の実態
第13章 23-Fクーデターと国王フアン・カルロス1世――国王の英断、過去の亡霊との決別
第14章 スペインにおける「3・11」――マドリード同時列車爆破テロ事件の波紋


Ⅲ 暮らしと文化

第15章 民俗音楽と舞踊――人々の暮らしとともに
第16章 聖週間を訪れる――バリャドリードの聖体行列
第17章 カスティーリャの多彩な祭り――宗教祭と収穫祭の融合化
第18章 カスティーリャの闘牛――原始闘牛の発祥の地か?
 【コラム5】ラ・マンチャの風車
第19章 カスティーリャの食文化――食の変遷今昔
第20章 マドリードとカスティーリャのプロサッカーチーム――「会長」の歴史を中心に
第21章 サラマンカ大学――その成り立ちと発展
 【コラム6】マドリード界隈で活躍した科学者たち


Ⅳ 文学と思想

第22章 月の女神は彷徨う――ユダヤ神秘主義、スペイン・カバラーを巡って
 【コラム7】トレド翻訳学派
第23章 カトリック神秘主義――聖テレサと十字架の聖ヨハネ
第24章 騎士道物語――大航海時代のスペインで大衆化
第25章 セルバンテスの人生と『ドン・キホーテ』――前編と後編に謄写された作家の生き様
第26章 ロペ・デ・ベガ――貴族を夢見た刺繍職人の息子
第27章 ティルソ・デ・モリーナ――ドン・フアン神話の創造者
第28章 フランシスコ・デ・ケベード――ボルヘスの師、文学者のための文学者
第29章 ホセ・エチェガライ・イ・エイサギーレ――スペイン初のノーベル文学賞受賞作家
第30章 オルテガ・イ・ガセット――環境との対話から生まれたオルテガ哲学
第31章 アントニオ・マチャード――カスティーリャをうたった詩人
 【コラム8】文学カフェの風景


Ⅴ 芸術

第32章 黄金世紀の宮廷画家たち――歴代王の眼を愉しませた芸術家の群像
第33章 エル・グレコとトレド――幻想と現実を描いた哲人画家
第34章 ゴヤとマドリード――混沌の世に生きた鋭感の画家
第35章 サルスエラ――マドリードが育んだスペイン風オペレッタ
 【コラム9】《聖母マリア頌歌集》――アルフォンソ10世の美しき遺産
第36章 カスティーリャ的建築――メセタに住まう感性的、知的方法
第37章 サモラ、サラマンカのロマネスク建築――「ドラム」まわりに、こめられた世界観
第38章 エル・エスコリアル修道院、王宮――壮麗なエレーラ様式のルネサンス建築


Ⅵ 魅惑の都市 マドリード

第39章 プエルタ・デル・ソル――太陽が呼ぶのか、群衆の声が渦巻く運命の広場
 【コラム10】マジョール広場
第40章 マドリード文豪地区――敵意と嫉妬に満ちた演劇の街
第41章 王宮――興隆、没落、成熟の歴史を見つめて500年
第42章 マホとマハ――マドリードの下町が生んだ伊達な人々
第43章 プラド美術館――スペイン王家の芸術援護の結晶
第44章 アントニオ・ロペス――マドリードを見つめ続ける画家
第45章 ヒネール・デ・ロス・リオスと「学生館」――教育を通した社会改革
 【コラム11】内戦期、マドリード大学での市街戦
第46章 オテル・パラス(パレス・ホテル)――ダリのアトリエ、ボルヘスの光の庭
 【コラム12】ボティン――世界最古のレストラン
第47章 アルモドバルのいる街角――映画に息づくマドリード
第48章 フラメンコの都――タブラオ、劇場に花開く
第49章 ゲイ・プライド祭――同性愛者のメッカ、チュエカ地区
第50章 マドリードのバブル経済――緑滴る人工都市、なお発展する首都


Ⅶ カスティーリャ 都市の万華鏡

第51章 トレド――脆い「共存」から徹底した不寛容へ
 【コラム13】アルカサル攻防戦
第52章 アランフェス――自然と人間が造り出した文化的景観
 【コラム14】アランフェス協奏曲
第53章 アビラ――城壁の歴史
第54章 セゴビア――悪魔が造った水道橋伝説
 【コラム15】アルカサル
 【コラム16】セゴビア大聖堂
第55章 アルカラ・デ・エナーレス――心なごむ人類文化遺産の町
第56章 サラマンカ――黄金色に輝く大学都市
 【コラム17】ウナムーノ総長、最後の演説
第57章 バリャドリード――ミゲル・デリーベスの描いたカスティーリャの首都
 【コラム18】バリャドリード市近郊のワイン産業
第58章 ブルゴス――エル・シッドの町
第59章 レオン――大聖堂とサンティアゴ巡礼
 【コラム19】レオン語
第60章 クエンカ――二つの川に囲まれた歴史的城塞都市


 参考文献

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