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東南アジアを知るための50章
本体2,000円+税
ISBN 9784750339795
判型・ページ数 4-6・460ページ
出版年月日 2014/04/10

東南アジアを知るための50章

東南アジアを学ぶ学生のために、地理・歴史、政治・経済・国際関係、環境と暮らし、宗教・社会、文学・表象文化、言語、歴史・文化遺産、対日関係、人物に分けて基礎的情報を解説、さらにコラムで各国概要、文化人を紹介。これ1冊で東南アジアがわかる。

 

【執筆者一覧】

青山 亨(あおやま・とおる)
東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授(東南アジア古代史)。京都大学修士(仏教学)。シドニー大学Ph.D.(古ジャワ語文学)。おもな著書:『岩波講座東南アジア史第2巻・東南アジア古代国家の成立と展開』(共著、岩波書店、2001年)、『ラーマーヤナの宇宙:伝承と民族造型』(共著、春秋社、1998年)、『地域の世界史第2巻・地域のイメージ』(共著、山川出版社、1997年)。

今井 昭夫(いまい・あきお) ※著者プロフィールを参照

上田 広美(うえだ・ひろみ)
東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。おもな著書:『カンボジアを知るための62章【第2版】』(共編著、明石書店、2012年)、『ニューエクスプレス カンボジア語』(白水社、2008年)。

宇戸 清治(うど・せいじ)
東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授(タイ語、タイ文学、タイ表象文化論)。文学修士。おもな編著書:『一冊目のタイ語』(東洋書店、2013年)、『東南アジア文学への招待』(共編著、段々社、2001年)、訳書:プラープダー・ユン『物語の島アジアパンダ』(東京外国語大学出版会、201年)、チャッタワーラック『島田荘司選アジア本格リーグ2 二つの時計の謎』(講談社、2009年)、『インモラル・アンリアル ウィン・リョウワーリン短編集』(サンマーク出版、2002年)。

大野 拓司(おおの・たくし)
ジャーナリスト。東京外国語大学・中央大学大学院兼任講師。国立フィリピン大学大学院博士課程中退。アジア学修士(フィリピン大学)。元朝日新聞記者。ナイロビ支局長、マニラ支局長、シドニー支局長、朝日ジャーナル・ソ連東欧移動特派員、AERA副編集長などを務める。おもな著書:『新聞と戦争』(共著、朝日新聞社、2008年)、『現代アジアの統治と共生』(共著、慶應義塾大学出版会、2002年)。

岡田 知子(おかだ・ともこ)
東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。おもな著書:『カンボジアを知るための62章【第2版】』(共編著、明石書店、2012年)、訳書:『地獄の1366日-ポル・ポト政権下での真実』(2007年、いずれも財団法人大同生命国際文化基金)、『カンボジア 花のゆくえ』(段々社、2003年)、『現代カンボジア短編集』(2001年)。

岡野 賢二(おかの・けんじ)
東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授(ビルマ語学)。大阪外国語大学外国語学部ビルマ語学科卒業、東京外国語大学大学院地域文化研究科博士前期課程修了、同博士後期課程退学。言語学修士。著書:『現代ビルマ(ミャンマー)語文法』(国際語学社、2007年)、監修:『聞いて丸暗記!ミャンマー語入門』(大澤幸子著、実業之日本社、2013年)。

小川 英文(おがわ・ひでふみ)
東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授(東南アジア考古学)。早稲田大学大学院博士後期課程中退。おもな著書:『新版 東南アジアを知る事典』(共編著、平凡社、2008年)、『交流の考古学』(編著、朝倉書店、2000年)。

川口 健一(かわぐち・けんいち)
東京外国語大学名誉教授。専門:ベトナム文化・文学。おもな著書:『東南アジア文学への招待』(共編著、段々社、2001年)、『農園の日差し』(編訳書、大同生命国際文化基金、2000年)。

菊池 陽子(きくち・ようこ)
東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。早稲田大学大学院文学研究科単位取得退学。おもな著書:『ラオスを知るための60章』(共編著、明石書店、2010年)、『ラオス史』(訳書、マーチン・スチュアート-フォックス著、めこん、2010年)。

鈴木 玲子(すずき・れいこ)
東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授(ラオス語学)。東京外国語大学大学院博士後期課程単位取得退学。文学修士。おもな著書:『ニューエクスプレス ラオス語』(白水社、2010年)、『ラオスを知るための60章』(共編著、明石書店、2010 年)。

左右田 直規(そうだ・なおき)
東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授(東南アジア近現代史、マレーシア政治社会史)。博士(地域研究)(京都大学)。おもな著書:『東南アジアのイスラーム』(共著、東京外国語大学出版会、2012年)、『民主化とナショナリズムの現地点』(共著、ミネルヴァ書房、2006年)、『マハティール政権下のマレーシア』(共著、アジア経済研究所、2006年)。

土佐 桂子(とさ・けいこ)
東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。大阪外国語大学大学院修士課程修了。総合研究大学院大学、博士(文学)。おもな著書:『ビルマのウェイザー信仰』(勁草書房、2000年)、共著:The Family in Flux in Southeast Asia: Institution, Ideology, Practice. Kyoto and Bangkok: Kyoto University & Silkworm Books, 2012, 論文:「ジェンダーの視点から見たミャンマーの民主化プロセス」『ジェンダー史学』第9号:23-38, 2013年。

並木 香奈美(なみき・かなみ)
シンガポール国立大学大学院博士課程在籍(東南アジア地域研究)。東京外国語大学卒業。国立フィリピン大学大学院修士課程(文化人類学)で単位取得後、シンガポール国立大学大学院修士課程に転入、修士号取得(東南アジア地域研究)。おもな著書:Ramon Obusan, Philippine Folkdance, and Me: From the Perspective of a Japanese Dancer. Manila: Anvil Publishing Inc. (2014年中に出版)、『はじめてのフィリピン語』(共著、明日香出版、2010年)。

野平 宗弘(のひら・むねひろ)
東京外国語大学大学院総合国際学研究院講師。東京外国語大学大学院博士後期課程修了。中国アモイ大学日本語教師を経て、2013年より現職。おもな著書:『新しい意識 ベトナムの亡命思想家ファム・コン・ティエン』(岩波書店、2009年)。

野元 裕樹(のもと・ひろき)
東京外国語大学大学院総合国際学研究院講師。ミネソタ大学Ph.D(言語学)。おもな研究業績:Degree achievements, telicity and the verbal prefix meN- in Malay. Journal of Linguistics. 2014, Kena adversative passives in Malay, funny control, and covert voice alternation. Oceanic Linguistics. 2012, Colloquial Singapore English got: Functions and substratal influences. World Englishes. 2009.

降幡 正志(ふりはた・まさし)
東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授(インドネシア語学、スンダ語学)。東京外国語大学大学院外国語学研究科修了(文学修士)。おもな著書:『インドネシア語のしくみ』(白水社、2005年)。『キーワードで覚える!やさしいインドネシア会話』(ユニコム、1998年)。

宮田 敏之(みやた・としゆき)
東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授(タイ社会経済史研究、東南アジア経済研究)。早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了(経済学修士)。京都大学大学院人間環境学研究科博士後期課程修了。おもな論文:「中国市場とタイ産香り米ジャスミン・ライス:なぜ、世界最大の米生産国中国がタイ米を輸入するのか?」『経済産業省経済産業研究所(RIETI)Discussion Paper Series』(11-J-005、2011年)、「米-世界食糧危機と米の国際価格形成」佐藤幸男編『国際政治モノ語り:グローバル政治経済学入門』(法律文化社、2011年)。

山下 美知子(やました・みちこ)
東京外国語大学非常勤講師。NHK放送通訳。東京外国語大学インドシナ科卒業。国立フィリピン大学大学院言語学科博士課程中退。言語学修士(フィリピン大学)。おもな著訳書:『ニューエクスプレス フィリピノ語』(白水社、2010年)、『フィリピン日常会話』(日東書院、1996年)、『フィリピン短編小説珠玉編②』(勁草書房、1979年)。

 はしがき


Ⅰ 地理・歴史

第1章 東南アジアの自然環境と人々――多様な自然の成り立ち
第2章 歴史の流れを概観してみよう――東南アジア史の構造
第3章 東南アジア考古学を“考古学”する――考古学の成立と東南アジア
第4章 インド化――東南アジアの古代史
第5章 交易の時代の東南アジア――上座仏教・イスラーム・カトリック
第6章 恣意的な分割――東南アジアの植民地化
第7章 脱植民地化から国民国家形成へ――東南アジアのナショナリズム


Ⅱ 政治、経済、国際関係

第8章 ベトナム戦争とその後の社会主義経済体制――戦場から市場へ
第9章 戦後東南アジアの政治経済――政治経済体制の自立と地域連合
第10章 東南アジア諸国連合.アセアン.とは何か?――世界のなかのアセアンを考える
第11章 東南アジア経済のダイナミズム――経済成長の光と影
第12章 東南アジア諸国の政治体制――民主化の行方
第13章 東南アジアの対外関係――大国のはざまで


Ⅲ 環境と暮らし

第14章 東南アジアの居住空間――都市と農村
第15章 東南アジアの主食コメは今?――食糧自給と不安定化する世界食糧貿易
第16章 作物をつくる――東南アジアの生業活動


Ⅳ 宗教・社会

第17章 東南アジアの宗教――多様な宗教
第18章 世界宗教の地域性――東南アジアのイスラーム
第19章 出家と在家――東南アジアの上座仏教
第20章 親族・家族論からみる東南アジア社会――親族・家族・ジェンダー


Ⅴ 文学・表象文化

第21章 ラーマーヤナの変容――東南アジアの古典文学
第22章 翻訳からの出発――東南アジアの近代文学
第23章 文学を通して広がる世界――東南アジアの現代文学
 【コラム1】プラムディヤ・アナンタ・トゥール
第24章 映画館へ行こう――東南アジアの映画事情
 【コラム2】タイの文化人
 【コラム3】リティ・パニュ
第25章 フィリピンの民族舞踊――東南アジアの舞踊
 【コラム4】フィリピンのスーパースター
 【コラム5】チン・コン・ソンの反戦歌
第26章 自分探しから現代アートへ――東南アジアの近現代美術


Ⅵ 言語

第27章 東南アジアの文字――歴史と文化を映しだす鏡
第28章 東南アジア大陸部の言語――多種多様な言語のるつぼ
第29章 東南アジア島嶼部の言語――多様な言語状況の一端に触れてみよう
第30章 東南アジアの言語政策――ことばは多様な民族をまとめられるか?


Ⅶ 歴史・文化遺産

第31章 ボロブドゥール――荘厳な仏教百科事典
第32章 マラッカとジョージタウン――東西貿易が生み出した多文化共生都市
第33章 ライス・テラス――世界遺産のイフガオ棚田村の話
第34章 スコータイ――タイ人がつくった最初の国
第35章 ルアンパバーン――悠久の美と静寂の古都
第36章 フエ――清流と王宮文化の都
第37章 アンコール遺跡群――東南アジア最大の文化遺産
第38章 パガン――今も活き続ける仏教の聖地


Ⅷ 対日関係

第39章 帝国日本と「南洋」の日本人――近代日本の東南アジアとの関わり
第40章 「大東亜共栄圏」の名の下に――アジア・太平洋戦争期の東南アジア
第41章 地域の安定と繁栄を目指して――戦後日本の対東南アジア外交
第42章 ポピュラー・カルチャーをめぐる日本と東南アジア――タイにおける日本漫画、ドラマ、ファッションを中心に


Ⅸ 人物で語る現代史

第43章 スカルノとスハルト――独立の父と開発の父
第44章 マハティールとリー・クアンユー――開発の時代を率いた二人の政治家
第45章 コラソン・アキノ――フィリピン民主化のアイコン
第46章 タクシン・チナワット――評価の分かれる元首相
第47章 カイソーン・ポムウィハーン――ラオス革命の父
第48章 ホー・チ・ミン――ベトナム建国の父、統合の象徴
第49章 ポル・ポトとシハヌーク――愛国者が夢見た理想郷
第50章 ネーウィン――忘れ去られた「ビルマ現代史の主役」


各国概要
 ・インドネシア
 ・マレーシア
 ・フィリピン
 ・シンガポール
 ・タイ
 ・ラオス
 ・ベトナム
 ・カンボジア
 ・ミャンマー

 参考文献

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