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高齢者福祉概説【第4版】
本体2,500円+税
ISBN 9784750339993
判型・ページ数 B5・280ページ
出版年月日 2014/04/15

高齢者福祉概説【第4版】

※新版が刊行されていますのでご注意ください。

高齢者を支える政策や制度、虐待防止への取組、住環境の整備等最近の動向を幅広く的確に押さえ解説。介護保険法や老人福祉法の改正、介護報酬の改定に対応するとともに、オレンジプラン等認知症に関する記述も充実させた、国家試験出題基準をカバーした大学生向けテキストの第4版。

 

【執筆者一覧】

黒田 研二(くろだ・けんじ) ※著者プロフィールを参照

清水 弥生(しみず・やよい) ※著者プロフィールを参照

佐瀬 美恵子(させ・みえこ) ※著者プロフィールを参照

川井 太加子(かわい・たかこ)
看護師免許取得後、病院勤務を経て95年に退職。同年桃山学院大学入学、99年卒業(社会福祉士免許取得)。2001年大阪府立看護大学大学院修士課程修了。国際医療福祉大学大学院修了(医療福祉博士)。現在、桃山学院大学社会福祉学科教授。
【主な著書】『実践事例で学ぶ 介護予防ケアマネジメントガイドブック』(共著、中央法規出版、2007年)、『介護職員基礎研修課程テキスト5』(共著、日本医療企画、2007年)、『介護職員基礎研究テキスト10』(共著、全国社会福祉協議会、2007年)、『介護の基本Ⅰ、Ⅱ』(編著、中央法規出版、2009年)、『生活支援技術Ⅰ基本編』(編者、メヂカルフレンド社、2009年)他。

後藤 由美子(ごとう・ゆみこ)
花園大学大学院社会福祉研究科修士課程修了。特別養護老人ホーム介護・相談員。介護福祉士養成教員として大阪体育大学短期大学部非常勤講師(老人福祉論担当)、羽衣国際大学人間生活学部准教授等を経て、現在、高知県立大学社会福祉学部准教授。介護の基本、生活支援技術、介護過程、認知症の理解を担当。
【主な著作】「地域で取り組む第三者評価」(『大阪市社会福祉研究第28号』2005年)、「わが国の介護労働に関する一考察――フィリピン人介護士候補者就労意識調査から」(『羽衣国際大学人間生活学部研究紀要第4巻』2009年)他。

馬場 昌子(ばば・まさこ)
大阪市立大学生活科学部住居学科卒業、建築計画・住居計画専攻。元関西大学工学部建築学科専任講師、一級建築士。
【主な著書】『福祉医療建築の連携による高齢者・障害者のための住居改善』(編著、学芸出版社、2001年)、『図解住居学6 住まいの管理』(共著〈図解住居学編集委員会編〉、彰国社、2003年)、『介護者のための老人問題実践シリーズ9 老人と住まい』(共著、中央法規出版、1988年)、『台所のはなし』(共著、鹿島出版会、1986年)他。

水上 然(みずがみ・つづる)
社会福祉士、精神保健福祉士。精神科診療所、介護老人保健施設でソーシャルカーとして勤務した後、2006年に大阪府立大学大学院社会福祉学研究科に進学し、認知症高齢者の権利擁護、特に高齢者虐待の防止に関する研究を行う。2011年より神戸学院大学総合リハビリテーション学部専任講師、高齢者福祉論、ケアマネジメント論等を担当。

斉藤 弥生(さいとう・やよい)
1987年学習院大学法学部を卒業後、スウェーデン・ルンド大学大学院政治学研究科に留学し、地方自治と高齢者政策を研究。1993年より大阪外国語大学地域文化学科(スウェーデン社会研究)助手、講師、助教授、准教授を経て、2013年より大阪大学大学院人間科学研究科教授。
【主な著書】『体験ルポ 日本の高齢者福祉』(共著、岩波新書、1994年)、『スウェーデン発高齢社会と地方分権』(共著、ミネルヴァ書房、1994年)、『図解介護保険のすべて(第2版)』(共著、東洋経済新報社、2005年)、『転ばぬ先の介護ハンドブック』(共著、講談社、2000年)他。

吉岡 洋子(よしおか・ようこ)
2001年大阪外国語大学卒業。大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程在学中に2002年スウェーデン・ヴェクショー大学看護社会福祉学部留学。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。現在、頌栄短期大学保育科准教授。

 はじめに

第1章 高齢社会と高齢者
 第1節 少子高齢社会の到来
  1.世界的規模で進行する人口の高齢化
   ○コラム 「人口高齢化を考える際の主要な指標」
   ○コラム 「日本人の生命表」
  2.人口高齢化の要因
  3.人口高齢化が及ぼす社会的影響
 第2節 高齢者の生活実態
  1.世帯構成
  2.所得
  3.住居
  4.就業と社会参加
  5.医療と介護
 第3節 老化と高齢者
  1.老化に伴う身体的変化
  2.精神機能の変化と生きる意欲
  3.高齢者にみられる疾病
   ○コラム 「「認知症」――「痴呆」に替わる新たな用語」
  4.介護保険制度における特定疾病
   ○コラム 「日常生活動作(ADL)と手段的日常生活動作(IADL)」
  5.介護予防の重要性

第2章 高齢者福祉の発展
 第1節 老人福祉法の成立までの歩み
  1.困窮者救済制度の確立――明治期以降、戦前まで
  2.新たな社会福祉制度づくりの始まり――戦後の福祉三法体制から福祉六法体制へ
 第2節 高度経済成長期、老人医療費支給制度、その後の「福祉見直し」
  1.福祉ニーズの拡大と老人医療費支給制度
  2.「福祉見直し論」から「日本型福祉社会」へ
 第3節 老人保健法の成立と1980年代の政策
  1.保健医療改革の推進――老人保健法の成立
  2.急展開する福祉改革――ゴールドプラン策定
   ○コラム 「地方分権の推進――国と地方公共団体の関係」
 第4節 1990年代の政策と介護保険法の成立
  1.高齢者保健福祉施策の基盤整備
  2.新たな介護システム構想――介護保険制度
  3.介護保険制度導入の背景
   ○コラム「高齢社会対策基本法」
 第5節 社会福祉基礎構造改革と介護保険制度の見直し
  1.社会福祉基礎構造改革――措置から契約へ
  2.介護保険制度の見直しと2005年介護保険法改正
   ○コラム 「ユニットケア」
  3.2011年介護保険法改正とその後の動き

 第3章 介護の理念と実際
 第1節 介護の理念
  1.「介護」とは
  2.介護予防
 第2節 介護過程
  1.介護過程の意義
  2.介護過程の概要
 第3節 認知症ケア
  1.認知症を取り巻く状況
  2.認知症とは
  3.認知症の人への生活支援
  4.認知症の人の継続した暮らしを支える施策
  5.認知症の人に対する権利擁護の推進
 第4節 高齢者福祉と終末期ケア
  1.高齢者支援の最終目標としての終末期ケア
  2.終末期ケアを支える視点
  3.終末期ケア(看取り)を支える制度
   ○コラム 「地域で死を考える――地域包括支援センター発エンディングノートの取り組み」

第4章 介護保険制度
 第1節 介護保険法の概要
  1.介護保険制度の目的
  2.介護保険制度の仕組み
  3.費用負担の仕組み
 第2節 介護保険法における給付サービス
  1.居宅サービス
  2.地域密着型サービス
  3.介護予防サービス・地域密着型介護予防サービス(第8条の2)
  4.施設サービス
 第3節 地域支援事業と介護保険事業計画
  1.地域支援事業(介護保険法第115条の38)
  2.地域包括支援センター(介護保険法第115条の39)
  3.介護保険事業計画

第5章 老人福祉法と高齢者の医療の確保に関する法律
 第1節 老人福祉法の概要
  1.老人福祉法
  2.老人福祉施策の体系と内容
 第2節 高齢者の医療の確保に関する法律の概要
  1.高齢者の医療の確保に関する法律
  2.後期高齢者医療制度(別称:長寿医療制度)の概要
   ○コラム 「北欧の高齢者と日本の高齢者」

第6章 福祉用具と住環境
 第1節 福祉用具
  1.福祉用具の分類
  2.福祉用具導入のポイント
   ○コラム 「福祉用具法」
 第2節 住宅改修
  1.わが国固有の住文化・住様式とそれに伴う住生活上の困難
  2.住宅改修費の支給対象と改修のポイント
 第3節 高齢者と住環境
   ○コラム 「バリアフリー新法(「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」)」

第7章 高齢者を援助する専門職と保健・医療・福祉の総合的援助
 第1節 高齢者を援助する専門職
  1.社会福祉関係の専門職
  2.医療関係の専門職
  3.その他
 第2節 高齢者を援助する組織
  1.高齢者を援助する法人組織
  2.高齢者を援助する機関・組織
  3.その他の組織・団体
 第3節 高齢者を支える活動としてのケアマネジメントとチームアプローチ
  1.ケアマネジメントとは
  2.ケアマネジメントの実際
  3.ケアマネジメントの留意点

第8章 高齢者の権利擁護と高齢者虐待の防止
 第1節 高齢者の権利
  1.わが国の高齢者のおかれている状況――エイジズム(高齢者差別)
  2.高齢者の権利と子どもの権利
 第2節 高齢者の権利擁護と諸制度
  1.介護保険制度と権利擁護
   ○コラム 「高齢者のための国連原則」
   ○コラム 「身体拘束の例外3原則および身体拘束禁止の対象行為」
  2.認知症高齢者の権利擁護
  3.サービスの質の確保と権利擁護
  4.尊厳のある高齢期を保障する専門職の役割と課題
 第3節 高齢者虐待とその防止
  1.高齢者虐待の防止、および高齢者の養護者に対する支援等に関する法律
  2.高齢者虐待の実態
  3.養護者による高齢者虐待への対応
  4.高齢者虐待の対応力強化に向けて

第9章 諸外国にみる高齢者福祉の新しい動向
 第1節 比較福祉国家研究の視点から――スウェーデン、ドイツ、アメリカ
 第2節 スウェーデンの高齢者介護
  1.スウェーデンの介護保障――税財源を基盤とする普遍的・包括的な福祉
  2.質の確保に向けて
  3.まとめ
 第3節 ドイツの高齢者介護
  1.ドイツの介護保障――社会保険制度による連帯の仕組み
  2.質の確保に向けて
  3.まとめ
 第4節 アメリカの高齢者介護
  1.アメリカの介護保障――限定された公的保障と私的に購入する介護
  2.質の確保に向けて
  3.まとめ
  4.おわりに

第10章 高齢者に対する相談援助活動
 第1節 相談援助活動とは
  1.相談援助活動の前提として――高齢者に対する援助者としての視点
  2.高齢者への相談援助活動の視点
  3.援助過程
 第2節 相談援助活動の実際
  1.要介護高齢者のボランティア参加を支援する
   ○コラム 「少し体が不自由になってもボランティア活動を続けたい」
  2.高齢者虐待を未然に防ぐための支援
  3.地域で高齢者を支える支援
   ○コラム 「民生委員の活動」
  4.認知症高齢者の地域での暮らしを守る支援
  5.見落とされがちな援助事例――65歳以下の人への援助事例
   ○コラム 「認知症疾患医療センター」

 索引
 執筆者紹介

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