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韓国独立運動家 鴎波白貞基
本体4,800円+税
ISBN 9784750339511
判型・ページ数 4-6・352ページ
出版年月日 2014/01/31

韓国独立運動家 鴎波白貞基

あるアナーキストの生涯

韓国で三義士として祭られている独立運動家、鴎波白貞基。1933年、駐中日本公使暗殺未遂事件で逮捕され、翌年長崎刑務所で獄死した。日本統治下の朝鮮から亡命、アナーキズムに傾倒し独立運動へ加担していったその足跡を残された資料をもとにたどる。

 序文
 「日本語版」に寄せて

プロローグ 東アジアの情勢変動と有吉明公使暗殺計画の意義――日清戦争から日中戦争まで(曺廣海)
 日清戦争と東アジア国際秩序の大変換
 帝国主義時代――日本軍国主義の台頭
 第一次世界大戦から世界恐慌まで
 「満州国」問題
 上海事変から塘沽協定まで
 軍国日本外交と有吉明公使
 有吉公使暗殺計画と日中戦争
 有吉公使暗殺計画の意義

第一章 成長期――一八九六~一九一八(南利幸)
 誕生と結婚
  傾く家庭の長男
  鴎波の家系
  移住、そして結婚
 抗日決心の過程
  最初の事件と財産家の息子たち
  日本人警官をめった打ち

第二章 寂しい流浪の始まりと終わり
  ソウル・奉天
  日本へ行く
  二つの遺品
  帰郷、『世界大思想全集』読破
  飛鶴峠での夫婦離別

第三章 同志と師に出会う
  一九二四年、北京
  在中国無政府主義者連盟

第四章 五・三〇ゼネストと徒歩旅行
 上海風景
  鉄工所就職
  鴎波の五・三〇運動
 一二〇〇キロメートルの徒歩旅行
  金昌洙事件
  鴎波と義烈団

第五章 上海・天津での逸話
  金九の家
  逸話――北京・天津
  同居生活――一九二六・五~一一
  二度目の就職
  アイスクリーム店の店員たち

第六章 受難始まる――一九二八・一〇~一九三〇・九
  柳子明の受難
  李丁奎逮捕
  鴎波入院
  李乙奎の北満州行と逮捕
  申鉉商の運動資金

第七章 夢を追って――一九三〇~一九三一
 北平会議
  北京に集まった人々
  「正実銀号」強奪
 自由共同体建設
  海林の冬
  病臥
 夢は消えて
  金宗鎮と同志の最後

第八章 上海、決戦場――一九三一~一九三二
 南華韓人連盟の活動
  上海の友堂李会栄
  南華韓人青年連盟会議
 抗日救国連盟
  組織背景
  上海事変
  蒋介石殺害計画
  失敗した義挙計画
  黒色恐怖団と組織員
 友堂李会栄、殉国
  満州行、殉国
  七名の怒漢たち

第九章 私の墓に花一輪を
 有吉明公使暗殺計画
  大事決行決議
  はかない勝負
  上海日本総領事の報告文
  密偵は誰なのか?
  獄中同志の支援活動
 私の墓に花一輪を
  法廷闘争
  廊下の咳声
  国民葬と金九の関係
  最後の対話

 エピローグ 白貞基を語る寸評
  「民族解放運動と私」(李康勳自叙伝)
  「運命の餘燼」(李圭昌回顧録)
  鄭華岩回顧録から
  沈溶澈「私の回顧」から
  黒色新聞
  鴎波白貞基烈士行状(『又観文存』)

 資料編
  一、唯一の遺物・手紙
  二、有吉公使暗殺計画関連
  三、昭和特高弾圧史6 朝鮮人にたいする弾圧
  四、鴎波白貞基義士殉國碑文
  五、鴎波白貞基烈士行状
  六、鴎波白貞基義士 家系図

 年表
 訳者あとがき

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