本体2,400円+税
ISBN | 9784750339481 |
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判型・ページ数 | A5・264ページ |
出版年月日 | 2014/01/25 |
施設における子どもの非行臨床
児童自立支援事業概論
非行傾向のある子どもをどう支えるかについて児童自立支援施設の実践から考える。児童自立支援施設特有の枠組みのある生活、治療的養育、認知行動療法など心理的なケアや治療による支援を踏まえつつ、その理念、歴史・現状・将来像、内容、方法を概説する。
シリーズ刊行にあたって
このシリーズ本を手にした方々へ
はじめに
第1章 児童自立支援事業とは
1.社会的養護と児童自立支援施設
2.児童自立支援と対象児童
3.入所児童の特徴と課題
4.司法福祉としての児童自立支援施設
コラム 家庭裁判所の保護処分と適正手続
第2章 児童自立支援事業(児童自立支援施設)のあゆみ(理念的変遷)
1.戦前における感化院・少年教護院の処遇理念
2.戦後の児童自立支援事業のあゆみ
3.教護事業(要保護児童対策)から児童自立支援事業(児童自立支援施策)への変遷
コラム 児童自立支援施設の運営や支援に関する格言集
資料 児童自立支援施設・事業に関する略年表
第3章 児童自立支援施設運営指針と子どもの権利擁護
1.児童自立支援施設運営指針
2.運営指針に基づく支援のあり方の基本
3.運営指針に基づく自立支援の基本姿勢
4.子どもの権利擁護
コラム 「WITHの精神」に基づく実践とは
コラム 養育者・支援者の専門性の向上――研さん手帳「共育のあゆみ」の活用
第4章 基本的な自立支援のあり方――人は人との暮らしの中でともに人になる
1.生活の中の保護・ケア
2.生活の中の養育・教育
3.生活の中の治療(治療的養育)
4.育ちなおし・育てなおしのための養育・支援
5.心理的な治療
6.まとめ――人は人との暮らしの中でともに人になる
コラム 児童自立支援施設で生活するということ
第5章 家族支援(家庭環境調整)
1.児童自立支援施設における家庭支援の基本原則
2.家族支援(家庭環境調整)の方法――一時帰省を中心にして
3.アフターケアとしての家族支援
コラム 非協力的で対応困難な保護者・家族への支援のあり方
第6章 児童自立支援施設と関係機関連携・協働による地域サポートシステムのあり方――一貫したインテークワークからアフターケアの視点で
1.児童相談所一時保護所の役割――動機づけの重要性とは
2.児童自立支援施設措置決定とは――子どもたちの視点から
3.入所中の支援はいかに図られるべきか
4.リービングケアと職業体験
5.児童自立支援施設とリービングケア,アフターケアの連携と実践
6.リービングケアからアフターケアへ
コラム 性的な問題を持つ子どもとその保護者への施設退所後のサポート
第7章 夫婦制における自立支援のあり方
1.はじめに
2.支援における夫婦間のチームワークと役割分担
3.問題発生場面における支援
4.ケースカンファレンスを活用した支援
5.支援における夫婦職員と他職員とのチームワークと連携・協働
6.夫婦制における支援上の留意事項
コラム 留岡幸助と小舎夫婦制(家族舎制)
コラム 小舎夫婦制における寮母の存在
第8章 交替制における自立支援のあり方
1.はじめに
2.日常生活場面における支援
3.問題発生場面の対応
4.寮舎担当職員と他職員とのチームワークと連携・協働
コラム 科学的根拠に基づく自立支援のあり方
第9章 子どもへの適切なかかわりについて――アンケート調査をもとに
1.調査研究結果概要
2.子どもと職員のとらえ方の違い
3.まとめにかえて
コラム 不適切なかかわりを予防するためには――児童自立支援施設における適切なかかわりに向けて
第10章 自ら行った行為(非行行為)と向き合うための支援
1.はじめに
2.「自ら行った行為(非行行為)」とは
3.土台となる日々の生活・養育
4.生命尊重のための支援
5.自ら行った行為(非行行為)と向き合うための支援
6.おわりに
コラム 非行と向き合う取り組みを行うためのあり方や留意点
第11章 行動上の問題への対応と特別支援日課
1.行動上の問題への基本姿勢
2.特別支援日課とは
3.特別支援日課を実施する上での留意点
コラム 精神科医療と児童自立支援施設との連携のあり方
第12章 強制的措置と自立支援
1.強制的措置とは(法的根拠・歴史的変遷)
2.強制的措置の許可
3.強制的措置と権利擁護
4.強制的措置における治療的支援の意義と期待される効果
第13章 学校教育との連携・協働
1.史的変遷
2.教育保障のための形態と内容
3.施設と学校教育の連携
4.施設内学校と原籍校との連携
コラム 少年院と児童自立支援施設との連携について
第14章 年長の子どもの自立支援
1.自立支援とは
2.児童自立支援施設における年長の子どもの状況
3.児童自立支援施設における年長の子どもへの支援
コラム 社会的養護における年長の子どもの現状と課題
第15章 児童自立支援施設の現状と課題――新たな将来像を模索する
1.児童自立支援施設のあり方とは――検証と提言からの「再検討」
2.児童自立支援施設の運営形態について
3.「児童自立支援施設運営指針」の目指す方向と課題
4.「小舎制」養育論の構築
5.子ども間の関係性を考える
6.子どもの課題を「抱え込むこと」
7.職員の養育観の相違から生じる課題
8.児童自立支援施設の自立支援の変遷と重要性
9.おわりに――「頼ること」のできる人として
コラム 児童自立支援施設が進むべき道
コラム 人材養成機関――国立武蔵野学院附属児童自立支援専門員養成所
索引
このシリーズ本を手にした方々へ
はじめに
第1章 児童自立支援事業とは
1.社会的養護と児童自立支援施設
2.児童自立支援と対象児童
3.入所児童の特徴と課題
4.司法福祉としての児童自立支援施設
コラム 家庭裁判所の保護処分と適正手続
第2章 児童自立支援事業(児童自立支援施設)のあゆみ(理念的変遷)
1.戦前における感化院・少年教護院の処遇理念
2.戦後の児童自立支援事業のあゆみ
3.教護事業(要保護児童対策)から児童自立支援事業(児童自立支援施策)への変遷
コラム 児童自立支援施設の運営や支援に関する格言集
資料 児童自立支援施設・事業に関する略年表
第3章 児童自立支援施設運営指針と子どもの権利擁護
1.児童自立支援施設運営指針
2.運営指針に基づく支援のあり方の基本
3.運営指針に基づく自立支援の基本姿勢
4.子どもの権利擁護
コラム 「WITHの精神」に基づく実践とは
コラム 養育者・支援者の専門性の向上――研さん手帳「共育のあゆみ」の活用
第4章 基本的な自立支援のあり方――人は人との暮らしの中でともに人になる
1.生活の中の保護・ケア
2.生活の中の養育・教育
3.生活の中の治療(治療的養育)
4.育ちなおし・育てなおしのための養育・支援
5.心理的な治療
6.まとめ――人は人との暮らしの中でともに人になる
コラム 児童自立支援施設で生活するということ
第5章 家族支援(家庭環境調整)
1.児童自立支援施設における家庭支援の基本原則
2.家族支援(家庭環境調整)の方法――一時帰省を中心にして
3.アフターケアとしての家族支援
コラム 非協力的で対応困難な保護者・家族への支援のあり方
第6章 児童自立支援施設と関係機関連携・協働による地域サポートシステムのあり方――一貫したインテークワークからアフターケアの視点で
1.児童相談所一時保護所の役割――動機づけの重要性とは
2.児童自立支援施設措置決定とは――子どもたちの視点から
3.入所中の支援はいかに図られるべきか
4.リービングケアと職業体験
5.児童自立支援施設とリービングケア,アフターケアの連携と実践
6.リービングケアからアフターケアへ
コラム 性的な問題を持つ子どもとその保護者への施設退所後のサポート
第7章 夫婦制における自立支援のあり方
1.はじめに
2.支援における夫婦間のチームワークと役割分担
3.問題発生場面における支援
4.ケースカンファレンスを活用した支援
5.支援における夫婦職員と他職員とのチームワークと連携・協働
6.夫婦制における支援上の留意事項
コラム 留岡幸助と小舎夫婦制(家族舎制)
コラム 小舎夫婦制における寮母の存在
第8章 交替制における自立支援のあり方
1.はじめに
2.日常生活場面における支援
3.問題発生場面の対応
4.寮舎担当職員と他職員とのチームワークと連携・協働
コラム 科学的根拠に基づく自立支援のあり方
第9章 子どもへの適切なかかわりについて――アンケート調査をもとに
1.調査研究結果概要
2.子どもと職員のとらえ方の違い
3.まとめにかえて
コラム 不適切なかかわりを予防するためには――児童自立支援施設における適切なかかわりに向けて
第10章 自ら行った行為(非行行為)と向き合うための支援
1.はじめに
2.「自ら行った行為(非行行為)」とは
3.土台となる日々の生活・養育
4.生命尊重のための支援
5.自ら行った行為(非行行為)と向き合うための支援
6.おわりに
コラム 非行と向き合う取り組みを行うためのあり方や留意点
第11章 行動上の問題への対応と特別支援日課
1.行動上の問題への基本姿勢
2.特別支援日課とは
3.特別支援日課を実施する上での留意点
コラム 精神科医療と児童自立支援施設との連携のあり方
第12章 強制的措置と自立支援
1.強制的措置とは(法的根拠・歴史的変遷)
2.強制的措置の許可
3.強制的措置と権利擁護
4.強制的措置における治療的支援の意義と期待される効果
第13章 学校教育との連携・協働
1.史的変遷
2.教育保障のための形態と内容
3.施設と学校教育の連携
4.施設内学校と原籍校との連携
コラム 少年院と児童自立支援施設との連携について
第14章 年長の子どもの自立支援
1.自立支援とは
2.児童自立支援施設における年長の子どもの状況
3.児童自立支援施設における年長の子どもへの支援
コラム 社会的養護における年長の子どもの現状と課題
第15章 児童自立支援施設の現状と課題――新たな将来像を模索する
1.児童自立支援施設のあり方とは――検証と提言からの「再検討」
2.児童自立支援施設の運営形態について
3.「児童自立支援施設運営指針」の目指す方向と課題
4.「小舎制」養育論の構築
5.子ども間の関係性を考える
6.子どもの課題を「抱え込むこと」
7.職員の養育観の相違から生じる課題
8.児童自立支援施設の自立支援の変遷と重要性
9.おわりに――「頼ること」のできる人として
コラム 児童自立支援施設が進むべき道
コラム 人材養成機関――国立武蔵野学院附属児童自立支援専門員養成所
索引
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