本体2,800円+税
ISBN | 9784750339504 |
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判型・ページ数 | 4-6・352ページ |
出版年月日 | 2014/02/01 |
ヘイトスピーチ 表現の自由はどこまで認められるか
いまも公然と活動を続けるKKK、厳しく規制されるホロコースト否定…豊富な事例からヘイトスピーチとその対応策の世界的課題を掴み、自由と規制のあるべきバランスを探る。在日コリアンなどへの人種差別が公然化する日本にあって、いま必読の包括的入門書。
序文と謝辞
イントロダクション
1 自由と反レイシズムを両立させるために――本書の見取り図
Ⅰ 表現の自由
2 ヨーロッパにおけるヘイトスピーチ規制の多様性
1920年代から90年代のヨーロッパ――規制に向けたゆっくりとした歩み
1990年以降の展開――ヘイトスピーチを規制する立法とその執行
・イギリスの2006年宗教的憎悪法
・フランスの法規制
・デンマークの風刺画とヘイトスピーチ規制の限界
結論――ヨーロッパにおける規制の限界
3 ホロコースト否定とその極限
ホロコーストにまつわるレイシズム――類型と潮流
ホロコースト否定を禁止する法律の制定時期とその種類
施行されるホロコースト否定禁止――高まっていく圧力
かくも遠くまで来てしまった――これからどこへ向かうべきか
4 アメリカは例外なのか?
「言論の自由」の原則が生まれるまで――19世紀から1930年代
言論規制の時代――1940年代から50年代
ヘイトスピーチの保護へ――1960年代から70年代
アメリカにおけるヘイトスピーチの制限――90年代の状況
ヨーロッパとの比較
Ⅱ 結社の自由と人種差別
5 結社の自由と人種差別団体規制のジレンマ
人種差別団体規制の課題
アメリカ――人種差別団体が自由を謳歌する国
ベルギー――極右政党封じ込め その可能性と限界
ドイツ――ネオナチと闘う民主主義
各国の事例から学べること
6 人種差別とヘイトクライムを罰する
レイシストの犯罪を違法化する
アメリカにおける差別禁止法の歴史
アメリカにおけるヘイトクライム法
ヨーロッパにおける差別禁止法とヘイトクライム法
結論
結論
7 どの程度の自由をレイシストに与えるべきなのか
自由とレイシズムをめぐる歴史の教訓
どの程度の自由をレイシストに与えるべきなのか
・政策の文脈を理解する
・法律の影響を評価する
・原則を構築する
レイシストでいる自由をめぐる政治哲学
訳者解説
はじめに
訳語と構成
・訳語について
・本書の構成
本書の内容
・各国の法制度のまとめ
・補足的な論点
日本という文脈
・日本のレイシズムの現状
・ヘイトスピーチとしての「在日特権」
・政府の対応
・法学者の立場
・反レイシズム運動の登場
おわりに――本書翻訳の経緯について
注
参考文献
索引
イントロダクション
1 自由と反レイシズムを両立させるために――本書の見取り図
Ⅰ 表現の自由
2 ヨーロッパにおけるヘイトスピーチ規制の多様性
1920年代から90年代のヨーロッパ――規制に向けたゆっくりとした歩み
1990年以降の展開――ヘイトスピーチを規制する立法とその執行
・イギリスの2006年宗教的憎悪法
・フランスの法規制
・デンマークの風刺画とヘイトスピーチ規制の限界
結論――ヨーロッパにおける規制の限界
3 ホロコースト否定とその極限
ホロコーストにまつわるレイシズム――類型と潮流
ホロコースト否定を禁止する法律の制定時期とその種類
施行されるホロコースト否定禁止――高まっていく圧力
かくも遠くまで来てしまった――これからどこへ向かうべきか
4 アメリカは例外なのか?
「言論の自由」の原則が生まれるまで――19世紀から1930年代
言論規制の時代――1940年代から50年代
ヘイトスピーチの保護へ――1960年代から70年代
アメリカにおけるヘイトスピーチの制限――90年代の状況
ヨーロッパとの比較
Ⅱ 結社の自由と人種差別
5 結社の自由と人種差別団体規制のジレンマ
人種差別団体規制の課題
アメリカ――人種差別団体が自由を謳歌する国
ベルギー――極右政党封じ込め その可能性と限界
ドイツ――ネオナチと闘う民主主義
各国の事例から学べること
6 人種差別とヘイトクライムを罰する
レイシストの犯罪を違法化する
アメリカにおける差別禁止法の歴史
アメリカにおけるヘイトクライム法
ヨーロッパにおける差別禁止法とヘイトクライム法
結論
結論
7 どの程度の自由をレイシストに与えるべきなのか
自由とレイシズムをめぐる歴史の教訓
どの程度の自由をレイシストに与えるべきなのか
・政策の文脈を理解する
・法律の影響を評価する
・原則を構築する
レイシストでいる自由をめぐる政治哲学
訳者解説
はじめに
訳語と構成
・訳語について
・本書の構成
本書の内容
・各国の法制度のまとめ
・補足的な論点
日本という文脈
・日本のレイシズムの現状
・ヘイトスピーチとしての「在日特権」
・政府の対応
・法学者の立場
・反レイシズム運動の登場
おわりに――本書翻訳の経緯について
注
参考文献
索引
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