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ニューギニアから石斧が消えていく日
本体3,300円+税
ISBN 9784750339139
判型・ページ数 A5・320ページ
出版年月日 2013/10/31

ニューギニアから石斧が消えていく日

人類学者の回想録

1967年、文明との接触を拒んでいたパプアニューギニアのシシミン族のなかで、単身フィールドワークを行なった著者が、未開社会を回想する。その後文明を受け入れ、鉱山開発という大波のなかで急速に変わりゆく現地の社会から人間の進化とは何かを考える。

 はじめに
 プロローグ
1 オクサップミン――西に三〇〇〇メートルを超える連峰を望む
2 オクサップミンからオム川へ――探検を考える
3 初めての出会い――緊張の瞬間
4 オム川流域遠征――自然への挑戦
5 ヒトと自然の共存――熱帯雨林に生きる
6 未開社会における交易――交易の道を文明が流れる
7 部族社会と開発の出会い――新しい価値観と世界観の誕生
8 シシミンとの再会――新しい知識がヒトの表情をかえる
9 新しい世界へ――時計が猛スピードで動き出す
 エピローグ

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