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東北アジア共同体の研究
本体4,500円+税
ISBN 9784750338897
判型・ページ数 4-6・376ページ
出版年月日 2013/09/20

東北アジア共同体の研究

平和憲法と市民社会の展開

日本の私たちが21世紀を生きのびていく道は、自主憲法を制定し、アメリカに従属することではなく、平和憲法の「民主主義と平和主義」という世界でも珍しい価値を尊重し、中国、朝鮮半島をはじめ、アジアとの連帯という行動のなかにこそあるのではないか。

 はじめに

 序章 東北アジア共同体の研究

第Ⅰ部
 第1章 いま愛国心を考える
 第2章 東北師範大学との交流そして ハルピン紀行
 第3章 平和教材研究、日本、韓国の共同研究授業
 第4章 浅川巧、全州そして群山の旅
 第5章 韓国ドラマに見る光州事件

第Ⅱ部
 第6章 東北師範大学集中講義、中国市民社会論への関心
 第7章 中国の市民社会論、政治的民主化、所有論
 第8章 現代の市民社会構築の立場
 第9章 満州建国大学の夢と現実
 第10章 「満州国」研究への序章
 第11章 「満州国」の夢と現実

第Ⅲ部
 第12章 筑豊の炭鉱画世界記憶遺産に――快挙の意義を考える
 第13章 延辺朝鮮族自治州への旅
 第14章 サハリン・旅の思い出
 第15章 「支柱」としての沖縄
 第16章 韓国全北大学(全州)における生涯学習研究集会

 終章 ポスト原発・新しい社会の形成――東北アジア共生を視軸にして
 付章 ベネズエラの憲法と教育基本法を読む

 補論 1.社会主義市場経済と「市民社会」の創造――中国の現実と未来
 補論 2.辛酸佳境に入る――濁流「恥ずかしい国へ」のなかに見る科学者の清流

 「あとがき」にかえて

 索引

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