ホーム > 教育統制と競争教育で子どものしあわせは守れるか?
教育統制と競争教育で子どものしあわせは守れるか?
本体1,800円+税
ISBN 9784750338545
判型・ページ数 4-6・212ページ
出版年月日 2013/07/30

教育統制と競争教育で子どものしあわせは守れるか?

競争主義が広まり教育現場への統制が強まる日本の教育の現状に対し、子どもの尊厳を尊重し、学習権を保障するため、何が必要かを多角的に論じる。日弁連人権擁護大会のシンポジウムを元に、これからの日本の教育のあり方を問う、タイムリーな一冊。

 刊行にあたって

第1章 いま、日本の教育は大きな岐路にある――日弁連からの問題提起
 コラム 学校における日の丸・君が代の問題

第2章 教育現場からの報告
 1 東京都足立区・特別支援学級の現場から
 2 北海道・宗谷での教育実践
 コラム 北海道・稚内における教育実践
 3 東京・七生養護学校の性教育実践
 コラム 七生養護学校の事件 教育の創意工夫の大切さを認める判決

第3章 基調講演「新自由主義教育改革と憲法・教育法」
 1 新自由主義教育改革とは何か?
 2 新自由主義教育改革の下で激化した競争が子どもに与える影響
 3 新自由主義教育改革と憲法・旧教育基本法との相互排他性

第4章 パネルディスカッション
 コラム 大阪における教育問題
 コラム アメリカにおける教育改革・「おちこぼれゼロ法」

 資料編(日弁連決議)
 日本弁護士連合会第55回人権擁護大会シンポジウム第1分科会実行委員会
 あとがき

このページのトップへ