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現代朝鮮の興亡
本体5,000円+税
ISBN 9784750338361
判型・ページ数 4-6・472ページ
出版年月日 2013/06/25

現代朝鮮の興亡

ロシアから見た朝鮮半島現代史

ロシアを代表する現代朝鮮学者による、世界で初めての戦後南北朝鮮史の翻訳。南北双方の発展の論理を、外交文書や大使館情報をも駆使し、この地域の歴史についての新しい標準的解釈をロシアの立場から提示する。刊行にあたって金正恩体制以降の動きも加えた。

 序文

第一章 『朝鮮』の国、解放の朝を迎える
 第一節 日本の朝鮮に対する植民地的搾取の結果
  一 東からのサムライによる朝鮮の隷属化
  二 農地──略奪の基本分野
  三 植民地の産業化過程
  四 抗日民族愛国抵抗運動
 第二節 軍国主義日本の壊滅と朝鮮の戦後建設
  一 いかにして日本軍国主義は朝鮮で敗れたか
  二 同盟者と朝鮮の未来――宣言と政策

第二章 分裂した国家
 第一節 三八度線南部での大韓民国創設
  一 朝鮮半島における国家建設でのソ米対立
  二 日本降伏後の南での政治状況
  三 第一共和国の経済的基礎の形成
  四 内戦前夜の韓国
 第二節 朝鮮民主主義人民共和国の成立

第三章 朝鮮半島における「限定的な大戦争」の発生と展開の原因
 第一節 限定的大戦争の発生の理由と展開
  一 紛争の最初の局面
  二 戦争の第二段階:国連旗の下での段階的拡大
  三 第三段階:「中国人民志願軍」の朝鮮への到来
 第二節 休戦への道
  一 紛争の主な結果
  二 朝鮮をめぐる一九五四年のジュネーブ会議・朝鮮戦争の歴史的・外交的教訓

第四章 戦後復興と発展における二つの朝鮮(一九五三~一九六〇年代)
 第一節 戦争終結後北朝鮮の社会・経済・政治的発展
 第二節 南朝鮮における第一・第二共和国の危機
  一 政党、派閥そして政治的闘争
  二 李承晩体制の危機と没落
 第三節 二つの朝鮮と世界
  一 「主体原則」――人民共和国の外交的指針
  二 アメリカの北東アジア「防衛体制」における大韓民国

第五章 二〇世紀一九六〇~七〇年代の北朝鮮・韓国の政治的、そして社会経済的発展 209
 第一節 「朝鮮の特徴を持った社会主義」建設への北朝鮮の歩み
 第二節 南部における軍事官僚体制の成立、「朝鮮風民主主義」
  一 一九六一年五月一六日の軍事クーデタ
  二 韓国の経済的奇跡の起源にあるもの
 第三節 大韓民国と人民共和国の対外軌跡

第六章 民族近代化における二つの道(二〇世紀八〇~九〇年代初め)
 第一節 北朝鮮における指令行政システムの危機と社会経済発展
 第二節 韓国における軍官僚体制の発展
  一 全斗煥の実権掌握と光州事件
  二 第五共和国政治の経済的、社会的特徴
  三 第六共和国の憲法闘争
  四 民主主義への険しい道のり
  五 一九八〇年代の境目から九〇年代韓国の北方政策
 第三節 一九八〇年代から九〇年初頭の南北対話諸問題

第七章 二極化した世界情勢の危機とその崩壊のなかでの韓国と北朝鮮(二〇世紀末から二一世紀初頭
 第一節 金泳三民主政権下における韓国の発展
  一 金泳三による「新韓国」理論
  二 政治制度改革
  三 「新経済」確立への道
 第二節 市民社会基盤の安定化へ向かう韓国
  一 金大中就任後の韓国における政治闘争
  二 一九九七~九八年アジア通貨危機と韓国の新興工業的発展への影響
  三 盧武鉉政権下における韓国民主主義の進化
 第三節 グローバリゼーションにおける北朝鮮、支配的管理体制の危機からの脱却

第八章 北朝鮮と韓国の対外優先順位(二〇~二一世紀との狭間で)
 第一節 新たな外交環境における北朝鮮
  一 北朝鮮外交戦略の特徴
  二 北朝鮮の核・ミサイル開発問題を取り巻く外交闘争
 第二節 北朝鮮のパートナーとライバル
 第三節 韓国と世界
 第四節 南北対話の発展

第九章 朝鮮半島における文明的・文化的発展の二つの傾向
 第一節 韓国の文化発展における東西の融合
 第二節 二〇世紀後半と二一世紀初頭の北朝鮮における文化発達の特徴

 結語 南北朝鮮再統一の展望
 あとがき

 監訳者あとがき

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