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自殺危機にある人への初期介入の実際
本体2,400円+税
ISBN 9784750338279
判型・ページ数 A5・224ページ
出版年月日 2013/06/07

自殺危機にある人への初期介入の実際

自殺予防の「ゲートキーパー」のスキルと養成

自殺危機にある人へ初期介入し、自殺予防をめざす「ゲートキーパー」。本書はその理念、スキル、養成方法を解説する。自殺危機にある人に接する機会の多い福祉、保健医療、教育などの相談機関をはじめ、民生・児童委員、保護司や精神保健ボランティア等必携。

 はじめに

第1章 自殺の現状
 1. 年間の自殺者数:約3万人
 2. 1日の自殺者数:約76人
 3. 自殺率:人口10万人あたり年間22人
 4. 自殺率:国際的に非常に高く、米の約2倍、英や伊の約4倍
 5. 交通事故死者数の約6.3倍
 6. 自殺者は、年齢の高い層に多い
 7. 20歳から39歳の若年層では自殺は死因順位の1位
 8. 自殺の道連れ等で亡くなる子ども:毎年30~70人、3年間で約150人
 9. 自殺は男性の割合が断然高い
 10. 配偶者のいない人の自殺率は高い
 11. 自殺をした人の大半は同居者がいた:男性で7割弱、女性で8割弱
 12. 職業のない人の割合は高い:全体の3分の2
 13. 背景に「助けて」と言えない社会

第2章 ゲートキーパー養成の必要性
 1. ゲートキーパーとは
 2. 国際連合と自殺予防
 3. 自殺対策基本法、自殺総合対策大綱
 4. ワークショップへの自発的参加者
 5. 自殺予防の取り組みの効果
 6. 諸外国の自殺予防研修、ゲートキーパー養成研究
 7. 日本における取り組み
 8. 研修の必要性

第3章 自殺危機初期介入スキル
 第1節 初期介入のポイント
  1. 自殺に関する考えや信念を確認する
  2. サインに気づく
  3. 信頼関係を構築する
  4. 置かれている状況を把握する
  5. 自殺の危険性を測る
  6. 安全確保・支える仲間へつなぐ
  7. フォローアップ
 第2節 コミュニティで取り組むこと
  1. 多層レベルへの介入
  2. 多量飲酒を抑制する
  3. マスコミ報道の適正化
  4. コミュニティづくりと活動
  5. 「つなげる」実践と「面で支えていく」体制づくり
  6. 精神医療サービスの利用

第4章 自殺危機初期介入の実際
 1. 信頼関係の構築
 2. 置かれている状況の確認
 3. 危険性を測る
 4. 安全確保・支える仲間へつなげる
 5. フォローアップ

第5章 ワークショップ開発と講師養成の経緯
 1. ワークショップ開発の背景
 2. ワークショップ開発の方法
 3. 自殺危機初期介入スキル研究会
 4. 文献研究(国外、国内文献を調査)
 5. 試行的ワークショップの実施
 6. ワークショップ参加者用テキストの開発
 7. 視覚教材の開発
 8. 講師養成の背景
 9. 講師用テキストの開発
 10. 講師養成の研修会
 11. 各地への広がり

第6章 自殺危機初期介入スキルワークショップの構造と内容
 1. ワークショップの特徴
 2. ワークショップの構造
 3. ワークショップの構成
 4. ワークショップの提供方法
 5. ワークショップ参加で思い起こされること
 6. ワークショップ参加後に残念な結果が生じたら

第7章 ワークショップ講師[岡田澄恵]
 1. 講師とグループワーク経験
 2. ロールプレイとは
 3. 自殺危機にある人のロールプレイの負担
 4. 参加者と講師の位置関係
 5. ロールプレイをうまく進めるには
 6. 役割解除

第8章 ワークショップの効果検討[小高真美]
 1. はじめに
 2. 方法
 3. 結果
 4. 考察


 おわりに

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