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東日本大震災を分析する1
本体3,800円+税
ISBN 9784750338231
判型・ページ数 A5・288ページ
出版年月日 2013/06/12

東日本大震災を分析する1

地震・津波のメカニズムと被害の実態

東北大学を中心とする研究者による東日本大震災の調査報告書。第1巻では3.11以前の巨大地震への防備と実際、地震・津波の発生メカニズム、津波と洪水の被害、建物の被害、そして原発事故や交通網などに波及した広範な被害の実態と要因の分析を行う。

 刊行の辞(平川新・今村文彦)

 序章 防災科学研究拠点から災害科学国際研究所へ(平川新)


第1部 巨大地震に備えて

第1章 地震研究のあり方――2011年東北地方太平洋沖地震がもたらしたもの(海野德仁)
第2章 これまで行ってきた地震防災対策(源栄正人)
第3章 事前の津波研究と予防対策(今村文彦)


第2部 地震・津波のメカニズム

第1章 2011年東北地方太平洋沖地震はどのような地震だったのか?(海野德仁)
第2章 震源直上での地殻変動と津波生成――海底圧力観測の成果(日野亮太)
第3章 海底地殻変動観測による巨大地震発生機構の解明(藤本博己・木戸元之・飯沼卓史・長田幸仁・日野亮太・伊藤喜宏・太田雄策)
第4章 早期地震警報システムの現状と課題(源栄正人)
第5章 東北地方太平洋沖地震の揺れの分布と特徴(大野晋)
第6章 津波発生のメカニズム(今村文彦・越村俊一・大家隆行・馬淵幸雄・村嶋陽一・村田泰洋)
第7章 地盤工学に関連した被害とその課題――震災後2年が経過して(風間基樹)


第3部 東日本大震災――被害の実態と要因

1 津波と洪水の被害

第1章 衛星画像・航空写真による津波の広域被害把握(越村俊一・郷右近英臣・福岡巧巳・柴山明寛)
第2章 東北地方を襲った津波の流況――名取川河口周辺の事例(越村俊一・林里美・郷右近英臣)
第3章 津波による海岸堤防の破堤メカニズム――沿岸水路の加災・減災効果(真野明・有働恵子・田中仁)
第4章 海岸林の被害と減災効果(今井健太郎)
第5章 東日本大震災によるアースフィルダム・ため池被害について(川越清樹・風間聡・小野桂介)

2 建物の被害

第1章 建物被害の調査・分析(源栄正人)
第2章 震動域における被災建物の分布(柴山明寛)
第3章 仙台市の造成宅地における被害(森友宏・風間基樹)

3 被害の諸相

第1章 福島第一原子力発電所事故による放射能汚染の影響とその対応(石井慶造)
第2章 交通ネットワークの被害と復旧(奥村誠)
第3章 ロボットによる震災対応(田所諭)
第4章 仙台付近の墓石転倒率調査結果(石渡明・宮本毅・平野直人)

 索引