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震災復興と宗教
本体2,500円+税
ISBN 9784750338002
判型・ページ数 4-6・316ページ
出版年月日 2013/04/05

震災復興と宗教

ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)は組織や集団の基盤にある信頼、規範、人と人との互酬性を意味する。東日本大震災では多くの宗教者、宗教団体が救援、支援に取り組んだ。ソーシャル・キャピタル形成の観点から宗教は復興にどう機能しているかを問う。

 

【関連Webサイト】

宗教情報センター[【書評】「叢書 宗教とソーシャル・キャピタル」編者たちに聞く]

 刊行にあたって(櫻井義秀・稲場圭信)
 まえがき(稲場圭信)

総説 震災復興に宗教は何ができたのか(稲場圭信)
 はじめに
 1 フェーズ1・2における被災地での宗教の力
 2 フェーズ3・4における宗教者の関わり
 3 公共性と宗教
 おわりに

Ⅰ 震災救援・復興における宗教者の支援活動

第一章 仏教の活動(藤森雄介)
 はじめに
 1 全日本仏教会の取り組み
 2 アンケート調査結果からうかがえる日本仏教界の取り組み
 3 今後の課題
 おわりに

第二章 神社神道の活動(黒崎浩行)
 はじめに
 1 被災した神社
 2 救援拠点となった神社
 3 地域を超えた支援活動
 4 「ふるさと」再生の困難さと向き合う
 結びにかえて

第三章 キリスト教の活動(高橋和義)
 はじめに
 1 日本のカトリック教会による活動
 2 日本正教会による活動
 3 日本聖公会による活動
 4 日本のプロテスタント諸派による活動
 おわりに


第四章 新宗教の活動(金子昭)
 はじめに
 1 伝統宗教に対する新宗教の活動の特徴
 2 天理教
 3 創価学会
 4 金光教
 5 立正佼成会
 6 新日本宗教団体連合会(新宗連)
 結びにかえて

 column 宗教者として、そして一生活者としての東日本大震災支援(川浪剛)


Ⅱ 連携・ボランティアの動き

第五章 伝統的地域ネットワークと地域SNS(岡田真美子)
 はじめに
 1 ソーシャル・キャピタル分散と分断された社会
 2 講――横ネットワーク
 3 仲間ネットワーク――契約講と観音講を記録する
 4 不動講と東日本大震災
 5 伝統的ソーシャル・キャピタルの復活――村継ぎ・村送り
 おわりに

第六章 宗教者と研究者の連携(島薗進)
 1 三・一一後の早い時期の連携の動き
 2 シンポジウムなどの催しとメディアの報道
 3 平常時における連携との関わり

第七章 宗教者の支援活動調査(稲場圭信)
 はじめに
 1 アクション・リサーチ
 2 調査のフィードバック
 3 被災地調査
 おわりに

第八章 大学と市民活動――東日本大震災における大正大学と学外コミュニティの事例より(星野壮・弓山達也)
 はじめに
 1 宗教系大学における被災地支援
 2 大正大学のケース――東日本大震災に際して
 3 「大正さろん」と「Mamma倶楽部」の利用者について
 4 大正さろんにおける支援
 まとめにかえて

 column 仏教系大学による学生ボランティア活動の一例(吉田叡禮)


Ⅲ 宗教的ケア・復興への関わり

第九章 阪神・淡路大震災における心のケア(岡尾将秀・渡邊太・三木英)
 1 心のケアへのニーズ
 2 被災地の宗教――天理教の対応
 3 救援と救済のジレンマ
 4 宗教による心のケアの可能性

第一〇章 台湾における震災復興と宗教――仏教慈済基金会による取り組みを事例に(村島健司)
 はじめに
 1 慈済会の概要
 2 台湾九二一大地震と宗教団体
 3 慈済会による復興支援活動
 4 災害復興と戦後台湾社会
 結びにかえて――九二一大地震後の慈済会と台湾における災害復興

第一一章 民俗芸能・芸術・聖地文化と再生(鎌田東二)
 はじめに――震災復興と民俗芸能
 1 東北被災地と民俗芸能――雄勝法印神楽と虎舞の復興過程を中心として
 2 自然災害と祭りと聖地文化
 おわりに――アート支援活動とこころの再生に向けて

 column 震災によって築かれた新たな絆――多くの境界をのり越えて(藤野陽平)


 あとがき(黒崎浩行)

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