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希望の大槌
本体1,600円+税
ISBN 9784750337692
判型・ページ数 4-6・264ページ
出版年月日 2013/03/11

希望の大槌

逆境から発想する町

東日本大震災によって住民の1割近くを失った大槌町。同時に多くの行政職員も失い行政機能がマヒした町は、機能回復とともに新たな町づくりのビジョンを掲げ復興に向けて動き出した。まっさらになった町を立て直す町長の奮闘と挑戦。


 はじめに

第1章 住民が決めないと、町の将来はない
 1 何もなくなったからこそ
 2 住民主体のまちづくり
 3 普通の町でいいのだ

第2章 選挙は推されて出るものではない
 1 「一度目」の町長選挙戦
 2 「二度目」の町長選挙戦へ

第3章 組織は10年かかる
 1 職員は絶対死んではいけない
 2 派遣職員の訃報

第4章 復興を制度で阻むな
 1 想定外の壁
 2 住民を守れ
 3 自治体職員の新たな配置システムを
 4 まだある「制度の隙間」

第5章 住民との情報共有こそが近道
 1 大量、複雑な情報
 2 メディアはパートナー
 3 自治体クラウドの効用

第6章 今こそ起業のチャンスだ
 1 官民のパートナーシップ
 2 起業の「種」はあちこちにある

第7章 失うと、本当に大切なものに気づく
 1 身内の絆を再認識
 2 外の「大槌人」の力結集
 3 記憶を風化させない
 4 事前に復興計画をつくれ
 5 芸術文化の大事さ

第8章 「住」は長い視野で
 1 仮設住宅の教訓
 2 まちづくりの実験地に

第9章 30年後の日本の先駆者に
 1 世界最速の人口減少と高齢社会
 2 1次産業を新たな視点で
 3 高齢化対応の制度改革を

第10章 災害の記憶は町民で守るしかない
 1 教育は、子どもの時から
 2 記憶を風化させない試み
 3 役場としての反省

第11章 復興と自分を見つめながら
 1 前立腺癌との戦い
 2 悔いなく生きましょう

 あとがき
生きづらさの民俗学

生きづらさの民俗学(電子書籍)

抑圧のアルゴリズム
抑圧のアルゴリズム

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性的人身取引

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性的人身取引

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被災地のジャーナリズム
 

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