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原発避難民 慟哭のノート
本体1,600円+税
ISBN 9784750337678
判型・ページ数 4-6・268ページ
出版年月日 2013/03/11

原発避難民 慟哭のノート

朝日新聞の好評連載「プロメテウスの罠」を世に送り出した特別報道部の記者たちは、福島の仮設住宅にノートを配り、原発事故で避難を余儀なくされた人たちの思いをつづってもらうことにした。報道では伝えきれていない現地の人たちの肉声が胸に迫る。

 まえがき


第1部 なにも終わってはいない、なにも始まってもいない――浪江町原発避難民3人の2年間

今野秀則さんのノート(元県庁職員、65歳)
 東日本大震災末記〈2011.3.11~3.31〉
 希望は捨てたくない。だが厳しい現実〈2012.3.12〉
 二度目の冬を迎えて〈2012.12.27〉

菅野みずえさんのノート(主婦、59歳)
 無事に明日が来るか、誰にもわからない〈2011.3.11~2012.3〉
 原発事故で避難している者からあなたへ〈2013.1.6〉

門馬昌子さんのノート(主婦、69歳)
 想定外の人生になってしまった……〈2011.3.11~2012.1〉
 もう浪江には帰らない〈2013.1〉


第2部 原発避難民48人がつづる震災の記録

あの日から変わってしまった人生
 note 1 友人・知人を残して避難するつらさ(匿名/南相馬市原町区、女性)
 note 2 荒れ果てた田畑の前で涙(横山恭之/浪江町、72歳)
 note 3 震災後、転勤で南相馬に住み思うこと(匿名/南相馬市、54歳)
 note 4 広野町‐沼津‐いわき(山内良仁/広野町、64歳)
 note 5 まさか自分の身にふりかかるとは(山内悦子/広野町)
 note 6 マスク越しにしかかげない梅の香(伹野一博/南相馬市鹿島区、58歳、薬剤師)
 note 7 長男が入院、夫も脳梗塞で倒れる(関根とみ子/富岡町)
 note 8 私たちは麻痺していたんだ(草野繁春/南相馬市鹿島区、56歳、自営業)
 note 9 戦争体験のように語り継がねば(志賀高史/南相馬市小高区、28歳、臨時事務職)
 note 10 人間の原点を失ってしまった(大野重雄/浪江町、55歳)
 note 11 どうしようもない失望感(匿名/南相馬市、女性、55歳)
 note 12 川内村は安全だと思っていました(KUBOTA SHIGETUGU/川内村、54歳)

原発・放射能について思うこと
 note 13 いい加減に目を覚まさなければ(高野正昭/双葉町山田、38歳、会社員)
 note 14 がんばれる仕事がほしい(星美恵子/南相馬市、70歳)
 note 15 避難の民となって今を生きる(匿名/浪江町、女性)
 note 16 福島の子どもたちを守ってほしい(匿名/南相馬市、男性、30代)
 note 17 透析を受けるために必死に病院を探した(田主守/大熊町夫沢、会社経営)
 note 18 寝ても起きても東電が憎い(髙橋正人/飯舘村長泥)
 note 19 悔しくてなりません(根本哲子/広野町、68歳)
 note 20 沖縄に避難し、活動を始める(伊藤路子/白河市、63歳)
 note 21 放射能の怖さを知るのはこれから(幸森正男/広野町、75歳)
 note 22 原発で潤った町で(高橋南方司/南相馬市小高区、68歳)
 note 23 少しでも笑顔でと思う(只野由起子/南相馬市鹿島区、55歳、自営業)
 note 24 立ち直れるための環境がほしい(匿名/南相馬市、女性、54歳)
 note 25 自分の家に自由に出入りしたいのです(木幡昭重/大熊町夫沢、73歳)
 note 26 自然と涙のでない日はありません(佐藤トラ/浪江町、83歳、農業)
 note 27 放射能にむしばまれていく(匿名/南相馬市原町区、男性、70歳)
 note 28 情報を信じることをためらう生活(大堀志穂/福島大学2年)
 note 29 原発のことを何も知らなかった(仁平奈津美/福島大学2年)
 note 30 このままでは町がなくなってしまう(匿名/南相馬市原町区、女性、57歳)
 note 31 不安を抱えながら、とどまっている(匿名/南相馬市、女性、30歳)
 note 32 子どもたちには何の非もないのに(匿名/南相馬市、女性、30代)
 note 33 災害への認識が甘かった(岡田香菜/福島大学4年)
 note 34 事故の責任を明確にせよ(匿名/川内村)

気持ちを奮い立たせて
 note 35 前を向いて、上を向いて(星保子/南相馬市、56歳)
 note 36 牛の命を救った若い酪農家たち(紺野寿幸/75歳〈故人〉)
 note 37 福島を、福島の人たちを忘れない(林麗萍/福島大学地域政策研究科修士2年)
 note 38 家に帰れるまで、あきらめない(大野真大/浪江町、20歳)
 note 39 ふだんの何気ない幸せを思う(山縣佑亮/福島大学4年)
 note 40 就職への影響が気になった(宮崎友介/福島大学4年)
 note 41 孫といっしょに川内に戻れるかな(佐久間きみ子/川内村、59歳)
 note 42 家に戻れる日を待ちながら(匿名)
 note 43 あの日の夜は絶対に忘れない(宇都宮和子/大熊町夫沢)
 note 44 福島がバラバラにならぬよう祈る(大橋文之/南相馬市小高区、53歳)
 note 45 私は生かされているんだなあ(匿名/南相馬市原町区、男性、40代)
 note 46 前を向いて歩かないと始まらない(匿名/大熊町、女性、40代)
 note 47 たくさんの人に助けられ成長できた(高梨孝司/広野町、32歳、団体職員)
 note 48 みんなにやさしくしたい(匿名/富岡町、女子中学生)


 あとがき

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