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障害者介助の現場から考える生活と労働
本体2,500円+税
ISBN 9784750337494
判型・ページ数 4-6・368ページ
出版年月日 2013/01/30

障害者介助の現場から考える生活と労働

ささやかな「介助者学」のこころみ

障害者の介助に携わる介助者たちは、なぜ介助者になり、介助を続けているのか。ケアの世紀といわれる21世紀、今後ますます介護・介助を必要とする人が増え続けていくなか、20人の介助者たちが語る介助という経験のリアルと希望。

 はじめに――ささやかな「介助者学」のこころみ

第1章 障害者介助の現場より――健全者・介助者(介護者)・コーディネーターとして思うこと(渡邉琢)
 1 生い立ちと出会い
 2 障害者介護保障のこれまでについて
 3 障害者介助の現場の課題
 4 障害者介護保障の今後に向けて

第2章 介助者の課題――足文字を読むということ(深田耕一郎)
 1 介助者の課題とは何か
 2 闘争の言語としての足文字
 3 足文字と介助者――その構造と学習過程
 4 足文字のアンビヴァレンツ――理解を求め、拒む
 5 介助者の課題

第3章 介助者がしていること――知的障害のある人の自立生活をめぐって(寺本晃久)
 地域生活とその介助言葉を足す
 言葉をつなぐ
 「できないこと」はわからない
 見守りからはみ出る
 ひきずられる
 「迷惑」に付きあう

第4章 介助とジェンダー(瀬山紀子)
 1 介助へのかかわりから
 2 女性労働問題としての介助
 3 介助という行為とジェンダー
 4 介助から開ける世界

第5章 座談会 女性と介助――からだのこと、子育てとの両立、人とのつながり(小泉浩子/佐々木彩/段原志保/松波めぐみ/丸山育子)

第6章 アディクト/ケアワーカー/アクティビストを生きる(くも)
 アディクト/ケアワーカー/アクティビスト
 わたしのアディクション
 わたしの被暴力1
 わたしの被暴力2
 家族
 ジェンダー/パワーゲーム
 ケアワーカーになる
 アクティビストになる
 「サポート」の罠
 「底つき」から回復の歩みへ
 財産としてのトラウマ
 コミュニティの病としてのアディクション
 「介護」という仕事に出会えてよかった

第7章 野宿と介助(小川てつオ)

第8章 インタビュー テント村と介助(いちむらみさこ/小川てつオ/聞き手・杉田俊介)
 テント村のなかのケア
 野宿者と障害・女性・子ども
 ホームレス文化再考
 テント村からのオルタナティヴ

第9章 「介助を仕事にしたい」と「仕事にしきれない」のあいだ――自立生活運動のボランティア介護者から重度訪問介護従事者になる経験(高橋慎一)
 介助労働者とは何か
 介助労働者になる前――重度身体障害者のボランティア介護の経験
 介助労働者になる
 介助の労働化に抵抗する――介助・労働・お金
 
第10章 介助と能力主義――友達介助を再考する(杉田俊介)
 単なる能力主義に陥らない介護
 問いを「私たち」に切り返す
 メリトクラシーとは何か
 友達介助を再考してみる

第11章 座談会 介助者の経験から見えること(川口有美子/杉田俊介/瀬山紀子/山下幸子/渡邉琢)

 おわりに

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