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本体2,000円+税
ISBN 9784750337487
判型・ページ数 4-6・384ページ
出版年月日 2013/01/30

現代インドネシアを知るための60章

南北1800km、東西5000kmの海に囲まれた多島国家インドネシア。自然、民族、言語、文化、歴史、宗教、産業とどれをとっても想像を超える多様性に富む国のダイナミズムに学ぶべきことは多い。成立67年、アジアの大国、インドネシアの魅力を描く。

 

【執筆者一覧】

阿部 健一(あべ・けんいち)
総合地球環境学研究所
専攻:相関地域研究、環境人類学

阿良田 麻里子(あらた・まりこ)
東京工業大学「ぐるなび」食の未来創成寄附講座特任助教
専攻・文化人類学、言語学、食文化研究

井上 真(いのうえ・まこと)
東京大学大学院農学生命科学研究科
専攻:森林社会学・ガバナンス論、カリマンタン地域研究

内海 愛子(うつみ・あいこ)
大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター
専攻:日本―アジア関係史

大形 里美(おおがた・さとみ)
九州国際大学国際関係学部
専攻:インドネシアのイスラーム

奧島 美夏(おくしま・みか)
天理大学国際学部
専攻:文化人類学、東南アジア地域研究

押川 典昭(おしかわ・のりあき)
大東文化大学国際関係学部
専攻:インドネシア文学

風間 純子(かざま・じゅんこ)
至学館大学健康科学部
専攻 民族音楽、上演芸能研究

川村 晃一(かわむら・こういち)
日本貿易振興機構アジア経済研究所
専攻:インドネシア政治研究、比較政治学

北窓 時男(きたまど・ときお)
アイ・シー・ネット株式会社コンサルティング部/大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員
専攻:海洋社会学

木股 文昭(きまた・ふみあき)
東濃地震科学研究所
専攻:地震学

倉沢 愛子(くらさわ・あいこ)
慶応義塾大学名誉教授
専攻:インドネシア社会史

小池 誠(こいけ・まこと)
桃山学院大学国際教養学部
専攻:文化人類学

小林 寧子(こばやし・やすこ)
南山大学外国語学部
専攻:インドネシア近現代史

佐伯 奈津子(さえき・なつこ) ※編著者プロフィールを参照

坂井 隆(さかい・たかし)
国立台湾大学芸術史研究所
専攻:インドネシア考古学・文化遺産

笹岡 正俊(ささおか・まさとし)
国際林業研究センター(CIFOR)
専攻:環境社会学、環境人類学、インドネシア地域研究

佐藤 百合(さとう・ゆり)
日本貿易振興機構アジア経済研究所
専攻:インドネシア地域研究、経済・産業・企業研究

嶋田 ミカ(しまだ・みか)
龍谷大学アフラシア多文化社会研究センター
専攻:経済学

高城 芳秋(たかじょう・よしあき)
「赤道の森」文化財団理事
専攻:文化・歴史

高橋 茂人(たかはし・しげひと)
大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター
専攻:東ティモール近現代史

武部 洋子(たけべ・ようこ)
『旅の指さし会話帳インドネシア語』著者
専攻:ジャカルタ若者トレンド観察

田中 耕司(たなか・こうじ)
京都大学学術研究支援室
専攻:東南アジア地域研究

中谷 文美(なかたに・あやみ)
岡山大学大学院社会文化科学研究科
専攻:文化人類学、ジェンダー論

長津 一史(ながつ・かずふみ)
東洋大学社会学部
専攻:東南アジア研究、文化人類学

中村 安秀(なかむら・やすひで)
大阪大学大学院人間科学研究科
専攻:国際保健学、母子保健学

野川 未央(のがわ・みお)
特定非営利活動法人APLA
専攻:東南アジア社会経済学

服部 美奈(はっとり・みな)
名古屋大学大学院教育発達科学研究科
専攻:比較教育学・教育人類学(インドネシアの教育)

福家 洋介(ふけ・ようすけ)
大東文化大学国際関係学部
専攻:インドネシア社会経済論

藤谷 健(ふじたに・たけし)
朝日新聞アジア総局
専攻:開発学

布野 修司(ふの・しゅうじ)
滋賀県立大学環境科学部
専攻:地域生活空間計画学、アジア都市建築史

本名 純(ほんな・じゅん)
立命館大学国際関係学部
専攻:インドネシア政治研究

間瀬 朋子(ませ・ともこ) ※編著者プロフィールを参照

松野 明久(まつの・あきひさ)
大阪大学大学院国際公共政策研究科
専攻:国際政治、紛争研究

水野 広祐(みずの・こうすけ)
京都大学東南アジア研究所
専攻:インドネシア地域研究、インドネシア経済社会

村井 吉敬(むらい・よしのり) ※編著者プロフィールを参照

米元 文秋(よねもと・ふみあき)
共同通信社
専攻:インドネシアやバルカン半島の民族紛争などを取材

 はじめに


Ⅰ はじめに

第1章 インドネシアへ行こう──心ときめくエメラルドの島じまの連なり
第2章 インドネシアになるまで──古い国家なのではない
第3章 「多様性のなかの統一」と「想像の共同体」──「想像される」国家
 【コラム1】移動と混淆──バジャウ人の世界


Ⅱ 自然

第4章 地理──島と海と火山と
第5章 湿潤熱帯のモンスーン──雨の降りかたに目を向ける
第6章 動物──進化論のもうひとつの故郷
第7章 植物の楽園──多様な熱帯林
第8章 地震・津波・火山噴火 災害大国?──和平や再婚も災害復興の大切な一歩
 【コラム2】津波ニモマケズ病ニモマケズ──被災した「ハンセン病の集落」


Ⅲ 暮らし

第9章 民族と暮らし──あふれる多様性、たくさんの驚きと学び
第10章 工場労働者とモノ売り──低位中間層の仕事と暮らし
第11章 ジャワ農村で農業をして生きる──「ノミほどに小さな」農民たちの日常
第12章 漁村に暮らす──海に生きる人びとの時間と空間
第13章 ムスリムの暮らし──変わる時間の観念・衣・食
第14章 ジェンダー──世界最大のイスラーム国のジェンダー規範
第15章 健康と病気──住民参加でいのちを守る
 【コラム3】地方最低賃金を実感する──予算3万ルピアのマリオボロ通り仮想観光


Ⅳ 文化・芸術

第16章 インドネシアの近代文学──人びとの祈りに寄り添って
第17章 歌で語り音でつながる──そのとき限りのアンサンブル
第18章 インドネシアの伝統染織──社会のなかの布、布がつなぐ社会
第19章 住居──地域の生態系にもとづく多様な形態
第20章 食──「インドネシア料理」と「地方の料理」
第21章 ファッション──服は人をあらわす
第22章 ポピュラー・カルチャー──クール・ジャパン、クール・インドネシア
第23章 観光──どう歩くか世界文化遺産
 【コラム4】文化をめぐるマレーシアとの対立──国民国家と文化遺産


Ⅴ 教育・宗教

第24章 インドネシア語──しなやかさとユーモアがいちばんのもち味
第25章 学校教育──地域の自律性と多様性を保障する教育へ
第26章 宗教──国家と多宗教社会
第27章 イスラーム──多様な展開
第28章 ヒンドゥー教とバリ人──「文化」と「宗教」をめぐる政治
第29章 民間信仰──もうひとつの世界
 【コラム5】いまどきの学校事情──国際水準学校と速習プログラム


Ⅵ 政 治

第30章 近現代史概説──「多様性のなかの統一」を目指した近代国家への道
第31章 9月30日事件とその後の虐殺──真相究明と被害者救済
第32章 スハルト体制と民主化──改革は進んだのか
第33章 国会と選挙──形式的な役割から民主政治の中心へ
第34章 国軍・警察──国防と治安のはざまで
第35章 人権──連綿とつづく「不処罰」の慣習
第36章 汚職──汚職撲滅をはばむ「司法マフィア」
第37章 外交──ASEANの盟主、復権を目指す
 【コラム6】コインの裏表──インドネシアとシンガポール


Ⅶ 地域紛争とテロ

第38章 東ティモール問題──民主化に貢献した「靴のなかの小石」
第39章 アチェ──永続的な平和は実現するのか
第40章 パプア──植民地支配と東西冷戦に翻弄された先住民族
第41章 民族紛争と宗教紛争──スハルト体制末期から崩壊後にかけての紛争を中心に
第42章 イスラーム急進派の動向──引き継がれる思想、ゆるやかにつながる人・組織
 【コラム7】イスラーム防衛戦線──「イスラーム服を着たチンピラ」


Ⅷ 経済

第43章 インドネシア経済史──国有化、工業化、そして新興経済大国へ
第44章 財政と金融──「重債務の国」「高金利の国」からの決別
第45章 産業構造の変化分散した成長エンジン
第46章 農業──300年におよぶ栽培強制とその終焉
第47章 貿易構造の変化──バティック服まで中国製?
第48章 労働──インフォーマル・セクター主体の性格と、暗い時代と明るい時代
第49章 海外出稼ぎ労働者の人権問題──現代の奴隷制
第50章 人口の地域的偏在と移住政策── ジャワ島と外島
 【コラム8】貧困者支援──貧困者より投資家支援を優先


Ⅸ 開発

第51章 エネルギー開発──日本のエネルギー・セキュリティの陰で
第52章 鉱山開発──資源ナショナリズムの行く末
第53章 原子力発電所──「エネルギー危機」を乗り越えるための巨大なリスク
第54章 森林の開発と保全──二酸化炭素という怪物の登場
第55章 農園開発──アブラヤシ生産の現状と問題
 【コラム9】サシと伝統的資源管理


Ⅹ インドネシアと日本

第56章 トコ・ジュパンとからゆきさん──日本人の南方進出
第57章 来日する移住労働者──技能研修生から看護師・介護福祉士候補まで
第58章 日本軍政──大きく攪拌されたインドネシア社会
第59章 戦争賠償──経済進出の先行投資
第60章 ODA──賠償にさかのぼる汚職の連鎖
 【コラム10】何の補償も受けられなかった「ロームシャ」と「慰安婦」たち


 現代インドネシアを知るためのブックガイド

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