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子どもの養育・支援の原理
本体2,400円+税
ISBN 9784750337197
判型・ページ数 A5・256ページ
出版年月日 2012/12/10

子どもの養育・支援の原理

社会的養護総論

相澤 仁 編集代表
柏女 霊峰 編集
澁谷 昌史 編集

社会的養護の大変革時代をむかえ、児童福祉施設職員やそれを目指す学生にはさらなる専門性が求められる。本シリーズは、そうした時代を前に、社会的養護全般について学べる総括的な養成・研修テキストである。執筆陣は、わが国の社会的養護研究者の総力をあげるとともに、現場の職員からも多数参加、現場の声を伝えるとともに、社会的養護のもとで暮らした子どもの声なども収録。よりリアリティをもって、子どもの養育・支援にむかうことのできる指針となる一冊である。本書は、その社会的養護の原理を押さえた第1巻。

 シリーズ刊行にあたって
 このシリーズ本を手にした方々へ
 はじめに

第1章 社会的養護とは
 1.社会的養護とは
 2.子ども家庭福祉,社会的養護の理念
 3.社会的養護体系の現状
 4.社会的養護の課題
 5.社会的養護の新たな理念
 6.社会的養護の課題と将来像――近年の制度改革を踏まえて
 7.子どもの権利擁護,子どもの養育
 8.社会的養護と社会福祉法人,専門職の役割

 コラム 社会的養護制度の政策評価

第2章 子どもとは/子ども家庭問題と権利擁護
 1.子どもとは
 2.子ども期について
 3.子ども・家庭の現状
 4.子どもの育ち・子育てのニーズ
 5.子どもの権利擁護
 6.社会的養護における権利擁護とその仕組み

 コラム 社会的養護における障害児の権利擁護と施策


第3章 社会的養護の歴史的展開
 1.戦前の社会的養護
 2.戦後処理期から子どもの権利条約批准までの社会的養護
 3.子どもの権利条約批准から児童虐待防止法施行までの社会的養護
 4.児童虐待防止法施行以降の社会的養護
 5.今後の課題

 コラム 社会的養護に関する年表

第4章 社会的養護に関する法制度と自立支援施策
 1.社会的養護に関する法制度
 2.社会的養護を担う里親と施設等
 3.社会的養護の隣接領域
 4.社会的養護の実施体制の動向

 コラム 社会的養護におけるスモールステップシステムの構築――相談・支援から補完・保護まで

第5章 養育・自立支援の基本的なあり方
 1.養育・自立支援の基本
 2.施設種別ごとの養育・自立支援

 コラム 統計からみた社会的養護のあゆみ

第6章 養育・自立支援のための方法
 1.専門職と養育者
 2.基本的な社会的養護援助技術
 3.養育・支援の展開

 資料
  1.社会的養護施設運営指針,里親及びファミリーホーム養育指針にみる社会的養護の将来像について
  2.社会的養護の課題と将来像への取組─平成24年6月─
  3.社会的養護の現状について(参考資料)─平成24年6月─〈一部抜粋〉

 索引
ペアレント・ネイション
3000万語の格差

3000万語の格差(電子書籍)

世界の保育の質評価
 

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