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地域・施設で死を看取るとき
本体2,300円+税
ISBN 9784750336756
判型・ページ数 4-6・320ページ
出版年月日 2012/09/30

地域・施設で死を看取るとき

いのちと死に向き合う支援

看取りは医療の専売特許ではなく、福祉の現場に携わる支援者たちも視野に入れて考えなければならないテーマとなってきた。福祉のさまざまな現場で看取りを考えてきた支援者たちの実践報告とともに、看取りをめぐる福祉の状況を概観し、支援者がもつべき視点を提示する。

 プロローグ 死から学ぶ


実践1 地域での看取り
 地域生活を貫いた一人暮らし高齢者の死(長島明子:元・保健所医療ソーシャルワーカー)
 認知症の人の看取りを考える(田邊薫:元・認知症高齢者グループホーム職員)

  視点1 人は死をどこで迎えているのか
   死亡場所と三大死因
   医療体制は十分か
   生活のすべてに対応できない介護保険制度
   地域生活の継続を阻む環境
   地域生活が困難となるとき
   死を否定する社会の中で


実践2 障害のある人の看取り
 難病患者の自宅での死(西田ちゆき)
 祥太といた時間(中畝治子)

  視点2 看取るのはだれか
   障害のある人の現状と支援
   高齢者世帯と介護
   障害者と家族介護
   死へのプロセスの中での家族介護


実践3 施設での看取り
 特別養護老人ホームにおける看取りの現状と障壁(吉川公明:特別養護老人ホーム桜ヶ丘延寿ホーム)
 何気なく発信されていた最後の願い(野口恵子/太田奈美:荏田介護老人保健施設 あすなろ)
 知的障害者施設での看取り(井出意作:社会福祉法人小諸学舎)

  視点3 施設で迎える死
   介護保険施設が終の住処に
   障害のある人と終の住処
   QOLとDOQ
   終末期医療に関する意識調査
   終末期の入所施設の役割


実践4 物語としての看取り
 加藤さんの物語(倉西隆男:取材・文)
 富田さんの物語(倉西隆男:取材・文)

  視点4 生きる意味から死を考える
   個別の物語と共同の物語
   個人の物語と社会の物語
   障害のある人の物語
   生きることと物語
   生きる意味
   人間とスピリチュアリティ


実践5 支援者にとっての看取り
 死を前にしたQOLの充足(鈴木貴文:社会福祉法人三徳会 品川区立荏原特別養護老人ホーム)
 生と死をみつめる懇談会の意義(内野滋雄:社会福祉法人三徳会)
 支援者に遺されるさまざまな感情――「ケアする人のケア」の視点から(森口弘美:財団法人たんぽぽの家)
 手作りの葬儀と職員の成長(児島康夫:特別養護老人ホーム 川越キングス・ガーデン)

  視点5 終末期に支援者は何ができるのか
   死に向かう過程の中で
   死が間近に迫ったときに
   支援者の葛藤と成長


 Q&A いのちと死に向き合う支援

 エピローグ 現状打開のための3つの提案

 おわりに

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