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ニートがひらく幸福社会ニッポン
本体1,800円+税
ISBN 9784750336527
判型・ページ数 4-6・232ページ
出版年月日 2012/08/31

ニートがひらく幸福社会ニッポン

「進化系人類」が働き方・生き方を変える

千葉県を本拠とするひきこもり・ニート支援NPO「ニュースタート」の代表、二神能基による最新刊。ニートのもつ力をポジティブに活かすことを提言、今後の少子高齢化・経済縮小時代における「幸せ」「社会の在り方」を根底から問い直す挑発的な書。

序章 2012年の『希望のニート』

第一章 ニートを愛する女性たち
 ニートの婚姻届
 ニートの魅力に気づいた女性たち
 経済力より人間性を重視する女性が創る21世紀型カップル
 ヒモで生きる覚悟を固めた38歳の彼の「男らしさ」
 やる気のない30歳の彼を理学療法士にした彼女の戦略
 「ニートだけど、彼は自分らしさを持っている」
 仕事も、結婚も、子育てもしたい女性たち
 21世紀型価値観と30代女性たち
 「30%の結婚でいい」
 「ビルを建てるよりも、ツガイ(番い)を作るほうが大切である」

第二章 若者たちが求める「ふつうの幸せ」
 ビンボーをゲーム感覚で楽しむ世代
 ニート問題が21世紀の哲学問題である理由
 「勝ち負けから降りる生き方」への共感
 「負けるが勝ち」という生き方
 ニートがリハビリ現場の責任者になる時代
 仕事がつまらなくなった時代
 ポンコツ仲間とのまったりした、ふつうの幸せ
 震災ボランティアで体感した「役立ち」
 イタリア型幸福観
 ニートは21世紀型進化系人類

第三章 ねじれ合う親子の価値観
 成り立たない会話
 20世紀型成功を求め続ける親
 経済成長世代の傲慢さは変わらない
 親の存在そのものが子供を抑圧している
 強迫観念としての「いい子」の危うさ
 問題は、親のコミュニケーション能力
 「親子だからわかり合える」という幻想
 母親に呑み込まれてしまいそうな恐怖心
 二つの価値観で股裂き状態になるニートたち
 34歳でひきこもる息子に「正社員」を切望するパート勤めの母親
 子供の意志を尊重する、物わかりのいい親
 「子供の自主性尊重」の落とし穴
 「NO」の中の「YES」をこそ聞き分ける対話力
 教師の母親を丸刈りにした32歳の息子からのラブレター
 親子問題がこじれると、権力争いから復讐へエスカレートする
 親子の会話が成立しない構造
 違う価値観を認め合う親子関係
 「家族の絆」報道に逃げ腰な若者たち
 若者の希望は「国家破綻」

第四章 20世紀の父親の最後の出番
 「日本では、仕事がそんなに偉いのか!」
 家庭では母親が正社員で、父親はパートタイマー
 21世紀の父原病?
 「隣の車が小さく見えます」世代の寂寞たる日常
 生涯現役世代の自覚なき貧しさ
 「仕事になるから嫌です」が迫る意識改革
 若者たちがニートになることで表現しようとしていること
 娘が選ぶ結婚相手で、彼女の父親観がわかる
 24歳の息子に恫喝されてニヤつく東大卒の父親
 父親を二人目の母親にしてはいけない
 父親は勇気を持って子供の背中を押してほしい
 「5年以内に孫の顔を見せて」作戦

第五章 就労支援から人生支援へ
 「就労が目標」の結果は、「ワーキングプア」を作っただけ?
 ひきこもり70万人と、厚労省の非科学的な新ガイドライン
 ニートの大半は病気ではない
 若者を薬漬けにしてしまう精神科医たち
 コミュニケ―ション力がないのは、むしろ親たちのほうだ
 ワーキングプアからの出発
 「仲間・働き・役立ち」の三本柱で楽しく生きる
 これからの就労支援は人生支援
 ニートの若者には結婚力を!
 結婚の民営化
 NS代表からのリタイア
 ハッピーボランティア
 「子供はいつの時代も最先端」
 「仲間・働き・役立ち」が、21世紀日本のキーワードになる日
 経済縮小時代のハッピーシュリンク(幸福な縮小)

トーク・セッション
 ひきこもり70万人を社会へ
 下流の息子を愛せますか?

 あとがき

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