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原爆・原発
本体2,800円+税
ISBN 9784750336473
判型・ページ数 4-6・308ページ
出版年月日 2012/08/06

原爆・原発

核絶対否定の理論と運動

兵器としての原爆はよくないが、平和利用としての原発ならいいのか。核兵器と原発のちがいは、巨大で急激な破壊による人類の滅亡か、放射能による緩慢な生物世界の破壊かのちがいでしかない。あらゆる核は人類とは共存できないという視点に貫かれた名著の復刊。

第一章 原水爆禁止運動の発生と展開
 1 “死の灰”事件と初期の原水禁運動
 2 民主主義運動と原水禁運動
 3 原水禁運動の分裂
 4 不発に終わった七〇年安保と高度成長
 5 反公害と環境保護運動の発展
 6 原水禁運動の内面転換
 7 時代逆行の原水禁“統一劇”

第二章 核兵器の矛盾の深化と民衆運動
 1 原水爆実験をめぐる論争
 2 スプートニク完成とその衝撃
 3 キューバ危機と核をめぐる政治
 4 ABМ論争の提起したもの

第三章 混迷する原子力発電
 1 原子力発電と放射能公害
 2 “たそがれ時代”に入った原発
 3 原子力行政への国民的不信の高まり――「昭和五一年度原子力白書」批判
 4 原子力推進政策の破綻とその背景
 5 プルトニウムと「超高度管理社会」――原子力の提起する新たな危機

第四章 人類を蝕む核被害の構造
 1 原爆被爆者問題の今目的意味
 2 見はなされてきた水爆実験の被害者――ビキニ水爆実験によるマーシャル群島の被曝調査報告
 補遺 その後のマーシャルの被曝者たち
 3 人類を蝕む核被害の構造

 あとがき
 解説(安藤紀典・井上啓)
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