ホーム > 図表でみる世界の保健医療OECDインディケータ(2011年版)

図表でみる世界の保健医療OECDインディケータ(2011年版)

 『図表でみる世界の保健医療OECDインディケータ(Health at a Glance: OECD Indicators)』は、OECD加盟各国の保健医療がどのように提供されているか、そしてその結果国民の健康状態がどのようであるかについて、さまざまな側面からみた国際比較可能な最新のデータを掲載しています。2011年版である本書には、新たに加盟した4か国(チリ、エストニア、イスラエル、スロベニア)を含むOECD加盟全34か国のデータに加え、可能な場合にはブラジル、中国、インド、インドネシア、ロシア、南アフリカといった非加盟新興国のデータを初めて収録しました。
 データは「健康状態」「健康の非医学的決定要因」「保健医療労働力」「保健医療活動」「医療の質」「医療へのアクセス」「保健医療支出と財政負担」などの章に分け、豊富な指標を用いて説明しています。この2011年版ではさらに、OECD創設50周年を記念して過去50年間のOECD加盟国の保健医療の進捗についての特集章を掲載し、また介護に関する新しい章を追加しています。
 指標はその1つひとつについて、国際比較や年次推移を示した「図」、データからわかる主な結果を解説した「分析概要」、そして指標の定義と国際比較する際の注意を示した「定義と比較可能性」を読みやすい見開き2ページで示しています。また、付録には、各国の保健医療制度の背景である人口や経済、保健医療制度の特徴、保健医療支出と財政負担に関する追加情報などを掲載しました。

   OECD保健医療部

-----------

 本書はOECDが2001年から2年ごとに出版している『Health at a Glance: OECD Indicators』の2011年版を、翻訳権を得て和訳したものです。原著は版を重ねるたびに内容が充実し、引用しているデータベースである『OECD Health Data』とともに保健医療についてのOECD加盟国間の国際比較のために必須の資料となっています。本書は初めてすべてを原著と同じカラー印刷としました。
 政治や行政に関わる方、医学、薬学、看護学、理学療法学、栄養学などの保健医療関係学、経済学、公共政策学、社会福祉学、保育学、国際関係学などを研究したり学んだりしている方、また医師、看護師など種々の関係国家資格取得をめざしている方に是非ご利用いただきたいと思います。

   訳者 鐘ヶ江葉子

-----------

【関連Webサイト】

OECD保健医療部(英語サイト)
OECD東京センター

 OECD創設50周年にあたって
  平均寿命の著しい延び
  OECD加盟国の健康に対する危険要因の性質の変化
  保健医療支出の着実な増大
  将来を見据えて

序章
 政策及び経済状況
 本書の構成
 指標の説明
 データの限界
 人口数値
 頭字語・略語

第1章 健康状態
  指標1.1 平均寿命
  指標1.2 早世率
  指標1.3 心疾患と脳卒中による死亡
  指標1.4 がんによる死亡
  指標1.5 陸上交通事故による死亡
  指標1.6 自殺
  指標1.7 乳児死亡
  指標1.8 乳児の健康:低出生体重
  指標1.9 自覚的健康状態
  指標1.10 糖尿病の有病割合と罹患率
  指標1.11 がん罹患率
  指標1.12 エイズ発症率とHIV有病割合

第2章 健康の非医学的決定要因
  指標2.1 成人のたばこ消費
  指標2.2 成人のアルコール消費
  指標2.3 成人の過体重と肥満
  指標2.4 子どもの過体重と肥満

第3章 保健医療労働力
  指標3.1 保健医療・社会福祉部門の就業者
  指標3.2 医師
  指標3.3 新卒医師
  指標3.4 医師の報酬(一般医と専門医)
  指標3.5 婦人科医・産科医と助産師
  指標3.6 精神科医
  指標3.7 看護師
  指標3.8 新卒看護師
  指標3.9 看護師の報酬

第4章 保健医療活動
  指標4.1 医師受診
  指標4.2 医療技術
  指標4.3 病床
  指標4.4 退院患者
  指標4.5 平均在院日数
  指標4.6 心臓血管手術(冠動脈血管形成術)
  指標4.7 股関節及び膝関節置換術
  指標4.8 腎不全の治療(透析と腎移植)
  指標4.9 帝王切開
  指標4.10 白内障手術
  指標4.11 医薬品消費

第5章 医療の質
 ○慢性疾患医療
  指標5.1 回避可能な入院:呼吸器疾患
  指標5.2 回避可能な入院:未管理の糖尿病
 ○慢性疾患の急性期医療
  指標5.3 急性心筋梗塞:院内致命率
  指標5.4 脳卒中:院内致命率
 ○患者の安全
  指標5.5 産科外傷
  指標5.6 治療上または術後の合併症
  精神疾患医療
  指標5.7 精神疾患の予定外再入院
 ○がん医療
  指標5.8 子宮頚がんの検診受診率、生存率、死亡率
  指標5.9 乳がんの検診受診率、生存率、死亡率
  指標5.10 結腸直腸がんの生存率、死亡率
 ○感染症医療
  指標5.11 小児予防接種事業
  指標5.12 高齢者インフルエンザ予防接種

第6章 医療へのアクセス
  指標6.1 未充足医療ニーズ
  指標6.2 医療の保険対象範囲
  指標6.3 自己負担保健医療支出の負荷
  指標6.4 医師の地理的分布
  指標6.5 医師受診の不平等
  指標6.6 歯科医師受診の不平等
  指標6.7 がん検診の不平等
  指標6.8 待ち時間

第7章 保健医療支出と財政負担
  指標7.1 1人当たり保健医療支出
  指標7.2 国内総生産(GDP)に対する保健医療支出
  指標7.3 機能別保健医療支出
  指標7.4 医薬品支出
  指標7.5 保健医療の財政負担
  指標7.6 保健医療サービスの国際取引(医療旅行)

第8章 介護
  指標8.1 65歳時の平均余命と健康余命
  指標8.2 65歳時の自己報告健康度と障害
  指標8.3 認知症の有病割合と経済的負荷
  指標8.4 被介護者
  指標8.5 非公式介護者
  指標8.6 介護労働者
  指標8.7 施設と病院の介護ベッド
  指標8.8 介護支出

参考文献
 付録A 人口学的・経済的背景、保健医療制度の特徴、保健医療支出と財政負担に関する追加情報
  表A.1 総人口、年央、1000人単位、1960-2009年
  表A.2 65歳以上人口の割合、1960-2009年
  表A.3 1人当たりGDP、2009年及び1970-2009年の年平均成長率
  表A.4 基本主保険の特定医療機能の対象範囲及び補償される典型的な費用の割合、2008-09年
  表A.5 OECD加盟国の医師への主な支払い方法
  表A.6 1人当たり総保健医療支出、2009年及び2000-09年の年平均増加率
  表A.7 1人当たり公的保健医療支出、2009年及び2000-09年の年平均増加率
  表A.8 総保健医療支出の対GDP比、1980-2009年
 付録B OECD非加盟国についてのデータ源

同じ著者(訳者)の本

このページのトップへ

同じジャンルの本

このページのトップへ