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世界の貧困と社会保障
本体1,800円+税
ISBN 9784750336374
判型・ページ数 4-6・224ページ
出版年月日 2012/07/25

世界の貧困と社会保障

日本の福祉政策が学ぶべきもの

最大の人権問題といえる貧困問題の解決に向け、大阪弁護士会が実施してきた連続講座を基にしたシリーズ・第3巻。本巻では、ヨーロッパ、アメリカ、アジア各国の貧困問題に対する政策や福祉制度を紹介し、今後日本が学ぶべき点は何かについて考えていく。

 はじめに

第1章 福祉の先進地・北欧に学ぶ
 ○スウェーデンの社会保障と政治(渡辺博明)
  はじめに
  1 スウェーデンという国
  2 スウェーデンの社会保障
  3 スウェーデン福祉国家の歩み
  4「高福祉・高負担」型を可能にした政治
  まとめ
 ○フィンランドの地方分権制度と市民の権利(山田眞知子)
  はじめに
  1 フィンランドの地方制度
  2 政治主体としての地方自治体
  3 サービスの供給主体としての自治体
  4 市民の権利について
  5 フィンランドの課題

第2章 アメリカの公的扶助と福祉事務所――有期保護と制裁措置の意味(木下武徳)
 はじめに
 1 日本の生活保護改革の議論
 2 アメリカの一九九六年公的扶助改革
 3 ウィスコンシン州福祉事務所改革
 4 制裁措置の問題点
 5 アメリカの公的扶助改革からの教訓

第3章 イギリスの「福祉改革」に学ぶ生活保障と就労支援(丸谷浩介)
 はじめに
 1 生活保護の改革論
 2 イギリスの貧困と格差
 3 イギリスの就労支援と生活保障
 4 政権交代と「六〇年ぶりの大改革」
 5 日本の就労支援と生活保障

第4章 ドイツの最低生活保障
 ○最低生活保障の日独比較(布川日佐史)
  1 二つの課題
  2 ドイツの最低生活保障制度改革
  3 「隠れた貧困「貧困の緩和」「フレキシキュリティー」
  4 ドイツの貧困の状況
  5 日常生活支援・就労支援サービス
  6 日本の現状と生活保護改革
  7 貧困からの脱却支援
 ○子どもの社会的・文化的最低生活保障――ドイツ連邦憲法裁判所違憲判決が与える影響(ヨハネス・ミュンダー)
  1 立法者の三つの義務
  2 連邦憲法裁判所の判断

第5章 フランスの就労連帯所得とは何か――貧困な稼働層への最低所得保障と就労支援に向けての二〇〇九年改革(福原宏幸)
 はじめに
 1 フランスの経済的・社会的困難者支援の制度的枠組み
 2 参入最低所得(RMI)
 3 二〇〇九年就業連帯所得(RSA)
 4 就労参入支援サービス
 むすび

第6章 韓国における非正規労働者をめぐる状況と「非正規職保護法」(脇田滋)
 はじめに
 1 九〇年代末の韓国の労働事情
 2 非正規労働者の実態
 3 非正規職保護法
 4 非正規職保護法のもたらしたもの
 5 遅れている日本の現状
 6 非正規労働者保護の立法的課題


 あとがき

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