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子どもたちのいのちと未来のために学ぼう 放射能の危険と人権
本体800円+税
ISBN 9784750336268
判型・ページ数 A5・96ページ
出版年月日 2012/07/25

子どもたちのいのちと未来のために学ぼう 放射能の危険と人権

放射能汚染下で暮さざるをえない子どもたちに、教師や親たちは被ばくや原子力、差別の問題などをどう教えていけばよいのか。これからの放射能教育を構築するための福島からの提言。

 

【著者紹介】

國分 俊樹(こくぶん・としき)
1962年福島県生まれ。1985年より福島県小学校教諭。福島県教職員組合書記次長、福島県平和フォーラム事務局次長。

振津 かつみ(ふりつ・かつみ)
1959年兵庫県生まれ。内科医。医学博士。兵庫医科大学遺伝学講座非常勤講師。1991年「チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西」結成、救援活動に取り組む。2004年「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)運営委員。2012年、核のない未来賞受賞。

久保 良夫(くぼ・よしお)
1950年大阪府生まれ。1972年より大阪市小学校教員、2010年3月退職。1981年「日高原発に反対する大阪の会」結成。1991年「若狭連帯行動ネットワーク」を結成、反原発運動全般に取り組む。

尾崎 一彦(おざき・かずひこ)
1941年香川県生まれ。理学博士、専門は物理学。大阪工業大学名誉教授。「科学技術問題研究会」代表。

稲岡 宏蔵(いなおか・こうぞう)
1941年長崎県生まれ。理学博士、専門は物理学。1980年「反原発科学者連合」結成、反原発や被曝基準緩和反対運動に参加。「科学技術問題研究会」会員。

 はじめに――未来を生きる子どもたちに対する私たちの責任

第1章 「フクシマ」の「事実」を「事実」として、どう「学び」に活かせるか
 1.「フクシマ」の現状
 2.「生きるための学び」を考える
 3.「生きるための学び」をどう展開していくか
 4.「生きるための学び」と人権教育
 5.全国のみなさんへ――むすびにかえて

第2章 チェルノブイリ事故26年の経験――子どもたちの環境、健康と生活
 1.「チェルノブイリ事故の教訓」を学ばず招いたフクシマ事故
 2.30km圏外の高汚染地から事故後5年経って移住
 3.「放射線管理区域」レベルの汚染地で暮らす600万人
 4.ベラルーシの食品放射能汚染と住民の体内汚染
 5.ベラルーシの汚染地で放射能と向き合う子どもたちの生活
 6.「チェルノブイリ後の世界」を生きる子どもたちの「学び」
 7.子どもたちの健康と命を守るための努力
 8.過小評価されてきたチェルノブイリの健康被害
 9.ヒロシマ・ナガサキ、チェルノブイリ、フクシマを結んで

第3章 文科省の『放射線副読本』では、子どもたちの健康も未来も守れない
 1.「低い放射線量は大丈夫」という教育の大問題
 2.放射線は、人の健康に悪影響をもたらす
 3.フクシマの汚染と被ばくの実状を正しく伝えよう
 4.「100ミリシーベルトなら安全」というウソ
 5.国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告では正しく伝えられない
 6.フクシマ事故にふれないのはどうしてか?
 7.住民は知らないうちに被ばくさせられた
 8.放射能の恐怖から免れるため脱原発を
 9.再生可能エネルギー中心の持続可能な社会へ

第4章 『放射線副読本』にだまされないための基礎知識
 1.放射線と光の違い
 2.自然放射線と人工放射線
 3.半減期
 4.透過力(性)
 5.放射能の単位
 6.放射線量の単位
 7.放射線の利用

 おわりに――子どもたちの未来のために学ぼう

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