本体2,800円+税
ISBN | 9784750336299 |
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判型・ページ数 | 4-6・296ページ |
出版年月日 | 2012/07/20 |
フォーマット | 価格 |
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単行本 | 2,800円+税 |
電子書籍 | 2,240円+税 |
吉本隆明『共同幻想論』を解体する (単行本)
穴倉の中の欲望
和田 司 著
オウム真理教教祖麻原彰晃を擁護し、社会を驚かせた吉本隆明。戦後日本に大きな影響を与えたこの人物の「思想」とはいったい何であったのか。『共同幻想論』の誤謬を突き、そこに潜む「妄想」を暴く。「希有思想家」とも評される吉本の虚像を剥ぐ画期的な論考。
第一章 オウムの叫びの中で
一 ある不快な発言
二 妄想と言語
三 世界崩壊の記憶
四 造悪について
第二章 母系と《対幻想》
一 《対幻想》夢譚
二 インセスト・タブー
三 母系幻想
第三章 暴走するデマゴギー
一 サンカ伝説
二 錯誤は跳梁する
第四章 呪文としての言語
一 擬装と退行
二 呪文語の世界
第五章 エディプスの《父》
一 《性》としての人間
二 抑圧されたものの再帰
第六章 穴倉の中の欲望――《父》のいない世界
一 母の形式
二 封印された欲望
あとがき
一 ある不快な発言
二 妄想と言語
三 世界崩壊の記憶
四 造悪について
第二章 母系と《対幻想》
一 《対幻想》夢譚
二 インセスト・タブー
三 母系幻想
第三章 暴走するデマゴギー
一 サンカ伝説
二 錯誤は跳梁する
第四章 呪文としての言語
一 擬装と退行
二 呪文語の世界
第五章 エディプスの《父》
一 《性》としての人間
二 抑圧されたものの再帰
第六章 穴倉の中の欲望――《父》のいない世界
一 母の形式
二 封印された欲望
あとがき