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幻影からの脱出
本体1,600円+税
ISBN 9784750336404
判型・ページ数 4-6・308ページ
出版年月日 2012/07/20

幻影からの脱出

原発危機と東大話法を越えて

原発危機により露呈した日本社会の本質的問題。それを覆い隠そうと体制側は必死に隠蔽工作を続けている。なぜ日本社会は問題を認識できないのか。サイバネティックス、論語、暗黙知など複雑系視点と歴史的視点からの分析をもとに、根源的問題に迫る圧倒的論考。

 はじめに

第一章 東大話法の本質
 虐殺の言語
 東大話法とは
 選択の自由
 「語りえぬもの」と「暗黙知」
 「完璧」な解答
 「箱」システム
 「芋づる式」の思考
 東大話法の下手な原発関係者
 大橋教授の開き直り
 措定された「文脈」
 「討論」と「言い争い」
 ヤラセの原理
 民主主義の形骸化
 フィードバックのために「名を正す」
 論語とサイバネティックス
 サイバネティックな民主主義
 大橋教授の誤謬
 歪められた「名」

第二章 『原子力安全の論理』の自壊
 放射線防護の基本的な考え方
 組合せ爆発
 DBEとPSAという魔法の杖
 経験に学ぶフィードバック
 人的因子
 名を歪める
 正直者を使いに出す

第三章 田中角栄主義と原子力
 田中派の成立と五五年体制の終焉
 七二年体制の政治構造
 体制派と非体制派との区別
 「我田引鉄」政策
 宮本太郎教授の概観
 親中政策
 田中主義
 小泉主義
 小沢一郎の政策と反小沢
 日本政治全体の見取り図
 原子力発電所の意味
 田中角栄と原子力
 田中主義の終焉
 小泉主義の終焉とアメリカの南米化

第四章 なぜ世界は発狂したのか
 ヴェルサイユ条約
 ヒトラーの出現
 「見せかけ」によらないマネジメント
 総力戦の時代
 靖国精神
 怨霊の思想
 テロ・ゲリラ戦争の時代
 原発と原爆
 妄想から現実へ

終章 結論――脱出口を求めて
 子どもに聞くこと
 放射性物質からの離脱
 なでしこジャパンの非暴力の戦い
 四川地震の日本の救助隊
 PRBC構想
 フクシマの「風評被害」
 日本ブランドをいかに回復させるか

 おわりに
 附論――放射能の何が嫌なのか
 文献

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