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カンボジアを知るための62章【第2版】
本体2,000円+税
ISBN 9784750335858
判型・ページ数 4-6・428ページ
出版年月日 2012/05/10

カンボジアを知るための62章【第2版】

「アンコール遺跡」「貧困」「戦争」といった、固定したイメージで語られることの多かったカンボジア。だが、近年の経済発展は目覚ましい。変化するカンボジアの現在を活写するために三人の執筆者を新たに迎え、社会や経済関係の記述を刷新した。

 

 〈執筆者一覧〉

天川直子(あまかわ・なおこ)日本貿易振興機構アジア経済研究所元研究員。
井手直子(いで・なおこ)国際協力機構専門家。
上田広美(うえだ・ひろみ)東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。
岡崎淑子(おかざき・よしこ)聖心女子大学学長。
岡田知子(おかだ・ともこ)東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。
加藤重雄(かとう・しげお)国際協力機構専門家。
高橋美和(たかはし・みわ)愛国学園大学人間文化学部教授。
道法清隆(どうほう・きよたか)日本貿易振興機構プノンペン事務所長。
初鹿野直美(はつかの・なおみ)日本貿易振興機構アジア経済研究所研究員。
福富友子(ふくとみ・ともこ)東京外国語大学非常勤講師。ティー・チアン一座(大型影絵芝居)座員。
丸井雅子(まるい・まさこ)上智大学外国語学部アジア文化研究室准教授。
峯村里香(みねむら・りか)特定非営利活動法人幼い難民を考える会(CYR)事務局長。

 はじめに

I ことばを読む

第1章 カンボジア? カンプチア? クメール?――カンボジア語が話されている地域
第2章 奥が深い文法――ことばのしくみ
第3章 カタカナ表記が難しいわけ――音と文字
 【コラム1】少数民族のことば
第4章 日本でよみがえった国語辞典――語彙と辞書
 【コラム2】僧王チュオン・ナートと正書法
第5章 お付き合いの秘訣――名前と呼び方
第6章 小さくともダイヤモンドの輝き――ことわざとなぞなぞ
第7章 ウサギの裁判官――人間社会を描く民話の数々
 【コラム3】おすすめ民話
第8章 天界の喜びから農民の苦しみまで――古典文学と伝統詩
 【コラム4】おすすめ古典文学
第9章 小説の誕生と復興――現代文学を取り巻く情勢
 【コラム5】おすすめ現代文学

II 暮らしを知る

第10章 季節のリズム――自然環境
第11章 復活した信仰――内戦後の仏教の復興
 【コラム6】寺院住まいの女性修行者、ドーンチー
第12章 多様な民族・多様な文化――民族と宗教
 【コラム7】漁業を営むイスラム教徒
第13章 厄除けと占い――日常に残る民間信仰
第14章 暦を彩る祭り――休日と年中行事
第15章 家族のつながり方――婚姻と世帯
第16章 人生における二大儀礼――婚礼と葬儀
第17章 新しい命の誕生――出産を支える伝統文化
第18章 厳しい環境で育つ子どもたち――求められる保健と教育
 【コラム8】ココナツおじさんになりたい
第19章 布のマジック――衣服の変遷
第20章 自然をおいしく食べる――食生活の基本
 【コラム9】食のことば
第21章 土地に合わせて住む――住居と暮らし
 【コラム10】市民の乗りもの
 【コラム11】成長する都市

III 歴史をたどる

第22章 カンボジアのはじまり――先史期からアンコール王朝の展開
第23章 祇園精舎への巡礼――アンコールのたどった歴史
 【コラム12】西バライ遺跡にまつわる伝承
第24章 歴代の王の記録 王の年代記――ポスト・アンコール期
第25章 王宮に凧を落としたら――伝統法に見る法原理
第26章 インドシナの枠組みの中で――フランス植民地期
 【コラム13】象徴としての国王
第27章 平和の島、東洋のパリ――独立から内戦へ
第28章 革命の理想と現実――内戦から和平へ
 【コラム14】オンカーに捧げる文学
 【コラム15】国歌と国旗の変遷

IV 社会を考える

第29章 紛争の終わりに向かって――体制転換と政党の創出
第30章 政治の安定を目指して――総選挙と憲法改正
第31章 誰をどう裁くのか――ポル・ポト政権崩壊後から四半世紀
 【コラム16】クメール・ルージュ裁判の進捗
第32章 国際社会の信頼を得るために――東南アジア諸国連合(アセアン)・隣国との関係
 【コラム17】国境地帯の遺跡
第33章 経済発展の影で――深刻な社会問題
 【コラム18】海外への出稼ぎ
第34章 住民が築く復興の礎――住民参加の地方行政
第35章 土地を奪われる苦しみ――新法がもたらした係争
第36章 友好の架け橋となった人々――カンボジアとかかわった日本人
 【コラム19】カンボジア人から見た日本
第37章 14年ぶりの故郷――難民流出から本国帰還まで
第38章 アイデンティティーの模索――海外で暮らすカンボジア人たち
 【コラム20】アメリカ最大のカンボジア系コミュニティー
第39章 本は贅沢品――読書の環境と出版事情
第40章 学校へ行こう――就学率と教育制度
 【コラム21】最高学府 王立プノンペン大学

V 芸術を楽しむ

第41章 世界遺産と共存する重荷――遺跡保護と地域住民
第42章 歴史に翻弄された美術品――世界に散ったアンコールの至宝
 【コラム22】国立博物館
第43章 工夫をこらした楽の器――伝統楽器のつくり
第44章 社会を映し、社会に語る伝統歌謡――歌謡の維持と発展
第45章 みんなのうた――ポピュラー・ミュージックと人気歌手
第46章 踊りにこめた祈りと喜び――古典舞踊と民俗舞踊
 【コラム23】ソンペア・クルーの儀式
第47章 神に捧げる芝居――伝統芸能・大衆芸能
 【コラム24】生活のすべては芸能
第48章 カンボジアの微笑み――現代演劇の試み
第49章 人気はホラーと感動もの――映画は人々が大好きな娯楽
第50章 遺跡と冒険の国――カンボジアを舞台にした映像
 【コラム25】日本のマンガに見るカンボジア

VI 明日へつなぐ

第51章 グローバル化への道――急速に発展する経済
 【コラム26】注目される金融・証券セクター
第52章 貧困の削減へ――貧困の特徴
第53章 米をつくる――農地の大部分が水田
第54章 メコン川の恵み――漁業を支える河川と湖
 【コラム27】魚の利用法あれこれ
第55章 原産国 カンボジア――縫製・製靴企業の進出
第56章 世界に誇るシルク――受け継がれてきた織物文化
第57章 遺跡が直面する変化――観光によって変わる環境
 【コラム28】お土産さまざま
第58章 難しい税――納税者にも課税庁にも
第59章 次の発展段階に向けて――援助と自立
第60章 進む日本企業の投資――投資を決めた理由
 【コラム29】カンボジアでの生活環境
第61章 難民キャンプからカンボジア国内へ――日本のNGOの活躍
 【コラム30】国際協力NGOに参加するには
 【コラム31】東日本大震災
第62章 読むことが一番たいせつ――カンボジア研究の始め方

 参考文献

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